散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

活発!「ルリビタキ」

2024年11月15日 | 野鳥

森ではルリビタキの動きが活発になってきました(^▽^)/

というよりは、先発のジョウビタキ♀と縄張り争いが始まりました。

ジョウビのメスはお仲間のオスを追い出すのは毎度のことですが・・・

ルリビタキのオスはそう簡単にこの場を追い出されるつもりはないようだ

 

ルリビのお気に入りの見張り台

来ていると思ったら「ジョウビタキ♀」でした

静かに縄張り争いが始まっています

 

忍者のごとく動き回る「ルリビタキ♂」

 

私も気になるけど・・・

周囲を警戒する

 

お気に入りの見張り台を取り返す・・・

 

 

この後、ここでしばらく休んでいるのでした。

今後も抗争が続きそうです。

 

ルリビを待っていると目の前に何度もやって来るのは「カケス」

距離は近いのになかなか全身が見えないのでした(´;ω;`)

まあ、シーズンはこれからです。

とはいえ、この日も腕まくりして汗をかくほどでした・・・異常ですね

 


鳥撮りながらの虫撮り

2024年11月13日 | 昆虫など

鳥をとりながら、そろそろ手持ちで里山散策も厳しくなってきた重いカメラで

虫も撮って歩きます。

 

路上にふらふらと出てきたオケラ

 

セスジツユムシでしょうか?

 

フィールドでは荒い紙吹雪のごとく数が多い「ヤマトシジミ」

 

暗くてひんやりとした林の落ち葉で動けない「ウラギンシジミ」

 

セイタカアワダチソウに来るキタテハ

 

私はお気に入りのヒメアカタテハ

 

同じくセイタカアワダチソウに来るホシホウジャク

 

ホウジャクの仲間は大好きですが

最近あまり出会いがありません

 

オオハナアブ

 

アキアカネ

 

葉の上で動かないアマガエル

 

さすがに望遠接写では厳しいハエトリグモの仲間

今日も11月としてはくそ暑い一日でした。

それでもようやくアカゲラやシロハラの声が聞こえてきます。

ちなみに7年前の記録では出勤時の外気温は2℃でした

今日の室温は20度です、おそらく外気温は7年前と比較して10度近く高いのではないでしょうか?

フィールドの生き物、植物は見た目も異常かと・・・

 


久しぶりの「ミヤマガラス」など

2024年11月09日 | 野鳥

電線のカラスを眺めていたら・・・

ちょっと異形のものが見えました。

 

カラスの群れの中に「ミヤマガラス」を見つけました。

 

なんていうか、ミヤマカラスは好きなんですよね、

九州などでは大発生して害鳥となるようですけど・・・・

たまに、ミヤマの中にコクマルガラスが入っていることもあるんで

よく探してみましたけれどいませんでした。

 

こちらは遠いのですが、「チョウゲンボウ」かな・・・

 

こちらは「コチョウゲンボウ♀」

地を這う様にすっ飛んで行く飛翔はコチョウゲン特有

 

先日は5羽だった白鳥もずいぶん数が増えています。

 

ここは毎度「コハクチョウ」が多いのですが

コガモがこっそり入り込んでいます。

画像を忘れましたが、周囲に多くのコガモが見られます。

 

飛んできたのは「オオハクチョウ」のようです

「オオハクチョウ」

幼鳥が入った家族のようです

 

「コハクチョウ」

 

続々と飛んできます。

見える部分で60羽は超えており

70羽ほどのコハクチョウとオオハクチョウが入っているようです。

 

ボケっと歩いていたらサギの群れの中ひときわ目立つ鳥が・・・・

「コウノトリ」でした両足金属環が付けられています。

地域の足環カタログで識別ができるはずです。

遠くからしばらくしゃがんで眺めていましたが・・・

 

やがて、飛び上がりました。

 

眼の前を横切って飛んでくれました。

 

コウノトリの羽ばたきはダイナミックですね、

私が鳥見をはじめて頃には見られなかった鳥です。

 

 


この一週間の散歩道

2024年11月06日 | 野鳥

なんだかはっきりしない日が続き・・・

晴れれば急な用事が入ったり、

はたまた、私はマルチタスクが苦手なので

ここのところはまった「コンデンサープレーン」を半端なところでやめられず、

翌日に持ち越したりで・・・とはいえ

順調に毎日の歩数が伸びて、体重が少しづつですが下降

フィールドは秋から冬へ少しづつですが変化しています。

ですが、昨年に比較すると冬鳥の足取りは遅い!

 

沼辺の「マガモ」

こちらはマガモのエクリプスでしょうか?

