散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

じぇじぇじぇ!「ルリビタキ」など

2022年02月28日 | 野鳥

先日、ルリビタキやジョウビタキ(ノビタキも含む)
を「小型ツグミ」としました。
私が鳥見を始めたころは確か「ヒタキ」の仲間と
「小型ツグミ」を行ったり来たりしていたと思います。
現在の図鑑などでは「ヒタキ」となっているようです
古い資料がそのまま残っている図鑑やWEB上では、
例えば、日本野鳥の会の野鳥を楽しむポータルサイト
「BIRD FAN」の古い記事では
未だに「小型ツグミ」としてアップされたままになっています。

教えて?安西さん 第43回 | 野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN | 日本野鳥の会

私が鳥見を始めたわずかな間に
ハヤブサがタカ目からハヤブサ目に独立したり、
ミサゴとトビも同一の仲間とされていたように記憶します。
ちなみに最近ははやりで「ミサゴ」を「オスプレイ」と呼ぶ方が増えましたが、
私は英語名は「フィッシュホーク」で覚えています!わかりやすい(笑)
オオタカも「ダックホーク」・・・

調べてみると、マキノセンニュウがウグイス科からセンニュウ科になったりと・・

私は以前にも書いたことがあったと思いますが、
あまり細かい分類はどうでもいいのです。
例えば、ウソなどは私には個体差が見分けずらいので
「アカウソ」も「ベニバラウソ」もウソで統一。
チュウダイサギやダイダイサギのように一見同一に見えても、
腿の部分の色が顕著に違って見分けられるものは亜種でも分けることにしています。

私は美しいもの「鳥」として分類して楽しむことにしています。
形態や、色彩や行動を楽しみ、細かく学問的に見ることは特に望みません。
以前は、骨格などで分類していたものが細かくDNA鑑定が行われたりして、
所属事務所が変わるようですが、「能年玲奈」も「のん」も同じです!じぇじぇじぇ!
ちなみに岩手に出向していたころは多くの地域では「じゃ!じゃ!じゃ!」が多勢でした。
と、話が何度も無限とも思えるほど脱線したところで、

今日も手が届くほどの距離で楽しませてくれた「ルリビタキ」

目のまえの竹杭にとまってポーズ

 

まあ、どちらにしてもかわいくて美しい!

 

画像が今一つですが久しぶりの出会い「シメ」

ぼちぼち、春に向かってくちばしが鉛色に変わり始めているように見えます。

 

何時もの湿地に向かうと「ヤマシギ」が葦原の中でしゃがんでじっとしていました。

 

やがて動き出す。

現在の狩猟対象鳥28種の中に含まれていますが・・・

「こんなに人慣れしているとすぐ撃たれちゃうだろうなあ・・」と

散歩友が隣でぼそっとつぶやいたのでした

 

動き出して食事を始めた。

 

相変わらず正面顔が面白い

 

こちらは昆虫(幼虫)のようですが判別不能でした。

 

くちばしを深く突き刺した後、ミミズを引っ張り出す。

ところが、ミミズも抵抗してなかなか抜けません。

 

ようやく引っ張って・・・

 

取り出すと、おいしそうに食べているのでした。

 

見てたの!?

なにか・・・問題でも・・・

満腹になったのか?この状態で動かなくなりました。

散歩道は楽しい(^▽^)/

 

 


「ツグミ三兄弟」ようやくトラツグミ

2022年02月26日 | 野鳥

今日はようやく「トラツグミ」に巡り合えました🤪

ただし、現地でたまたまお会いしたKWさんにあそこにいますよ!

と、教えていただきました。

多分ですけど、私一人だったら見つけることができなかったと思います。

自分の唯一の自慢が驚異的な視力でしたが・・・

50を過ぎたころから視力が一気に低下😓

KWさん!ありがとうございました。

 

散歩道にひょこっと現れた「トラツグミ」数年ぶり😭

 

地味だけど美しい。

実はかなりトリミングしています。

何せ、警戒心が強くてこれ以上は近づけないという距離から撮っています。

 

出会いを切望していたので本当に嬉しい!

 

で、ちょっと枝が混んでいますが

「トラツグミ」の枝とまり!嬉しい!

 

こちらは「シロハラ」

大型ツグミの仲間なので

シルエットだけだとトラツグミに見えます。

 

毎度!こちらは小型ツグミの仲間の「ルリビタキ♂」

相変わらず、美しく、愛嬌もあり!

