夢と成功との関係

Facebookも時々重宝します。私の心の動きと、Facebookで送られてきた情報とが、マッチした時には、知的刺激を受けます。

友人から、吉田松陰の言葉を送られてきました。

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

過去を振り返って、自分の夢の推移を考えています。実現できた夢と実現できなった夢と、その頃の自分の覚悟の程度を。

私は肯定文で、この言葉を書き換えました。

夢ある者に理想あり、
理想ある者に計画あり、
計画ある者に実行あり、
実行ある者に成功あり。
故に、夢ある者に成功あり。

こちらの方が、すっきり心に入ってきます。
如何でしょうか？

　

＜医師に殺されない47の心得＞を読んで

＜医師に殺されない47の心得＞というセンセーショナルな題名の本を書いたのは、近藤誠氏です。

怪しげな題名ですが、本人は慶応大学医学部放射線科講師で、がん放射線治療の専門家です。

彼の言いたいことは、＜病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい＞ということです。具体的には、生活習慣病は投薬を受けたほど死亡率が高い。また、がんほど誤診の多い病気はなく、がんの9割は治療をするほど命を縮めるので、放置が一番。

近藤氏の主張が正しいのか誤っているのか、私は判断できません。しかし、勇気ある主張であるのは間違いありません。是非、他の医師からの批判を聞いてみたいものです。

長生きするための心得が後半に掲載されています。この内容は、通説であり、納得できる内容です。この点は、是非実施していきたいと思っています。

　

結婚・離婚・再婚

週刊誌の新潮や文春は、ゴシップや暴露話や裏話をセンセーショナルな記事にして掲載しています。いわゆる三面記事をまとめた雑誌です。ぎりぎりの品格のなさが、持ち味です。先週の新潮の中、ある記事の見出しを読んで、私は思わず苦笑しました。

＜人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する＞

ある劇作家の言葉として、引用されていました。

皮肉を交えた表現に、人生を達観した厳しさを感じます。

　

人間の脳に定年はない

今週の日経ビジネス誌に、おもしろいコラムがありました。脳医学の専門家の加藤俊徳氏のコメントが、ふるっています。

・人間の脳は臓器の中で最も寿命が長い器官。年を取って物忘れなどがひどくなるのは海馬など一部分が衰えるからで、脳全体に同一の定年があるわけではない。特に長年仕事で鍛えた『脳番地』は60歳程度で衰退することなく、得意な仕事なら十分成果を上げられる。

・脳は挑戦して達成感を味わうことで強い喜びを感じる。

・カネやポストも大事だが、意欲はそれだけでは決まらない。

・脳の部位には成長する旬がある。30代は記憶力・知識力と相関が高い超側頭野が、40代は分析力や理解力を司る超頭頂野が、50代は実行力・判断力を担う超前頭野が旬の時期を迎える。

得意な仕事を長く続け、目標を掲げて達成のために日々努力し、達成することで、脳の定年を延ばせる訳ですね。早速、加藤俊徳氏著作の＜100歳まで成長する脳の鍛え方＞を注文しました。