散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

散歩道DEスナップ

2024年01月31日 | 野鳥

このブログの前身のホームページを2006年末に始めて、

気が付いたらずいぶん時が経ちました。

当初は子供たちと自宅や学校の周辺にどんな生き物がいるのだろうと

記録を撮り始めたのがきっかけでっす。

文字通り、LOGをとることが目的でした。

その中には、関東初の記録が2種類あって素人なりにも記録は大切だなあと思います。

たまに、怪しい同定があって間違えていることもあり、詳しい方に相談したりもしますが、

既に皆さん高齢となって、中には亡くなった方もいたり・・・

気が付くと、子供たちは離れて一人での散歩となり、

特に、昨年は一番の相棒だった愛犬をなくして時間の経過の早さやさみしさも感じます。

最近の散歩道でのスナップを上げてゆきます。

 

アカゲラ♂ アカゲラはお気に入りなので今季は出会いが多くて楽しい

 

ちょっと距離があってわかりずらいですが、コゲラがカマキリの卵を食べています。

鳥たちが様々なものを食べるのも発見でした。

 

相変わらず距離が近い「ルリビタキ」

 

こちらは別の個体です。

 

はじめてルリビタキのオスを見たときは感動でした。

もちろん雌型もかわいいのですが最近見かけません。

 

似たような環境で「シロハラ」

 

ぽぽぽぽぽー!と樹上に上がった

藪の中でガサガサ、こそこそ音がするときはたいていこの大型ツグミの仲間だったりすることが多い

 

草原に群れて採餌中の「シメ」

 

この時期になって、ようやく人慣れをしてきて

プチプチ、プチプチにぎやかに追いかけっこ

アトリの仲間は色彩豊かで好きです。

 

同じようなところにメジロ

混群でにぎやかに動き回っています。

 

桜の花芽なんですが・・・

 

むしゃむしゃといった感じで食べまくる先日アップしたウソと同じグループ

 

「ウソ♂」

 

「ウソ♀」

 

日陰で発色が悪いのが残念です

 

そして毎度の「ヤマガラ」

散歩道は賑やかです。

 

 

 

 


西谷田川の野焼き

2024年01月29日 | 野鳥

昨日、すっかり忘れていた「野焼き」のお知らせ

沼辺を歩いていたら、四方から火の手が上がった。

防災無線のアナウンスと

延焼の予防のために待機していた消防車を見て「野焼き」だと悟った。

昨年は風もあって、あっという間に炎に包まれ、

頭上からは灰が降り注いで恐ろしい思いをしましたが・・・

 

どんよりと曇った「筑波山」遠望

 

歩きだしは「モズ♂」と出会う

 

食事中の「ジョウビタキ♀」

 

「ホオジロ」

 

沼には「ハジロカイツブリ」

 

聞き覚えのある声は「ベニマシコ」

ずいぶん久しぶり

 

女の子だけでしたが、

ここで出会えてうれしかった。

以前は多くのベニマシコを見ることができた場所です。

 

電柱の上で高みの見物は「トビ」

 

二羽のノスリが絡みながら飛んできた。

 

と、葦原に数台の消防車。

防災無線からは「野焼き」のお知らせが響く・・・

あっ!そうだ、すっかり忘れていました・・・

 

と、思う間もなくあちらこちらでぱちぱちと音がして

炎が上がった。

今年は規模が小さいようで、昨年のような周囲が見えないほどの煙と

炎に包まれるようなことにはなりませんでした。

 

野焼きが始まると、筑波山は煙ってぼんやりと見えました。


お久しぶりね!

2024年01月24日 | 野鳥

散歩道では梅の花が開花を始めました。

寒さはこれからなのだが・・・春もゆっくりやって来るようです。

 

毎度の「ルリビタキ♂」が今日も顔を見せてくれます。

 

相変わらず可愛い

 

ノド〇ンコ見えてますけど・・・・

 

こちらは「ジョウビタキ♀」

ルリビタキ♂とは盛んにけん制しあう

 

毎度にぎやかな「シロハラ」数を増しています。

 

シーズン初めは珍鳥だった「ツグミ」

 

「シメ」雌のようです。

ようやく警戒心も和らいで近くに来てくれます。

 

そして、聞き覚えのある声の方を見れば「ウソ♂」

 

何年ぶりだろうか?

散歩道で出会えたことが嬉しい。

 

こちらは赤みが強い個体です・・・

盛んに桜の花芽を食べています。

アカウソかなあ・・どうもウソということです。

いずれにせよ、私自身がはっきり区分できない亜種の存在するウソの仲間は

すべて「ウソ」でまとめることにしています。

 

こちらはカエデの実を食べていた「ウソ♀」

久しぶりの出会いが嬉しかった。

この日は三個体のウソを見ることができました。

なお、説明の中に不適切な表現がありました。

不快に思う方がいましたら申し訳なく思います。

なにせ、基本、東京下町の鼻垂らしがルーツのガキのままの爺さんです😓

 


猛禽-2

2024年01月21日 | 野鳥

毎年楽しみにしている野鳥ですが、

私の決めた身近な散歩道では一番距離のあるところになります。

まあ、なるべくはみ出さないように行動しています。

ここ3週間ほどの画像になります。

今季は昨シーズンと違って出会いの頻度があまりよくありません

 

まだ早い午前中の狩場

気温が高く、低く飛ぶハイイロチュウヒ♂は陽炎で揺らぎます。

 

ひとしきり飛び回るも、狩りは失敗して、しばし休憩

 

同じ個体ですが、素嚢をパンパンに膨らませて、お腹いっぱい!

