のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

ただより高いものはない

2007年01月14日 | 里山

Matu
 父が松の苗木を買ってきました。
 我が家にも松の木は何本もあるので、『なぜに?』と聞くと、
『正月飾り用にちょうど良い葉の長さのがないから』なのだそうな。

 目論見としては、年末に竹と松を農協直売所に出すらしい。
 昨年末まで、3年目になるが竹を出荷しているのだけど、竹は水揚げが難しい。
もし、竹を買おうと思う方、父の出したやつを買って!(笑)
 持ちが違いますよ。←企業秘密な仕掛けがあるんだそうです。

 さて、年末のニュースで正月飾り用の松欲しさに、神社の松を倒したなんて罰当たりな話がありました。
 最近、『ただより高いものはない』なんて言葉はなくなってしまったんでしょうか?
 でもねぇ、このツケを払うのは次の世代のような気がしませんか?
 それって、相当高くつきそうですね(^^;

 父が出している農協の直売所も、お正月前で品数が増えると、半分くらいはレジを通らずに無くなってしまいます。
 そんなことを考えると、正月の松飾が欲しいと、小さな苗木から育てようとしている父に、ちょっと感動しますね。(^^)v

 『ただ』が安いかどうか、ちょっと考えてみてはいかがでしょう?