散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

続)散歩道は楽しい

2025年01月29日 | 野鳥

自然を相手に写真を始めたのは20代に入ったころでした

当時は元気が有り余っており、脚も父母からもらった健脚で

カメラをセミ版含めて数台ザックに放り込んで

近場は秩父、丹沢、多摩・・・

会津、日光羽、八ヶ岳、南北アルプス等々を走るように歩くことができた

しかし、あれから50年(綾小路きみまろ風に)

先の筑波山、御幸ヶ原から男体山に登っただけで息が切れた。

無理はするなということでしょう。

昔取った杵柄で、高齢者が秩父あたりで遭難するのもうなづける。

気持ちは変わらないからだ・・・鏡をじっくり見ると良いと思う

さて、そんなわけで相変わらず身近な散歩道を歩きます。

幸い、平地を歩くときは左足を気にせずに10Kmはまだまだ歩けます。

 

散歩道のはじめに出迎えてくれる「モズ子」さん

 

近くの「モズ雄」君、野鳥はオスのほうがビビりが多い

もう少し近くにおいで、取って食いやしないから

 

「ジョウビタキ♂」

この子は愛想がよくて?ずいぶん近くに寄ってきます

 

こちらは別の「ジョビ雄」君

最近、ジョウビタキが多くなってきました?

 

ジョウビタキは庭木があれば住宅街にも入ってきて

「カッ!カッ!カッ!」と寄ってきます

 

こちらは同じ場所で「ジョウビタキ♀」

 

「ツグミ」こちらはシーズン当初は珍鳥だったのが

今や、うるさいぐらいに声が聞こえるようになりました

 

葦原で、赤い実を盛んについばんでいます。

この実はヒヨドリも好みますが、ガマズミ?なんでしょうか?

 

「ムクドリ」こちらも群れてにぎやかです

 

先にも書いた通り「ヒヨドリ」もかなり目立つ

 

「ヒヨドリ」はねえ

カラスやオナガ同様小鳥を蹴散らすので

ほどほどに・・・

 

群れると言えば、最近大きな群れになってきた「カワラヒワ」

 

ワーッと飛び上がってはまたもとの木に戻ってゆきます。

 

以前に数百の群れが一斉に飛び上がる様を見ましたが壮観でした。

最近、カワラヒワ、アトリなどの大きな群れを見ることが無くなったような気がします。

 

さらに歩いてゆくと「ベニマシコ」の群れに遭遇

こちらもシーズン当初は珍鳥であったが、ようやく普通に見られるようになりました

色鮮やかなのは「ベニマシコ♂」

 

ちょっと地味な「ベニマシコ♀」

 

盛んにカナムグラの実を食べていました。

 

さらには「カシラダカ」

こちらもようやく群れてワサワサと葦原を動く姿が見られます。

 

毎度の「ホオジロ」も

体色が鮮やかになってきたような気がします

 

締めは「カワセミ♀」

 

「カワセミ」は本当に美しい

東京にいたころにはすずめやカラス、カワラバトくらいしか知らず、

散歩をしながらこんなにも鮮やかで、多様な野鳥をみられることが幸せです。

最近の東京下町は緑化が進んでずいぶん様子は変わっています

 

ただ、以前にも書いた通り、デジカメの普及とともに誰でも気軽に野鳥撮影ができるようになって

人が多くなると様々な人が集うようになって競争みたいなことになってきています。

この趣味は撮り鉄と違って高齢な方のほうが多いのですが

野鳥観察というよりは話し相手を求めて入ってくる方がいたり

勝手に私有地に入り込んだり

撮影のために胴長まで準備して勝手にそこいらの枝を切り捨てたり・・・

鳥の巣穴を棒でかき回したり・・・

到底野鳥が好きで写真を撮っているとは思えない行動をする方もいます

以前から周辺で静かに野鳥観察をされている方が同類に扱われて迷惑しているという話も聞きます。

私は意思が弱いので、仲間は作ってもつるむことはしないようにしています。

 

 

 

 


