「護くんに女神の祝福を！」読了。

何気に読んでたんですが、ひとまず完結の12巻まで読了しました。
番外編はまだ残っていますが、キリの良いところで。

これは、何というか、面白かった・・・のかなあ？
微妙に疑問の残るデキでした。
序盤から中盤くらいまでは、確かに面白かったんですよ。
具体的にはエメレンツィアがドタバタ頑張ってるとこは面白かった。
でも、バトると途端に駄目でしたね。
ビアトリスという魔法的な能力がメインになるんですが、それがあまりにもぼやっとしてる。
結局、最後までなんだかよく分かりませんでした。
なので、ビアトリス描写になるとさっぱり読めない感じ。

あと、敵役であるとこのヨハンがヘボすぎ。
強いぞ！っていう表現がしたいのはわかるんですが、やることなすこと小者くさい。
死亡フラグだらけに見えます。
結果、どーせ最後は護が正面から闘って勝つんでしょ？というオチが見え見えでした。
しかも勝った後の達成感とかが微塵も感じられない。

そんなわけで、メインの話は後半グダグダでした。
純粋にラブコメ部分は楽しかっただけに、もったいない感じと言いますか。
番外編に期待、みたいな。

あ、それと、絵。
ラノべでは結構重要なファクターだと思うんですが、結構好きなタイプでした。
特に、カラーの塗りが。何かこう、筋肉の陰影がエロくて良い感じ。
こういうの、ラノべでは貴重なんですよー。
・・・モノクロは妙なディフォルメが効いててイマイチでした。
がっかりだー！