シカゴに着いた日の翌日、
ホストが、友人のヴィッキーを私に紹介してくれて、
3人で、ランチを共にしていた。
そのヴィッキーとは、火曜日(ボクシングジムへ行った日)の夜、
一緒にメキシコ料理を食べに行っていた。
。
その時、日本お土産として、綺麗な小柄の風呂敷やポッキーなどをプレゼントした。
すごく喜んでくれて、楽しい夕食となった。
「金曜日に夕食を招待したいから、何か食べたいものある?」
と言ってくれたので、
「アメリカ人が、日常食べる普通の夕食が食べたい。」
と言ったら、
「それなら簡単でいいわ。喜んで招待するわ。」
と言ってくれた。
それから、
「こんなに、素敵なものもらったので、今度は、手ブラで来てね。」
とも言った。
。
約束が6時半なので、ホスト宅を6時20分ごろ出発した。
歩いて、10分ちょっとのところに住んでいるからだ。
手ブラというわけには、いかないので、
赤ワイン1本ぶら下げて向かった。
。
高層マンションの7階にあるヴィッキーの部屋をノックした。
ドアを開けて、「ハーイ!」と出迎えてくれた。
玄関にプレゼントした風呂敷が綺麗に飾ってあった。
「素敵なので、ラップ用には、使わないの。」
と言った。
。
こんなに綺麗に飾ってくれて、喜んでくれていて、
嬉しかった。阪神百貨店で、買った値打ちがあった。
。
手土産のワインを渡したら、
「持って来なくていいと言ったのに。」
と言うので、
「僕、たくさん飲むから。」
と言ったら納得してくれた。
。
そして、その銘柄を見て、
「私、同じ銘柄の白ワインが好きで、飲んでるの。趣味いい。」
と言って喜んでくれた。
(近くのスーパーで、安くなっていから、買ったやつなのに。)
。
そして、ヴィッキー、ヴァージニア(同じマンションに住むヴィッキーの友人)と私の3人でのホームディナーが始まった。
- 次編につづく -