ぶり返す。

また喉が痛くなってきた。

・・・風邪ぶり返したか！？


とりあえず、うがいします。

前回のうがい薬残ってるし。


これ以上悪化しませんように・・・。


急激な気温差が原因だと思うんだよね。

無茶だよ、今日１０度切ってるらしいじゃない。

つい数日前は２０度くらいだったのに。

とんでもねえ。


うがいして寝ます。

じゃ。

「掏摸」読了。

「掏摸」読了。

「スリ」と読みます。

そのまま、人のモノを盗み取る、あのスリです。


最初は「スリの技術や人生なんかに興味ねえよ」と

思って読んでいましたが、これが意外と面白い。

細かくスリ技術を描写するシーンもあり、

ドキュメンタリー的な面白さもありました。


まあ、それより何より、作中にイメージとして現れる

「塔」

がいい雰囲気だなと思ったんですよね。

具体的に何のメタファーなのかとか、そういうのは

ちょっと読み取れませんでしたが。

幻想的で、小洒落た感じはあります。


ラスボス的存在・木崎がかっこいい。

中村文則はこういう悪者を描かせると上手いよね。

「王国」という作品が兄弟作で木崎も出てくるらしいので、

これは読まねば、と思っています。


次は、その「王国」を読むか、「悪意の手記」を読むか

迷っているところです。

いずれどっちも読むのは間違いない。