やねうら日記

~日常の中にある幸福

柳家小三治独演会

2014年06月07日 | 日記
待ちに待った柳家小三治さんの独演会。なかなか関西にはお目見えせず、ずっと見たいと思っていた。
前座は柳家三三という贅沢なステージだ。

三三、小三治、中入り、小三治というプログラム。
三三は「転失気」始めて聞く噺だった。三三はなんだか上手すぎて、クールで嫌味な感じさえする。
小三治さんの「見世物」。これも始めて聞く噺。まくらからすっと噺に入っていけず、乗り遅れた感があった。
中入り後、「百川」。残念ながらあまり好きな題目でない。人情噺が聞きたかったなぁ。

小三治さんの声は素晴らしく、思ったより枯れてはいなかった。75歳。
CDで聞くばかりで、動くところをあまり見たことがないので、「ああ、本当にいるんだ」という変な感動。
もっとも好きな落語家小三治さん。もう一回見たいのだ。