マガモは順調に数を伸ばしています。

 

そのマガモに追いやられるように隅っこに「カルガモ」

 

「オシドリ」

日によって居る場所も、数もばらばら

この日は少数見ることができました。

 

今季初見の「カンムリカイツブリ」

 

目のまえを通り過ぎる「カワウ」

夏羽のまま、行ったり来たり忙しい

 

見上げれば「ミサゴ」

 

この日は三羽確認

飛翔中にたまに首を曲げるしぐさは猛禽独特でしょうか?

 

「チュウヒ」

相変わらずのV字飛行がかっこいい

当初、うっすら見えた翼面裏の縞模様からハイイロチュウヒ♀かと思いましたが

ただの「チュウヒ」でした。

 

珍しく、まだ見ることができた「ノビタキ」

 

「セグロセキレイ」

 

「シジュウカラ」

 

「シジュウカラ」を見るとなぜかほっとする

ヤマガラの声も聞こえてきます。

 

「ジョウビタキ♀」

先日ジョビ雄君を撮った同じ場所ですが

二羽のメスが入ってきて三羽で運動会をしておりました。

 

鳥見を始めた20年ほど前は9月末には見ることができたものですが、

 

「ジョウビタキ♂」

後日、思った通り雌に追い出されて少し離れたところで

 

ジョウビタキは良く相手をしてくれるのでお気に入りです。

ところで、昨年は撮り放題と言えるほど相手をしてくれたアカゲラなどは

どうしちゃったのだろう?

 

 


天候不順な日が続き「内勤」

2024年11月01日 | 日記

何時もの自然観察から外れますので興味の無い方はスルーしてくださいね。

「悪夢再び!飛んで消えた夢💦」

二十年前に子供とコンデンサープレーンという模型飛行機を飛ばした。

電気二重層コンデンサーに充電してモーターを回して飛ぶものでしたが、

小学校の校庭で飛ばしたら思った以上に飛んで、一回で遥か彼方に飛んでそれっきりです。

たった一回の飛翔で消えたキットモデルのコンデンサープレーンでしたが、

今回懐かしくなってゼロから工作して再挑戦の結果!

悪夢が再び訪れたものの予想外の大飛行で嬉しい結果ではありました。

はじめは重い紙張りスチレンボードで二次元のゼロ戦を数機作りましたが、

重くて思った以上に飛びません・・・今一つ面白くない。

スケール感のあるものを作りたくなって、40mm角の発泡スチロールブロックを購入しました。

熱線カッター盤も市販のハンドツールを改造して作りました。

まずは安定して飛ばせそうな高翼のセスナ127のコンデンサープレーンを作りました。

翼も紙無スチレンペーパー(t=2mm)で作りソリッドモデルなのに本体重量が従来の(紙張りスチレンボードの)半分になるという結果で、

その分パワーのあるモーターと大型コンデンサーを乗せても14gほどのスケール機ができて近くの野球場に飛ばしに行きました。

滑空性能は素晴らしく、少し充電して飛ばすと良く飛ぶので調子に乗ってテスト飛行5回目でフル充電してしまいました。

結果は高度30mほど上がって、軽い飛行機なので何度も旋回しながら風に流されて

直線距離で110mほど飛んで見えなくなり、高木に引っかかったようです。

葉が生い茂っておりしばらく探したが見つかりませんでした(泣)

しかし、現在並行して製作中のゼロ戦21型の飛翔に希望が持てるのでした。

子供たちのためにともに学んでいる方もいれば、私のように自分がガキに帰ってしまうものもいます。

A君!小学生の時に果たせなかったモーターで飛行機を飛ばす夢、70歳超えてかなえたよ!

 

まずは部品をかき集めてテスト

電気二重層コンデンサーとドローン用のマイクロコアレスモーター

コンデンサーが150円前後、モーターも100円前後です。

ゆうたら、紙飛行機の世界です。これは沼ります。

 

かき集めたコンデンサーとマイクロコアレスモーター

最終的に一番大きい右側の組み合わせとなりました

ご参考)コンデンサ 秋月電子:https://akizukidenshi.com/catalog/g/g114367/

    モーターとプロペラ aitendo:https://www.aitendo.com/product/12311
                   https://www.aitendo.com/product/12293

 

当初何機か作った紙張りスチレンボードの重くてあまり飛ばない二次元飛行機

紙無しスチレンボード(パーパーで作ればかなり飛んだと思います。

私はその後 KOEIDOの スチレンペーパーSP「両面紙なし」を使っています。

同じスチレンボードでも重さは60%減の40%となります。

 

スイッチは付けずに電源ジャックを刺して、充電の後

ジャックを抜くとプロペラが回転を始めます。

使用したプラグと、ジャック 共立エレショップ:https://eleshop.jp/shop/g/gM56111/
                       https://eleshop.jp/shop/g/g3CT143/

 

発砲スチロールブロックの切り出し

発泡スチロール:フジカット https://fujicut.co.jp/shop/sutikku_pakku.html

 