そのほか、ジョウビタキ、アカハラ、ツグミなど今日はツグミの仲間のみの観察となりました。

冬鳥シーズンもそろそろ終わりになるので鳥見も貪欲になります。

 


「ボタシギ(ヤマシギ)」

2022年02月25日 | 野鳥

トラツグミとの出会いを求めて出かけた森でしたが、

現地に着くと、現地でボタシギと呼ばれる「ヤマシギ」が

水浴びしたり、ミミズを食らったり

相変わらず「ルリビタキ」がサービス満点でしたが

お目当てのトラツグミはなかなか姿を見せてくれません。

 

「モズ雄」

モズはお気に入りだが、今日の目当てはちょっと違う。

 

「ジョビ子」

こちらもかわいいが、今日は・・・

 

更に「ルリビタキ♂」

今日もサービス満点

美しい・・・

しかも、足元(1m)ほどのところまでやってくる。

 

ルリビタキは美しいし、愛嬌も満点!

 

で、ヤマシギ。動かないと存在に気づけない。

当地ではボタシギと呼ばれて親しまれているようです。

 

水鏡に姿が写っています。

 

正面から見ると不思議な姿。

 

リズムをとりながら移動します。

 

くちばしを土中に差し込んではミミズを引っ張り出して食べていました。

くちばしにミミズがまとわりつきます。

 

首を伸ばすと意外にスリム

 

やがて、池で水浴びを始めました。

 

最後は伸びあがって、再び食事に向かうのでした。

 

トラツグミには出会うことができませんでしたが・・・

ボタシギが小一時間出っぱなしで楽しませてくれたので良しとします。


気分を変えて、散歩道は春コースへと変える!

2022年02月24日 | 野鳥

まあ、散歩友の多くが最近の観察の森へは足が向かないという声・・・

2011の震災以来、かっぱ沼からの配管も完全に直っていないらしい。

もう10年経つのだから、底のゴムがひび割れた人工池二つは

十分な給水が無いのでもはや「水たまり」に等しい。

そういうことで、身の回りの自然の森へと向かいました。

人っ子一人姿が見えない「天然の森」へコースをとる

 

もう少し時間が経って気温が上がると、

顔にかかる蜘蛛の巣を払いながらの散歩となります。

 

ようやく、北向きの日当たりの悪い斜面で「アオイスミレ」

未だ開花している株は見当たりませんでした。

 

「モズ雄」君、

ぼちぼちパートナーを探さないといけないね

 

夕方の愛犬との散歩ではワサワサと動きながら採餌する

毎度の「タシギ」の群れ

 

時折、私と愛犬に驚いて飛び上がる・・・

で、あまり遠くに飛び去ることはありません。

この時期はタシギの飛翔する姿を多く見ることができ、

つばさの模様が観察できます。

 

同時に、ここにはツグミ、シロハラ、アカハラ、ジョウビタキなど

ツグミのなかまや、

ホオジロのほか、カシラダカ、アオジなどの冬鳥も集結をはじめています。

 


気が付いたら春間近!

2022年02月22日 | 野鳥

例年のごとく牛久自然観察の森に「アオイスミレ」を撮りに・・・

えーっ!何やっとんじゃ!

最近観察の森はおかしいんじゃないかと思う!

園内の草刈りが、ボランティアからシルバー人材センターに移行してから・・・

任せっぱなしはないだろう!

例えば昨年はオカトラノオの花が見ごろとなろうというときにつぼみが付いた株を全面刈り取り!

そうかと思えば冬場にエノキの下の落ち葉をきれいに清掃・・・

あーっ!そこにはオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫が確認できていたでしょう!

で、今日はアオイスミレの咲く斜面を草刈りって

当の観察の森のレンジャーが誰も立ち会っていない。

公園じゃないんだから、保全の仕方が全く間違っているでしょう。

そもそも、ここ数年はレンジャーを園内で見たことが無いんですけど・・・

どうなっているんだろうか・・・・

フクロウの巣箱もこの時期にかかっていないのはもはややる気がないとしか言いようがない。

そんな園内にも梅の花は咲き始めていますが

梅園の梅は咲き始めているが・・・

 

数本の梅の木が満開となっているものの見ごろはまだまだ

 

園内では「アカゲラ♀」

 

時間をおいて別の森で「アカゲラ♂」

 

で、久しぶりに「ルリビタキ♂」

ここでは三羽のルリビがにぎやかでした。

 

こちらは「雌型」脇の黄色が濃く尾羽の青みが強いので若いオスかな?

 

ルリビ!かわええ

 

こちらは「ルリビタキ♂成鳥」

美しい!

とにかく人を怖がらずに目の前までやってきます。

 

もはやピントが最短距離でも合わずに後ずさりする!

ここでは青く色づいた成鳥が二羽見られました。

しかし、あとで画像を見て個体識別できません(^^;

 

じっと待っていると向こうからやってきます

ルリビタキはお気に入り

 

今日はルリビタキで大満足ですが・・・

 

「コジュリン」

 

「ホオアカ」

 

それにしても・・・

最近の「牛久自然観察の森」の園内保全はちょっと間違っていると思う。

やるべきことを見失っているのではないか?

魅力が半減していると思っているのは自分だけだろうか?