つむじ風

旅の途中でひとりごと

夏が去って往くころ

2021年08月31日 | Weblog

三つ違いの弟をつれて、ヒグラシの鳴き始めるころまで

谷川で遊び惚けた少年時代の夏。

当時は、水パンなど無く六尺さらしの褌に煎りそら豆の

小袋を括りつけ嬉々としていましたょ。

夏が来る度、甦るシーンはセピア色した貧しい中の日々。

ふと、亡きおふくろの姿がよぎる。

 

八月も終わり、甦った思い出と共に夏が過去ろうとしている。

            合掌

コメント
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