コンデンサーは腹部に少しきつめにはめ込み、

前後に移動できるので滑空テストを重ねて、重心が楽に出せます。

 

全備重量は10gほどに収まる予定でした・・・

 

飛ばないとかっこ悪いので彩色していません

発泡スチロールは溶剤系の接着剤では溶けるので酢酸ビニル(木工ボンド)を使います。

接着剤が意外に重くて13.5gほどになりました。

 

同時製作中のゼロ戦21型

 

発泡スチロールは

3Mの研磨スポンジ SUPERFINEからMICROFINEで丁寧に削りだします

 

で、これはまだ途中ですが腹部にコンデンサ収納部分の加工や

モーター取り付けをしてゆきます。

いい親父がガキに戻って楽しく工作しています(笑)

C127のロスト飛行では声を上げて変なおじさんになっていました・・・

動画も取ったのですが、爺さんがガキのごとくはしゃいでいるのでアップはやめました。

 


「ジョウビタキ」飛来!いよいよシーズン

2024年10月26日 | 野鳥

毎年、シーズンの扉を開けてくれるのはジョウビタキのように思います。

一番にジョウビタキと出会えるポイントへ出てみました。

24日のことですが午前中は用事があって午後、暗い空の下出かけてみました。

暑さが急激に勢いを失ってきて暦通りになるのかな。

実は、良く鳴いて声が聞こえてきたのでそーっと覗いたらいたのですが、

毎年ここで見るのは雌だったのでちょっと驚き。

 

散歩を終えようとしたときにヒーヒー声が聞こえてきました。

 

まあ、この子は警戒心も薄く良く鳴くのでした。

 

妙なる歌声、ありがとうございました。

まあ、この場を雌に追い出されるのはジョウビタキの常道か💦


「アライグマ無惨」

2024年10月24日 | 動物
先日散歩道を歩いていると、クイナのような声が聞こえてきました。
その声のする方向を見ると、アライグマ捕獲用の罠があって、
罠にかかったアライグマが悲し気に泣いて居りました。
事情を知っている方に話を聞くと11日に罠にかかったものの、
お役所が対処しているので三連休が過ぎた15日でないと回収されないだろうとのことでした。
いくら害獣とはいえ、暑さの中日光を遮ることもできない檻の中、かわいそうだなあと思います。
犬の行動を学んだことがありますけど、すでに相当精神的に病んでいるように見えました。
害獣とはいえ命あるものの扱いはもう少し考えてあげなければいけないのではと感じました。
害獣に仕立ててしまったのは人間のエゴだから・・・
 
 
私は13日に気が付いた
「出してくれーっ!」と泣きながらもがいていました。
 
暑さのせいか呼吸が荒く見えました。
翌日もまだ檻の中にいて動きが完璧に精神を病んだ感じです。
 
眼が見えちゃうとつらいです。
 
この悲し気な表情
心が痛みます。
お聞きした話ではこの罠ですでに30頭ほどの個体が捕獲され
イタチごっごのようです。
一時はハクビシンが問題になっていましたけれど今は圧倒的にアライグマが増えているようです。
この子はたぶん殺処分になってしまったのでしょうが、
ここまで苦しい思いをさせなくてもいいのではないかと思うのは私だけ?

紫金山/アトラス彗星

2024年10月20日 | 
日中は強風が吹いていたので、ひょっとしたら夕方には雲が無くなるのではないかと思っていたらその通りになりました。
午後5:30ころ、西の空が開けたところに出て見上げたものの肉眼では周辺の星も見えませんでしたが、
30分ほど経つとようやく暗い星も見えてきましたが、
70mmのレンズを付けて方位約250度高度約30度に合わせたもののファインダーを覗くもちょっと厳しい。
とりあえず、ISO1250で15秒ほど露出をかけたら見つかりました
。肉眼ではなかなか厳しい。
何時もの日中撮影はシャッター速羽優先なので絞りのことはすっかり忘れていました。
F9まで絞られたままでファインダー暗いなあと思いつつ気が付かなかった。
10倍の双眼鏡でも尾がボヤっと見える程度でした。
それでも肉眼で確認できたのはハッピーでした。
背景がつくば方面で空が明るくて今一つの画像です。
14日に肉眼ではっきり見えた方がうらやましいです。
スマホでは確認しづらいかもしれません。
 
左下に沈む直前の金星を入れて、右上にギリギリアトラス彗星が入りました。
スマホ用に明るめにレタッチしたら見えず落なったかな
 
諦めていたので、ちょっと嬉しかったです。
久しぶりにレンズを空に向けました。

散歩道DEスナップ「コハクチョウ」が来ていました

2024年10月20日 | 野鳥

油断していたら、アトラス彗星を見逃してしまいました。

多分、天気予報などを踏まえてみると今後の観察はかなり厳しいようです。

14日には自宅ベランダからでもよく見えていたらしい・・・(;´д`)トホホ

で、翌日からずーっと雲が厚く、雨も降ったりで残念なことになっています。

いろいろなことに手を出し過ぎて、そちらに気が回りませんでした。

 

そういうわけで、カメラを持って翌日15日

西の空には低く雲が垂れこめて、星は見えず

天頂付近には月が煌々と・・・

 

オシドリは彗星同様、藪の彼方に・・・

 

気を取り直して、雲の合間から日が差した午後、

久しぶりに歩きました。

「カナヘビ」も日向ぼっこ。今日は暑かった!

