今日は職場からの健康診断があった。
初めてエコーや、バリウム検査をした。
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終わってから、バリウム用の下剤をもらったが、
普段から、下痢気味の私には無用だった。
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各健診では、担当の人が右往左往走り回っていた。
あまり病院には、私、縁はないが、病院と言えば、やっぱり”ER”
Emergency Room を想いだしてしまう。
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私は研修で、アメリカの人気TVドラマ’ER’の舞台となったシカゴ市にある病院へ行くことができた。
そのドラマを見てる人は知ってると思うが、主人公やスタッフが電話を取って、「はい。カウンティですが、」と答えている。
その意味は「カウンティホスピタルですが、」ということ。
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アメリカでは、シティ、カウンティ、ステイト、という順番になっていて、
カウンティは大阪でいうと、大阪府みたいなもんやろなあ。
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その病院へ私と、私のシカゴ市からの引率者(20台の女性)と共に入ると、すべてのスタッフがめっちゃ忙しそうにしていた。
手術室の最先端の技術の説明までも受けることができた。
もっとも、その外科部長の英語(専門用語も多い)が聞き取れなくて、相槌だけは打っていたが。
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カウンティ病院へ着いてから、病院内の案内人のアフリカンの男性は、
やさしくて、ユーモアがあって、エディ・マーフィーのように楽しい人だった。
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私を案内している途中、知り合いの職員に会ったとき、
その職員に向かって、「あなたは、何について悩んでいるの?」
みたいな事を言っていた。
相手の人は、「人生。」と答えて、二人で大笑いしていた。
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一通り案内をしてもらって、
最後はその病院の事務局で、えらいさんも交えて、質疑応答会があった。
むずかしい英語が理解できなく、苦労していろいろ質問したが、
一番喜んでもらえたのは、「アメリカに来て、私はこのシカゴが一番好きだ。」というベンチャラを言ったことだった。
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最後に、案内役のアフリカンの彼が、私を自分の部屋に連れていってくれ、おみやげのマグカップをくれた。
今でも、そのマグカップは私の宝もんで、飾っている。
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なんぼ、そんな話を家族にしても、「へえ~、あっそう」で終わってしまう。
さみしいー。
あの”ER”やで、わかってんのおー。