岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

柳井正氏の<わがドラッカー流経営論>

2013-08-16 12:52:59 | 日々のこと
柳井正氏の著作<わがドラッカー流経営論>を読みました。柳井正氏の経営を成功に導いた、ドラッカー氏の著作から得た経営哲学が披露してあります。

1.『企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。』:顧客の創造とは、企業は自分たちが何を売りたいかよりも、お客様が何を求めているかを一番に優先して考え、付加価値のある商品を提供するべきであるということです。

2.『企業の目的は、それぞれの企業の外にある。』:お店に来てくださるお客様でけがターゲットにモノを売っていても、それ以上の広がりは望めません。本来われわれがターゲットにすべきは、まだお店に足を運んでいただいていないお客様なんです。お客様が潜在的需要として持っているのに、まだ世の中に存在していない形にして、<これなんか、いかがでしょう?>と提示してあげることがビジネスで付加価値を生むという意味なんです。

3.『あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。弱みによってではない。最初に問うべきは、我々の強みは何かである』:弱い部分は切り捨て、自分たちの強い部分を活かした経営をしたほうがよっぽどいい。不思議なことに長所を伸ばしていくと、欠点というのはどんどん消えていくんですよ。

4.『企業は、有用かつ生産的な仕事をしているから、存続を許されているに過ぎない。』:企業は金儲けのためじゃなくて、人間を幸せにするために存在しているということ。金儲けはそれ自体が目的ではなく、会社を存続させていくための手段に過ぎない。また、企業は社会的な責任(CSR)を果たそうとしている。

大量生産できる洋服を売るユニクロと、一人一人必要な処置が違う医療とは、違う部分があります。しかし、良いモノを提供し、信用を得る事は、共通しています。<わがドラッカー流経営論>の神髄は、私にも非常に参考になります。

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125歳まで生きるための長寿食

2013-08-15 17:06:45 | 日々のこと
藤田紘一郎氏の<50歳からは炭水化物をやめなさい>を読みました。本の最後に、<125歳まで元気ではつらつと生きるための藤田式長寿食(50歳以上用)が紹介されています。この本のまとめになっています。理屈を知りたければ、この本に詳しく書いてあります。

1.50歳を過ぎたら、白米や甘い物は食べない
2.色が濃く、香りの強い野菜をたっぷりと
3.食べ過ぎ・飲み過ぎはテロメアを縮める
4.一口30回よく噛んでゆっくりと食べる
5.具たっぷりの味噌汁は長寿パワー
6.生の水が病・ボケ・老いを防ぐ
7.食品添加物にまみれた食品は慎むべし
8.週に2~3回は肉を食べよう
9.でっかいウンチをしよう
10.生きがいを持って、努めてでもおおらかに暮らそう

しっかりと実践しようと思っていますが、なかなか難しいのも現実です。最初の項目にしても、炭水化物を除外して食事をするのは、ご飯、パスタ、うどん、そうーめん、芋類などを食べないことになります。せめて、炭水化物だけでない糖質を減らす減糖質の食事を実践しようと思っています。この糖質には、炭水化物と糖類とアルコールが含まれています。

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楽しく年をとる見本 永六輔氏

2013-08-14 12:30:54 | 日々のこと
子供の頃から永六輔氏のラジオ番組を聴いたり、著作物を読んだり、歌を聴いたりしています。永六輔氏の<男のおばさん>を偶然読んでいる途中で、日曜日に最近の永六輔氏のドキュメンタリーをテレビで見ました。本と画像とから、楽しい年の取り方の見本を見せてもらえ、心が温かくなりました。

ドキュメンタリーでの永六輔氏は、現在80歳にしてパーキンソン病を患い、呂律が回らない様子です。車いすに乗り、孫の助けを借りて移動しています。しかし、彼は無償に明るく、笑いの絶えない話題を提供します。京都内を移動しながら、知的好奇心を発揮し、旅先で質問攻めにします。会話は、非常に早口で、とんちも効いています。

本の中でも、近況を楽しく紹介しています。歩行訓練で、指導者から<上を向いて歩きなさい>と言われるのですが、何ともぎこちない。そこで、永六輔氏は<威張って歩きなさい>と言われ、威張って歩くと堂々として、良い歩き方と褒められるというエピソードもありました。

いつになっても、どんな時でも、ユーモアのセンスを忘れない永六輔氏。明るくて、前向きです。魅力的な年の取り方の見本を見せてもらえました。

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幸せを感じる心の4条件

2013-08-03 14:07:10 | 日々のこと
矯正の雑誌を読んでいると、臨床心理士の布柴靖枝さんの記事を見つけました。今回は、<幸せをつかむための心のもちかたー気づきと自己決定>という題でした。地位や名誉やお金があっても、あるいはなくても、人が主体的に生き、幸せを感じられる心にならないと、人は本当の意味で幸せを実感できないかもしれないと断言。そのあとで、幸せを感じる心の4条件を述べています。

1.<自己決定> 自分が自分の人生を選び取る作業をすることです。自己決定できたことは自己責任が取れますので、それがたとえうまくいかなくても主体的に生きていくことができます。けれども、他人(親を含む)からの押しつけられたことでうまくいかないと人のせいにしたくなります。

2.<自分自身を知り、自己受容ができる人> 失敗は辛く、自分の価値が下がったのではないかという不安な気持ちを生じさせます。しかし、その気持ちを受け止め、あの状況では残念だけども失敗してしまう自分がいるのだと認め、自己受容できると、失敗から新たな学びを得て、案外早く立ち直れるものです。

子供や身近な家族、そして友人は、自分の心を映し出す鏡の役割を担ってくれているのです。映し出された自分の心に気づき、時に認めたくない自分の心を認めることができると、人は大きく成長します。<気づき>は本当に人を変えていく原動力になっていきます。なぜならば、気づけた人は、<変わる選択>と<変わらない選択>ができるからです。自分でそれを選べた人は、どちらを選択しても、全く気づかず漫然と暮らしている人よりも幸せ感は大きく異なります。

3.<自分を表現できる術をもっていること> 話すこと、書くこと、絵を描くこと、なんでもいいので、自分と思えるものを表現できる術を持つことです。人は、自分の気持ちが分からず、表現できなくなると心が弱ってきます。自己表現は幸せを導く道になります。

4.<自分自身のプロデューサーになる> 成長に伴い、様々に出会った人たちに影響を受けつつ、自己が無意識に形成されます。しかし、最終的に自分自身を作り出すのは自分自身の何者でもないことを自覚する必要が出てきます。先行するイメージが、自分の未来までも拘束して作り上げてしまう可能性が高い。今の未熟で至らない自分を等身大で受け止め、将来<こうなりたい>と思っていると、不思議とそのイメージが現実化してくるのも心の持つ力で不思議の一つといえるでしょう。意識の中心にある自我が関与した選択が後にその人の生きた方に大きな影響を与えていきます。

自分で自分の生き方を決定し、その結果を受容し、自分を表現し、自分自身で自分を作り出す。この過程を実行するほど賢くないと、幸せが感じられないのかと、少し不安になる見解です。

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