 

あまり出会いたくない「モンスズメバチ」

 

野では「ノシメトンボ」ばかり

他のトンボの姿が極端に減りました。

 

コスモスには「ツマグロヒョウモン♂」

 

セイタカアワダチソウに来た「キタテハ」

 

お隣で「メスグロヒョウモン」

セイタカアワダチソウはブタクサと混同されますが、

虫媒花で、花粉症の原因にはなりません。

ただ、見ていると鼻がムズムズしてきてしまいます・・・

 

「モンシロチョウ」のランデブー

この時期は蝶がめだちます

 

相変わらず高鳴く「モズ子」

 

モズを見ていたら、「ミサゴ」が輪を描いておりました。

 

ミサゴはお気に入りなので出会いは嬉しい

 

なんだかよくわからない形に変形!

下には沼がありますが、ダイブすることもなく通り過ぎてしまった。

 

クークーとか細い声が聞こえてくる

沼には「コハクチョウ」が来ていました。

 

私が見る限り五羽のコハクチョウが数えられました。

昨年はもう少し多かったかな・・・

それにほぼセットで訪れるコガモの姿がまだ見られません。

 

 

 

 


散歩道でSNAP!

2024年10月13日 | 野鳥

気温がぐっと下がって、朝晩だけでなく

風通しの良いところで昼寝、うたた寝などすると寒さで目が覚めることがあります。

考えてみれば10月も半ばになろうという季節

あたりまえですよねえ

野の風景もさらに秋めいてきました。

 

ミズキの樹にやって来る「オオルリ幼鳥」

当初、聞こえてくる地鳴きなどから

キビタキ幼鳥かと思いましたが、先輩バーダーに訂正をいただきました。

 

熟した実もあって、選んで食べていました。

どうやら背後からキビタキの地鳴きも聞こえ、

たまに二羽で絡むこともありました。

 

同じくミズキの実を散らしに来た「メジロ」

 

野では「ホオジロ」がよくさえずります。

ちょっと鼻がムズムズしてくる画像ではあります。

 

ホオジロを見ていたら背後でけたたましい高鳴きの「モズ子さん」

空気を羽毛に含んでふっくらと可愛い

 

さらに久しぶりの「キセキレイ」

尾羽で拍子をとりながら採餌に来たようです。

 

睡蓮の根元で得体のしれない?水生?の芋虫をおいしくいただきます。

 

沼にはカモが種類を増やします。「マガモ(エクリプス)」「コガモ」

 

「マガモ」

 

「ヒドリガモ」

こういう景色を見ると季節が変わりつつある実感がわいてきます。

 

稲刈りが終わった田んぼで「ナツアカネ」

 

群れで沸き上がる羽虫を捕食していました。

 

コスモスに来た「ナガサキアゲハ」

ずいぶん久しぶりに見た感じのナガサキアゲハです。
尾状突起が無いのでナガサキアゲハは同定しやすいですね。
 
しかし、15年ほど前にはハエのごとく(大げさではなく)町中に飽和状態になったことがあって、
いよいよ在来種は駆逐されるのかと思いましたがその時がピークで今はあまり見ないことが多いです。
アゲハならではの柑橘系が食草なので競合するのですが彼らが思ったほど繁栄しない理由はなんなのでしょうか?
以前にも書いたかもしれませんが私が45年ほどまえに購入した「保育社:原色日本蝶類図鑑」ではその名のごとく北限は長崎になっています。
 
 

この時期、日当たりのよい林の端で目立つ「ウラギンシジミ」

 

こちらは命をつなぐ「ツバメシジミ」

 

この地では命をつなげないウラナミシジミですが、葛の花で卵は良く見かけます。

けど、私は幼虫は見たことがありません

 

「ヤマトシジミ」

 

日向ぼっこする「ムラサキシジミ」

 

「ツマグロヒョウモン」

チョウが目立つのもこの季節の特徴でしょうか・・・

 

そして、眼を剥くカマキリ、たぶん「オオカマキリ」でしょうか?

横から見ると緑一色の目玉も、正面から見ると黒目が見えるのが面白い。

散歩はさらに続く・・・