あちこちで 中国の軍事費 の伸びと金額について話題になっている.
日本の防衛予算は約5兆円程度だが,これは,国のGNPを基準に考えれば多い金額ではない.
中国のGNPは,まだ日本の1/3程度,国民一人当たりでは日本の1/30以下であるが,それでも,中国は防衛費として,公式の発表で3兆円以上,米国の推定では10兆円近い金額を使っている可能性があるらしい.
最近は小さな会社や個人でも警備会社のサービスをうけているところが増えたが,その手の予算は,その収入や守りたい財産の大きさにある程度比例するというのは,比較的普通の感覚だと思う.このような考えは国にも当てはめることができる.
国における収入や財産をGNPに例えるとすると,日本の1/3程度のGNPの国の防衛費が,日本の倍かもしれないというのは,非常にアンバランスな「防衛費」ではないだろうか? むしろ,すでに「防衛費」というよりは,より広い意味での対外活動を含む「軍事費」と考えるべきだろう.実際,中国がロシアから購入している新しい戦闘機や原子力潜水艦は「防衛」のための装備とはとても言えないものである.
少なくとも,そのような国に,政府開発援助(ODA)として,何兆円も出す理由はない!
日本の防衛予算は約5兆円程度だが,これは,国のGNPを基準に考えれば多い金額ではない.
中国のGNPは,まだ日本の1/3程度,国民一人当たりでは日本の1/30以下であるが,それでも,中国は防衛費として,公式の発表で3兆円以上,米国の推定では10兆円近い金額を使っている可能性があるらしい.
最近は小さな会社や個人でも警備会社のサービスをうけているところが増えたが,その手の予算は,その収入や守りたい財産の大きさにある程度比例するというのは,比較的普通の感覚だと思う.このような考えは国にも当てはめることができる.
国における収入や財産をGNPに例えるとすると,日本の1/3程度のGNPの国の防衛費が,日本の倍かもしれないというのは,非常にアンバランスな「防衛費」ではないだろうか? むしろ,すでに「防衛費」というよりは,より広い意味での対外活動を含む「軍事費」と考えるべきだろう.実際,中国がロシアから購入している新しい戦闘機や原子力潜水艦は「防衛」のための装備とはとても言えないものである.
少なくとも,そのような国に,政府開発援助(ODA)として,何兆円も出す理由はない!