散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「ジョウビタキ」飛来!いよいよシーズン

2024年10月26日 | 野鳥

毎年、シーズンの扉を開けてくれるのはジョウビタキのように思います。

一番にジョウビタキと出会えるポイントへ出てみました。

24日のことですが午前中は用事があって午後、暗い空の下出かけてみました。

暑さが急激に勢いを失ってきて暦通りになるのかな。

実は、良く鳴いて声が聞こえてきたのでそーっと覗いたらいたのですが、

毎年ここで見るのは雌だったのでちょっと驚き。

 

散歩を終えようとしたときにヒーヒー声が聞こえてきました。

 

まあ、この子は警戒心も薄く良く鳴くのでした。

 

妙なる歌声、ありがとうございました。

まあ、この場を雌に追い出されるのはジョウビタキの常道か💦


「アライグマ無惨」

2024年10月24日 | 動物
先日散歩道を歩いていると、クイナのような声が聞こえてきました。
その声のする方向を見ると、アライグマ捕獲用の罠があって、
罠にかかったアライグマが悲し気に泣いて居りました。
事情を知っている方に話を聞くと11日に罠にかかったものの、
お役所が対処しているので三連休が過ぎた15日でないと回収されないだろうとのことでした。
いくら害獣とはいえ、暑さの中日光を遮ることもできない檻の中、かわいそうだなあと思います。
犬の行動を学んだことがありますけど、すでに相当精神的に病んでいるように見えました。
害獣とはいえ命あるものの扱いはもう少し考えてあげなければいけないのではと感じました。
害獣に仕立ててしまったのは人間のエゴだから・・・
 
 
私は13日に気が付いた
「出してくれーっ!」と泣きながらもがいていました。
 
暑さのせいか呼吸が荒く見えました。
翌日もまだ檻の中にいて動きが完璧に精神を病んだ感じです。
 
眼が見えちゃうとつらいです。
 
この悲し気な表情
心が痛みます。
お聞きした話ではこの罠ですでに30頭ほどの個体が捕獲され
イタチごっごのようです。
一時はハクビシンが問題になっていましたけれど今は圧倒的にアライグマが増えているようです。
この子はたぶん殺処分になってしまったのでしょうが、
ここまで苦しい思いをさせなくてもいいのではないかと思うのは私だけ?

紫金山/アトラス彗星

2024年10月20日 | 
日中は強風が吹いていたので、ひょっとしたら夕方には雲が無くなるのではないかと思っていたらその通りになりました。
午後5:30ころ、西の空が開けたところに出て見上げたものの肉眼では周辺の星も見えませんでしたが、
30分ほど経つとようやく暗い星も見えてきましたが、
70mmのレンズを付けて方位約250度高度約30度に合わせたもののファインダーを覗くもちょっと厳しい。
とりあえず、ISO1250で15秒ほど露出をかけたら見つかりました
。肉眼ではなかなか厳しい。
何時もの日中撮影はシャッター速羽優先なので絞りのことはすっかり忘れていました。
F9まで絞られたままでファインダー暗いなあと思いつつ気が付かなかった。
10倍の双眼鏡でも尾がボヤっと見える程度でした。
それでも肉眼で確認できたのはハッピーでした。
背景がつくば方面で空が明るくて今一つの画像です。
14日に肉眼ではっきり見えた方がうらやましいです。
スマホでは確認しづらいかもしれません。
 
左下に沈む直前の金星を入れて、右上にギリギリアトラス彗星が入りました。
スマホ用に明るめにレタッチしたら見えず落なったかな
 
諦めていたので、ちょっと嬉しかったです。
久しぶりにレンズを空に向けました。

散歩道DEスナップ「コハクチョウ」が来ていました

2024年10月20日 | 野鳥

油断していたら、アトラス彗星を見逃してしまいました。

多分、天気予報などを踏まえてみると今後の観察はかなり厳しいようです。

14日には自宅ベランダからでもよく見えていたらしい・・・(;´д`)トホホ

で、翌日からずーっと雲が厚く、雨も降ったりで残念なことになっています。

いろいろなことに手を出し過ぎて、そちらに気が回りませんでした。

 

そういうわけで、カメラを持って翌日15日

西の空には低く雲が垂れこめて、星は見えず

天頂付近には月が煌々と・・・

 

オシドリは彗星同様、藪の彼方に・・・

 

気を取り直して、雲の合間から日が差した午後、

久しぶりに歩きました。

「カナヘビ」も日向ぼっこ。今日は暑かった!

