不況こそチャンスと思え

＜不況こそチャンスと思え＞とは、勇ましい発言です。＜お値段以上、ニトリ＞の宣伝で有名なニトリの創業者の似鳥昭雄社長がＮＨＫの＜仕事学のすすめ＞の中で述べている言葉です。

ご承知のように、ニトリは日本一の家具インテリア販売チェーンで、23期連続増収増益している優良企業です。ユニクロと同様、自社製造・自社販売するSPA(製造小売業）で、海外にある工場で製造した製品を輸入して販売します。円高を活かして、格安で販売しています。

＜景気が悪い時はよそがピタッと止まるので、改革やコスト削減の差がはっきりですんです＞とは、社長の本音です。

ニトリの憲法はふるっています。＜１に安さ。２に安さ。3に安さ。４に適正な品質。５にコーディネーション＞　競合他社より安く売るために、業務改革を継続しています。

＜粘り強く諦めないでいれば、おのずと道が拓かれる＞との強い信念を持って、似鳥氏は会社を経営しています。逞しい創業者が唱えている成功の五原則が＜ロマン・ビジョン・意欲・執念・好奇心＞です。社員はロマンやビジョンを共有し、それを実現するたの計画や課題を作り、意欲、執念、好奇心を持ってそれに挑んでいく、というのが似鳥氏の意味することです。

不況を吹き飛ばす元気な似鳥氏から学んで、不況をチャンスとしたいものです。

　

爛熟した白いゴーヤ

白いゴーヤは、爛熟すると黄色くなり、実を割り、種を見せます。その種の色は、一見して赤いので、実の白さのとコントラストが効き、目立ちます。

赤い種を集めていると、ぬるっとした赤い果肉のようなものが除かれて、クリーム色の種になりました。まるで、柿の種のようにです。採取できた種は、30粒位でしょうか。

折角種を集めたので、大事に保管して、来年播くことにしようと思います。来年の5月頃に、私にゴーヤへ関心がまだあれば、種を播こうと思います。

少し心配なことは、妻が種を保管した場所を覚えていない可能性があることと、私が来春ゴーヤの種を播くことを忘れている可能性が高いことです。

　

怒らない技術？

ある患者さんとの会話です。Ａさんと呼びます。診療室内に入って、チェアーに座るなり、いきなりです。

Ａさん＜先生、早く診て！＞
私　　＜順番、順番。もう少し待ってね＞

Aさん＜先生、装置いつ外れるの？早く終わりたいよ！＞
私　　＜先生も早く終わってほしいよ。レントゲンを撮って、チェックしてみよう＞と言い、レントゲン撮影しました。

Ａさん＜早く外したいよ。でも、怒らない、悩まない、苦しまない・・・。先生、私ね、『怒らない技術』ていう本を読んだから、怒らないんだよ。先生に今度貸してあげようか？＞

私　　＜先生は、いつも冷静で怒らないから、必要ないよ＞と冗談を言った後、彼女にまるで怒らない技術が必要だと指摘されたと勘違いして怒っている自分に気がつき。怒らない技術は、やはり自分にも必要かとも感じて、＜もう一度、何という題名だい？＞と、聞くと。

Ａさん＜『怒らない技術』ていう本で、ピンク色の表紙だよ＞
私　　＜有り難う。面白そうだから、注文してみるよ＞

＜怒らない技術＞という本を検索すると、＜怒る技術＞という本も見つけました。怒らないで我慢する必要性を感じたり、上手に怒る方法を知りたかったり、人間とはいろんな点を悩んでヒントを求めているんですね。

　

お疲れ様 ジョブズ氏

アップル社の最高経営責任者のスティーブ・ジョブズ氏が辞任を表明しました。まだ56歳ですが、すい臓ガンであったり、肝臓移植を受けたりしています。最近の姿をみても激やせで、体調が不良であることは公然の秘密でした。

彼は、iPod、iPad、iPhoneと独創的な製品を次々と考え出してきた名経営者でありながら、報酬は年1ドルしかもらっていません。猛烈に働きながらも、冨を追求しない経営者であることも、私は尊敬しています。

私がアップルコンピューターと出会ってから約20年。マニュアルを読まなくても操作できるので、重宝しました。医局時代に使っていたデスクトップは譲りましたが、その後に買ったパワーブックは壊れずに今も院長室にあります。このパワーブックを使って学位論文を書いたり、開業準備したりしましたので、沢山の思い出が詰まっています。使い始めて17年くらい経ちますが、捨てがたい存在で、愛着があります。

この20年間の間には、何度もアップル社が倒産する噂を耳にしましたのが、今は嘘のようです。現在の業績は絶好調です。ジョブズ氏の手腕が冴えて、新製品がいずれも世界的なブームを起こして売れているからです。

ジョブズ氏、お疲れ様でした。ゆっくり休んで、早く元気になってください。来年には彼公認の伝記＜iSteve>が出版されます。心より、楽しみにしています。

　

柿の木にカボチャがなる？

働きの者の妻は、農作業をします。暇を見つけては、畑の世話をしてくれます。妻が教えてくれたカボチャの話です。

畑の奥に柿の木があります。その柿の木の裏側に回ってみると、2mの高さの位置にカボチャができています。柿の実は少ないのですが、カボチャの蔓が柿の木を締め付けながら高い所まで茎を伸ばしています。

道からは死角になるので、誰にも気付かれないで大きくなったようです。直径は約30cmです。重力を強く感じて、少し縦長の形です。我が家の畑ですので、限界まで大きくなるまで育ててみようと思います。秋が楽しみです。

意外ですが、カボチャは高い所が好きなんですね。柿の木に元気がなくなったのが、少し心配です。