塒に帰ってきました。

 

にらみを利かせて?飛び回る。

この個体はおそらく狩りが上手なんだろうと思います。

割と早い時間に素嚢を膨らませて帰って来ることが多いように思います。

 

画像は同日のものとは限りませんが、

塒に戻ってくると、ひとしきり旋回してからひらりと葦原に飛び込んでしまうことが多い

 

魅力的な野鳥なので枚数がかさみます。

 

正面から向かってくることは少ないのでうれしい

 

グライダーのような飛翔が美しい

 

この日は早い塒入りで、少し風もあって、

ひらりと身をひるがえして葦原に塒入りをする

 

日暮れまじかに塒入りをする「ハイイロチュウヒ♀」

上尾筒の白帯と、翼下面の縞模様が美しい。独特の面型が面白い。

今季も、早めにメスが塒入りをして追うようにオスが来ることが多いのですが、

今季は雌が近距離に姿を見せることが少ないように思います。

 

この日は狩りに苦労したのか?

日没と同時に塒に戻ってきた「ハイイロチュウヒ♂」

 

水路の上を旋回した後

 

しばらく動かず、

おそらく、この後よちよち歩いて葦原に入るのだろうと思いますが・・・

太陽が沈んだので私も塒に向かった。

 

 

 

 

 


猛禽-1

2024年01月16日 | 野鳥

冬場はやはり猛禽類が目立つ散歩道

今季は相変わらず凍えるような環境での撮影は少ないです。

悠々と飛ぶ姿がお気に入りですが、

時に見せる鋭い飛翔も魅力的です。

 

定番のトビ

近辺の猛禽としては漂留鳥で最大の部類です

 

この日は近くにきます。

翼裏は黒っぽく、風切り羽付け根に白斑

尾羽は長くて、広げると三角形に近くなります。

更に広げると丸尾に近くなるらしいんですけどそこまでは見たことがありません。

ノスリのようなベストは着ておらず、翼裏面が黒っぽいので、

翼角にはノスリに特徴的な顕著な黒い紋斑がはっきりしません。

タヌキ顔もひょうきんです。

 

「ノスリ」の帆翔

この個体はまた白っぽくて図鑑に載るような個体ですが

トビと違って翼巾は広く尾が短くて顕著な丸尾です。

手の指のように見える風切り羽も5本が目立ちます。

 

遠く「ミサゴ」のホバリング

私が鳥見を始めた20年以上前にはトビの仲間となっていたような・・・

はっきりした記憶ではありませんが・・・

 

その後、ダイブしたのですが葦原の向こうで見えません(´;ω;`)

ダイブした近くに杭どまりしていた他のミサゴに

「俺の縄張りに来るな!」と、何度も追い払われる。

ちなみに、狩りは失敗したようです。

 

こちらは別の沼辺で頭の上に飛んできたミサゴです。

こちらもホバリングを始めます。

 

逆光で見ずらいのですが、眼が怖い

獲物を凝視している模様

 

飛び込まないのかい💦

気を持たせたまま飛び去ってしまいました。

 

こちらは別のミサゴで、獲物ゲット

まだ水温が高いのか?ボラではなくて、鮒の仲間に見えます。

水温が下がると鮒は水底に沈んで動かず、ボラは上がってくるのだと以前教えていただきました。

 

よぎる「ハイタカ」速すぎるのでこれ一枚。

 

葦原の「チュウヒ」

さて、「頭が白いから若鳥だね」という会話が聞こえてくるのですが、

チュウヒは変異が多く、フィールドガイドを見るとこの個体は雌ではないかとも思われます。

残念ながら断定するスキルがありません。

いずれにしろ、チュウヒは猛禽らしくて大好きです。

 

こちらは 成鳥♂のようですが・・・

同じ個体の背面ですが、遠目には上尾筒に顕著な白帯があって

鳥見始めたころにはハイイロチュウヒ♀ではないかと誤認することもありました。

どっちにしても、「チュウヒ」は一つとして同じ特徴がないような・・・

あまり突っ込んで学ばない散歩バーダー泣かせではあります。

 

で、「チョウゲンボウ♀」

このハヤブサの仲間のチョウゲンボウも、数年前にワシタカ類から外れて、

ハヤブサ科として別物扱いとなりました。

骨格や外見などで分類されていたものが遺伝子レベルの解析でそうなったらしい・・・

小型ツグミなども私が鳥見を始めたころから

ツグミとヒタキの間を何往復かしたような・・・

まあ、私のように姿を見て楽しむ散歩道観察者にはどうでもいいと言ったら不謹慎かな💦