少し前の画像 ー 筑波山

2025年01月24日 | 野鳥

いまだに地域?プロバイダによってGooが閲覧しづらいところがあるようですね、

そこで、知人のブログ閲覧をしていて気が付きました💦

1月10日に筑波山に出かけたときの画像がGoonにアクセス困難でそのままに・・・

で、遅ればせながらのアップです

 

ケーブルカー「宮脇駅」からの富士山

目のまえで始発のケーブルカーに行かれてしまったので

ここで少し景色を楽しみました

 

多分、新宿副都心かと思われます

 

視線を左に移すと「東京スカイツリー」と、右のほうにビルに埋もれた「東京タワー」

東京タワーはほぼ私と年齢が一緒だ(私のほうが4歳ほど年上です(笑)

埋もれずに頑張ってほしい(笑)

 

ケーブルカー終点「御幸ヶ原」からの日光男体山

この日はギンギンのピーカンだったのに遠景はぼやけて見づらかった

 

凍り付いた「男女川源流」

石の水受けに溜まった水も終日凍り付いていた

 

はじめに迎えてくれたのは「ハギマシコ」

樹に群れてとまっていたが、

 

ワーッと地上に降りて草の実を採餌

腹が減っていれば極端に近づいて脅かしたりしなければゆっくり見られますね

 

日陰に入ると色彩はくすんでしまいますけれど

オスの胸の色彩は美しい

背後では12月に続いてウソの声も聞こえていました

 

多勢は「カヤクグリ」です。

こちらも地上に降りて草の種子を食べている姿

 

こちらがじっとしていればすぐ近くに来てくれます

多くの野鳥が音には警戒はします、動きには敏感に反応して飛び去ることが多い・・・

最近、古くから野鳥を撮っている仲間がカヤクグリ撮影で

お隣に「お前のシャッター音で逃げたじゃないか」と文句を言われたという話を聞きました。

背後で登山者の団体がバンザイ三唱して大騒ぎしていたのに・・・

ああ、ミラーレス世代はそう思うんだろうな・・・

50年写真を撮っていて、今も持っている「Canon-New F1 モーターワインダー」

強烈な音を発しますけど適度な距離を取って動かなければ警戒はされてもまず逃げられることはありませんでした。

むしろ、小さな枝を踏んででる「パキッ!」という音は小さくても経験的に動きにつながることを彼らは知っているので反応します。

当然、種類や個体差もあって100%ということはないんですけどやりづらい世の中になってきました。

お隣がどのような方かわからないときは無駄なトラブルは避けたいので「電子シャッター」に切り替えますが、

一部高級カメラ以外は被写体によって電子シャッターでは必ずローリングシャッター歪みが出ますけど・・・。

この日のカヤクグリも3mほどの距離でメカシャッター連射させてくれました。

 

色味は様々

 

なかなか落ち着いて撮らせてはくれません

このような動きのあるものは電子シャッターでは歪みます・・・

 

カヤクグリ、至近距離で撮らせてくれました

 

カヤクグリもメジロ同様可愛いんですけど・・・目つきは鋭い

 

多くの個体が相手をしてくれたので満足でした。

この日は人が驚くほど少なくて多くのポイントで一人でゆったりとした気持ちで撮影できました。

 

ピントが目にあっていませんが「メジロ」

 

「シジュウカラ」

 

「ルリビタキ」

麓で出会える野鳥たちとも出会うことができました。

この日は御幸ヶ原から久しぶりに男体山頂に上りました。

昔、南北アルプスを走り抜けるように歩けていた自分も三度の肉離れを起こした左足をかばいながら
右手に4Kg超えのカメラを持っての岩場が多い男体山行は足というよりも
たかが200mほど(標高差70m)の登行で息が上がってしんどかったのでした(爺💦)。
 
降りてからの高いソフトクリームがおいしかった(笑)
ほんとにちょっと500円はぼったくりかと・・・思いつつ

 

 

 

 

 


散歩道は楽しい

2025年01月20日 | 野鳥

愛犬が虹の空を渡ってから・・・

パートナーを失った私はどうも動きが悪い

愛犬はこんな私を見て苦笑いをしているんだろうな・・・

 

