散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「オナガ」巣立ちまで

2024年06月27日 | 野鳥

4月中旬から身近な場所で多くのオナガが飛来して営巣を始めた。

まあ、嬉しくもあり、うるさくもあり😄

さりとて、身近に来てくれる野鳥は大歓迎です。

諸事情で今日は長くなります・・・

 

飛来したころには求愛給餌などの姿も見られてほほえましい(4月末頃)

 

オナガの存在は分かっていたのですが、

そのうちに給餌にいそしむ姿がよく見られるようになった。(5/24)

 

見上げると三羽の雛が見られました(6月中ころ)

 

二羽が頻繁に給餌にやってきます。

この毛も生えそろわないような状況で鳴き声はすでに親と一緒

 

6/18 どしゃぶりの中何やら動きが活発

親鳥は濡れネズミならぬ「濡れオナガ」

 

巣のある近くの電線にとまるオナガ

 

見上げると、少し小ぶりな一羽が雨に打たれています。

 

大粒の雨で葉が打たれて動くのですが、

そんな中でも不自然な動きが見えたので良く見ると

どしゃぶりの雨の中で巣立ちをしていました

 

大雨でも幼鳥は大声で餌をねだる

 

この子等のいた巣では三羽いたはずの幼鳥が二羽しか見当たらない

 

雨でも親は餌を見つけてこなければならず大変だ、

 

翌朝、良く晴れてほっとしているようでした

 

二羽で見張りを怠らない

カラスが見えるとムクドリの大群と共闘して向かってゆきます

残った?二羽は寄り添う

 

尾羽がまだ初々しい尾の短いオナガ

 

 

幼鳥の食欲は旺盛に・・・

 

見当たらない一羽ですが、しばらく留守にした間にカラスなどにやられたようでした。

 

親鳥は気が抜けません!

 

巣だったとはいえ、餌を要求する幼鳥

かわいいんですけどねえ・・・声がねえ・・・

 

給餌を受ける姿は可愛いです

 

少し離れたところに飛べるようになり、

尾羽も伸びてきた?(6/22)

 

腹減ったー!飯くれよーっ!

 

親鳥はナワシロイチゴの実や毛虫、

果ては子供が落としていったスナック菓子のかけらなどを運んできます。

 

ふんっ!文句ある・・・

 

ぼちぼちらしい姿になってきているんだけどねえ

 

海外しく働く親鳥と、甘える幼鳥

 

この子等は私が見てきた子等とはまた別の兄弟のようです

 

なぜなら、三羽そろっているのでした。

とにかく近辺に多くの巣があったのでもはや林は幼稚園

 

まだまだにぎやかな声が聞こえてきますが

ここのところ、ここの林は静かになって少し移動していったようです。

その答えは次回に続く・・・

 

 

 

 


散歩道のオイカワ

2024年06月17日 | 魚類

ずいぶんご無沙汰していました。
実は父がいきなりといった感じで亡くなって、初七日が過ぎて少し気落ち的にも落ち着いて散歩道に出てみました。
幸い、父は98歳でしたが最後まで自力で動くことができていたのですが、力尽きて家族に負担をかけることなく静かに亡くなっていました。
49日過ぎるまではおとなしくしていようかと思いますが、父は自分の死で私たち子供に負荷がかかることは望んでおらず、生き物好きは父譲りなので少しづつ動き始めようと思います。
まずは、もうすぐ一周忌を迎える愛犬と歩いた散歩道でかねてから撮りたかったオイカワの水中動画を撮ってみました。
少し長いですが、ヒーリング動画として見てください。もうすぐオスが鮮やかな婚姻色となるのでまたトライしてみようと思います。

 

 


マイフィールドの 春から初夏の蝶の仲間

2024年06月06日 | 昆虫など

一週間以上のご無沙汰です

玉置博さんみたいな出だしですが・・・(知っている人は生き残り組💦)

画像はたまっているのに身辺何かと忙しくようやくまとまりました。

とはいえ、アカシジミやウラナミアカシジミを待っていたのですが・・・とうとう出会えず

昨年は愛犬に添い寝(6/25が一周忌)しておりこの時期はフィールドに出ていませんし、

久しぶりの探索でフィールドの様子が変わってしまって

それでもミズイロオナガシジミとの出会いがあったので良しとします。

 

フィールドを歩き回ってようやく「ミズイロオナガシジミ」と出会う。

まだ羽化したばかりのようで、美しいし、動きもちょっと鈍い

二日間でこの一頭のみですが、三日目には見られなくなりました。

 

このモフモフ感がたまりません。

 

ゼフィルスとの出会いはやはり嬉しい

 

毎度の「ベニシジミ」こちらも負けずに美しい

 

「スジグロシロチョウ」

 

「モンシロチョウ」

 

「モンキチョウ」

 

「キタキチョウ」

数年前に飼育して羽化させたときは嬉しかった

 

早春からずーっと元気に飛び回る「ルリタテハ」

 

こちらも早春から見られる「キタテハ」

栗の花で吸蜜する「キタテハ」

この時期のクリの花では以前は多くのヒョウモンが見られましたが、

待てど、暮らせどチョウはこの一個体の身でした。

図鑑には、アカシジミなどは白い花、特に栗の花で見られるようなことが書いてありますが、

この二十年、マジかな樹の樹液などを吸っているのは見たことがありますが、

ゼフが栗の花で吸蜜するところは見たことがありません。

 

嫌われ者の?私だけ?「アカボシゴマダラ」

 

「コミスジ」

この辺りで見られるミスジチョウの95%以上はこのコミスジかな

 

「サトキマダラ」

 

苦しい画像が続きますが「ヒメジャノメ」

 

「コジャノメ」

 

日向を飛び回る「ヒメウラナミジャノメ」

 

クロコノマチョウ同様暗色の「ヒカゲチョウ」

 

目下多勢の「ダイミョウセセリ」

 

昨冬から羽化を楽しみに待っていた「ジャコウアゲハ」の蛹

案の定、寄生バチらしきものにやられて羽化はなりませんでした。

チョウの類の多くは(8割とも、9割とも聞きますが)寄生バチにやられるようです。

 

そのそばで、ウマスズクサに産卵する「ジャコウアゲハ♀」

 

最近出会いが少ない「ナミアゲハ」

と、いうかアゲハの仲間との出会いは減っていると思います。

特にアオスジアゲハは見なくなりました。

食草になる樹木が少ないのと、セリ、ウドなどが減っているせいでしょうか?