最も楽しみにしてたアメリカのプロ野球観戦。
とうとうその日がやってきた。
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アメリカに延べ4ヶ月以上も滞在してるのに、
初めての経験なんや。
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シカゴ・リグリーフィールドの席を取ってくれたジーンいわく、
今年はシカゴ・カブスが弱い(優勝戦線に全然絡んでない)からええ席取れたと。
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試合は午後1時から始まるが、
その前に一杯ということで、12時過ぎに地下鉄の駅、真横にあるリグリーフィールドへ着いた。
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ほんまお祭りのようや。
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私もジーンとバーでビールをゴクリ。
試合前からええ気分や。
開始時間が近づいたので、ビールを2杯飲んでバーを出た。
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席近くからグラウンドを見ると、その綺麗さに驚いた。
アメリカでは、ボストンのフェンウェイパークと共に、
古くて伝統ある球場なんや。
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ジーンが球場へ来たら、定番ホットドッグを食べなと、
売店へ連れてってくれた。
何にしよかと考えてたら、ジーンがポーリシュソーセージのホットドッグがうまいと薦めてくれたんで、それにした。
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ポーリッシュソーセージという極太のソーセージ入りのホットドッグを持って、
売店隣りに置いてあるでっかい容器入りのケチャップ、マスタードを好みでつける。
容器の上の取っ手を押してつけるんや。
なんと豪快な。こんなん日本で見たことない。
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ジャッキー、ケチャップとマスタードをたっぷりつけたが、
ジーンが、ケチャップをつけへんのが、シカゴスタイルやと。
先に言うてえな。
腹ごしらえを終えて、席に着いた。
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このとき気いついたんやけど、1塁側が本拠地カブスのダッグアウトやないんや。
日本やと1塁側が本拠地となるから、1塁側の席もそのファンで埋まる。
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席の周りを見てみると、相手チームのパイレーツのユニフォームを着た観客がちらほら。
それでもシカゴやから、カブスのファンもいてるし、まあええか。
ジャッキーもカブスのキャップをかぶって、試合を楽しむことにした。
-つづく-