 

あまり出会いたくない「モンスズメバチ」

 

野では「ノシメトンボ」ばかり

他のトンボの姿が極端に減りました。

 

コスモスには「ツマグロヒョウモン♂」

 

セイタカアワダチソウに来た「キタテハ」

 

お隣で「メスグロヒョウモン」

セイタカアワダチソウはブタクサと混同されますが、

虫媒花で、花粉症の原因にはなりません。

ただ、見ていると鼻がムズムズしてきてしまいます・・・

 

「モンシロチョウ」のランデブー

この時期は蝶がめだちます

 

相変わらず高鳴く「モズ子」

 

モズを見ていたら、「ミサゴ」が輪を描いておりました。

 

ミサゴはお気に入りなので出会いは嬉しい

 

なんだかよくわからない形に変形!

下には沼がありますが、ダイブすることもなく通り過ぎてしまった。

 

クークーとか細い声が聞こえてくる

沼には「コハクチョウ」が来ていました。

 

私が見る限り五羽のコハクチョウが数えられました。

昨年はもう少し多かったかな・・・

それにほぼセットで訪れるコガモの姿がまだ見られません。

 

 

 

 


散歩道でSNAP!

2024年10月13日 | 野鳥

気温がぐっと下がって、朝晩だけでなく

風通しの良いところで昼寝、うたた寝などすると寒さで目が覚めることがあります。

考えてみれば10月も半ばになろうという季節

あたりまえですよねえ

野の風景もさらに秋めいてきました。

 

ミズキの樹にやって来る「オオルリ幼鳥」

当初、聞こえてくる地鳴きなどから

キビタキ幼鳥かと思いましたが、先輩バーダーに訂正をいただきました。

 

熟した実もあって、選んで食べていました。

どうやら背後からキビタキの地鳴きも聞こえ、

たまに二羽で絡むこともありました。

 

同じくミズキの実を散らしに来た「メジロ」

 

野では「ホオジロ」がよくさえずります。

ちょっと鼻がムズムズしてくる画像ではあります。

 

ホオジロを見ていたら背後でけたたましい高鳴きの「モズ子さん」

空気を羽毛に含んでふっくらと可愛い

 

さらに久しぶりの「キセキレイ」

尾羽で拍子をとりながら採餌に来たようです。

 

睡蓮の根元で得体のしれない?水生?の芋虫をおいしくいただきます。

 

沼にはカモが種類を増やします。「マガモ(エクリプス)」「コガモ」

 

「マガモ」

 

「ヒドリガモ」

こういう景色を見ると季節が変わりつつある実感がわいてきます。

 

稲刈りが終わった田んぼで「ナツアカネ」

 

群れで沸き上がる羽虫を捕食していました。

 

コスモスに来た「ナガサキアゲハ」

ずいぶん久しぶりに見た感じのナガサキアゲハです。
尾状突起が無いのでナガサキアゲハは同定しやすいですね。
 
しかし、15年ほど前にはハエのごとく(大げさではなく)町中に飽和状態になったことがあって、
いよいよ在来種は駆逐されるのかと思いましたがその時がピークで今はあまり見ないことが多いです。
アゲハならではの柑橘系が食草なので競合するのですが彼らが思ったほど繁栄しない理由はなんなのでしょうか?
以前にも書いたかもしれませんが私が45年ほどまえに購入した「保育社:原色日本蝶類図鑑」ではその名のごとく北限は長崎になっています。
 
 

この時期、日当たりのよい林の端で目立つ「ウラギンシジミ」

 

こちらは命をつなぐ「ツバメシジミ」

 

この地では命をつなげないウラナミシジミですが、葛の花で卵は良く見かけます。

けど、私は幼虫は見たことがありません

 

「ヤマトシジミ」

 

日向ぼっこする「ムラサキシジミ」

 

「ツマグロヒョウモン」

チョウが目立つのもこの季節の特徴でしょうか・・・

 

そして、眼を剥くカマキリ、たぶん「オオカマキリ」でしょうか?

横から見ると緑一色の目玉も、正面から見ると黒目が見えるのが面白い。

散歩はさらに続く・・・