まだ風は冷たさを残しているが、日差しに温もりが感じられるよう様に
なつてきた東紀州の我が町。
昨日は親爺の23回忌の法要を行いました。母親も親爺の後2年後に
他界しているので法要に追いかけられる様な気がしないでもありません。
10年の間に4回の法事。なかなか貧乏暮らしには大変です。
さて、時間が迫って黒服に着替えネクタイをしようとしたのですが、
ど忘れと云うのか何回しても上手く結べません。一瞬ドキッ冷や汗もので
す。いよいよ己も危険水位の入口かと情けないやら侘びしいやら。
首に掛けたままでお寺に行き、弟に訊くと左右が反対だと判明、何の事は
無いたったそれだけの事が気が付かなかった事にぞっとする。
挙句の果て、卒塔婆を車の中に忘れるし、姉弟、家内もこの仁、大丈夫か
とさぞかし思った事だろう。
齢を重ねて往く早春の日の一頁・・・。
南無釈迦牟尼仏 合掌