もうすぐ二月だというのに・・・・

相変わらずツバメが飛び回る

 

最近、出会いが少ない「ノスリ」

 

毎度の沼辺の「ミサゴ」

はじめて見たのは愛犬との沼辺の散歩だった・・。

 

おおっ!「ハイタカ」

 

猛禽には機能的な美しさを感じます。

 

沼辺では「カワラヒワ」がにぎやかですが

警戒心が強くて群れでの撮影が難しい

 

森の「アオジ」

 

「ヒヨドリ」は例年より多く感じます

 

お気に入りの「モズ♀」は出会いが多い

 

こちらは「モズ雄」

そろそろペアリングの季節を迎えます

 

こちらは別の「モズ子さん」美人

 

またまた、別の「モズ雄」

森で見かけるのは珍しい

 

久しぶりの「ルリビタキ♂」

 

美しいし人懐っこい

 

森の「シロハラ」

 

この子はなぜか人懐こくって、

2mくらいのところまで寄ってきます

撮影可能な最短撮影距離まで迫って来る。警戒心が強い個体が多いが

個体差があるのは面白いですね

 

 

散歩道の「タシギ」

 

愛犬とタシギを観察したことをおもいだす。

知らずに愛犬の名前を呼んでいることがある・・・


水辺の鳥たち

2025年01月17日 | 野鳥

相変わらず、沼辺の散歩は続きます

水辺の鳥たちはのんびりとしているように見えます

 

沼面にぷかぷか浮かぶ「ユリカモメ」

幼稚園の時にお遊戯会でかもめの水兵さんを演じたことが思い出されます

何時の話だか・・・

 

 

何があったのやら、時折ワーッと飛び上がるカモの群れ

 

水鳥の混群

カルガモ、オナガガモ、マガモ、カンムリカイツブリ

集うと安心なんだろうか?

センサーは多い方がよいのでしょう

 

 

こちらはぷかぷか浮かぶ「マガモ」

 

飛翔は意外に美しい

 

「オナガガモ」の飛翔

 

オナガガモは私的にはお気に入りです

 

「ホシハジロ」

最近は寝ている姿ばかりです

 

 

「カンムリカイツブリ」ここのところ数を増してきています

 

「ハジロカイツブリ」

 

水鳥は見ていて楽しい

沼辺の散歩は続きます・・・・

 


チャンスは突然に・・・そして挫折 「ミサゴ」

2025年01月12日 | 野鳥

ぼーっと沼辺を歩いていると、遠く「ミサゴ」がこちらに向かってきました。

おーおー、頭上でまたくるりと旋回して飛びさるのだろう・・・

油断は禁物です、めったにないこともあるので緊張感が緩むとチャンスを逃します

 

遠く、こちらに向かって飛んでくるミサゴ

 

おやっつ!ちょっと減速しましたねえ

 

さらに減速!

まあ、今までも何度も思わせぶりなそぶりにだまされ・・・

 

さらに、急ブレーキ!!

 

あれれ!飛びながら頭が180度急転回

 

で、ひょっとして獲物発見のダイブが見られるか!

 

急加速が続きます

 

ありゃっ!肝心なところで

手前のアシに阻害されてしまうとほほな状態に(´;ω;`)

この広い沼ではめったに目前でダイブが見られることはありません

 

小さいが獲物ゲット!

 

私の目前を獲物を見せびらかすように飛び去る!

 

この後、どこかの杭にとまって食事したのでしょう!

私をあざ笑うかのように悠然と飛び去った

そろそろ、年齢による反射神経の衰えが隠せなくなってきました・・・

7年使っているカメラも今春にはあらたなものに変えられればいいなあとは思っています。

画質的には私は満足しているのですが、カメラ性能で補えるものもあるからです。

一番の問題は年金生活でどう資金をひねり出すか・・・

ですが、幸い現行のカメラを息子が退職記念に買ってくれた時から

次に備えて積み立てをしていました。

年齢を重ねるとローンも組みづらくなるし、3年とかの短期しかくめなくなりますからねえ