つむじ風

旅の途中でひとりごと

初夏の風に乗って

2019年05月12日 | Weblog
初夏の風に乗って、遠い日に過ごした町にタイムスリップ。

畑の南にあった山桜、久しく訪れていないが今年も多くの

花を付けたのだろう。

母が自家用の野菜をせっせと育てている。泊まりこみの山仕事に

出かけている父の留守を守り、食べ盛りの私たち姉兄弟の為に。

愚痴の一つもこぼさず、毎日、精を出す。

ため息の一つも付きたかっただろうにと今想う。
 
 
ひたすら日々を山裾を駆けずり回っていた頃が眩しい。

母の様に、我は二人の娘に想いを抱かせたのか。

甚だ心もとない。
 


               
合掌    





コメント
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