城山三郎氏 エリートへの警鐘

城山三郎氏の晩年の作品を集めた＜嬉しうて、そして・・・＞の中の＜エリートたちはなぜ堕落したのか＞より引用します。

昭和初期の宰相浜口雄幸は、狙撃された傷が治らず、野党に約束した国会への登壇など到底できぬ絶対安静の病状のとき、
＜国会に出ると約束した以上は出る。総理たる者が約束を守らなければ、国民は何を信じて生きていけばよいか＞
と言い、医者をふりきり、まさに幽鬼のような姿で国会に立った。

城山氏にとっての理想のエリートとして、浜口雄幸氏を例示しています。城山氏は1989年にこの文章を書いてしました。
エリートは国民より尊敬を受ける存在であってほしいと願っています。

森本貴幸選手のイタリアン矯正治療

少しずつワールドカップムードが盛り上がっています。
いがぐり頭の森本貴幸選手はイタリア・セリエAのカターニアに所属し、南アフリカ大会の日本の代表選手です。

森本選手が大口を開けているのを見てびっくり、矯正装置を付けています。しかも目立つ金属色の装置です。スポーツマンらしく堂々とした矯正治療です。これは、イタリア人矯正医の好みか、本人の好みか？どちらにしろ、大らかなラテン的な発想でしょう。差し詰め日本人の矯正医であれば、白色で目立たない装置を勧めているでしょう。恥じらいの美徳を重視し、世間体を気にする日本人の患者さんは、他人に気がつかれない矯正装置を好みます。

試合観戦では、矯正装置を付けている森本選手を是非注目してください。

スーザン・ボイル 遅咲きのシンデレラ

皆さん、スーザン・ボイルさんをご存知ですか？
世界的に有名な歌手です。歌は上手なのは当たり前ですが、そのデビューのエピソードが劇的です。

イギリスのオーディション番組に出てきた時のことです。手入れをしていない太い眉毛、ぼさぼさの髪、シワのよった顔、だぼだぼのドレス、肥満気味の体型。外見の魅力は全くない47歳の女性でした。それが、歌を始めた瞬間から、聴衆はその歌の素晴らしさと美しさとに酔いしれ、終わるや拍手と絶賛の嵐でした。外見と歌唱力との大きなギャップが、奇妙な驚きを与えました。

この番組に出演しようと思ったのは、91歳で亡くなった母のこの言葉でした。＜夢を諦めないで！＞　我々にも＜何歳になっても、夢を諦めないで、頑張り続けることの大切さ＞を教えてくれます。

iPadの魔力

本日待望のiPadが日本で発売されます。予約もたった3日間で打ち切りになり、残念ながら私も予約さえできませんでした。

当日販売分を期待している大勢の人が行列している様子を、早朝からニュースで報道しています。別の番組では、iPadの使用方法を具体的に、電子書籍が読めること、ゲームができること、楽器が演奏できること、雑誌に掲載されている洋服をコーディネイトしてその場で注文できることなどを、司会者が驚きながら紹介してます。

MacによるiPadの広告を一切見たことはありません。マスコミが狂乱して我先にと無料で報道し、視聴者の購買意欲を高めようとのムードを作り上げています。みんな、まるでMacの操り人形になっています。かくいう私も、iPadの魔力に掛かっているようです。

3歳児健診での感激

3歳児健診に出かけました。
泣く子も少なくて、スムーズな健診でした。

今回の特徴は、第一に虫歯のある方がいて、みんなが複数の虫歯を持っていたことです。３歳の時点ですでに歯科医院に治療に行っているのです。第二に、受け口の方も何人もいました。その中の一人のお母さんは、元々受け口で矯正治療をしていました。矯正を受けた方と話をすると、理解が早く、説明する時間も少なくてすみ、本当に助かります。

矯正治療が身近な存在になりつつあり、普及していっているという実感がわきました。
何と、2世代続いての矯正治療だ！私は少し感激しました。