鶏のももとにんにくを辛く煮たのを時々作ってくれる。うまからっとして美味しいが、その翌日の方がもっと楽しみなのだ。翌日の昼、その煮汁を使って、キムチを漬ける韓国こしょうでさらに辛くして作ったラーメンが出る。
うちではこれを地獄ラーメンと呼ぶ。
煮汁をこぼしたら、「ああ、地獄がこぼれた」。
「少し地獄たす?」
そうやって使う。
汗をかきかき、食べる地獄ラーメンは幸せのひとつである。
「おいしいね」と言うとカミさんは必ず、「700円やね」と言う。
うちではこれを地獄ラーメンと呼ぶ。
煮汁をこぼしたら、「ああ、地獄がこぼれた」。
「少し地獄たす?」
そうやって使う。
汗をかきかき、食べる地獄ラーメンは幸せのひとつである。
「おいしいね」と言うとカミさんは必ず、「700円やね」と言う。