散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

ありっ!

2020年08月31日 | 昆虫など

さて、今日も小さなお友達を探してみました。

足元に何やらぞろぞろ蠢くものが・・・

「アリ」なんですけど・・・

日本にアリの種類がこんなに多いとは思いませんでした。

先の「テントウムシハンドブック」に続いて「アリハンドブック」が必要ですね・・・

 

考えてみれば、アリもハチなどの仲間らしいので

「蟻」としてしか認識していなかった自分が恥ずかしい・・・

ウーっむ!劣化が始まった脳には荷が重いが

使わなければすぐにスクラップになりそうなので頑張ろうと思う・・・

気持ちだけは・・・(^^;


メタモルフォーゼ「ジャコウアゲハ」

2020年08月30日 | 昆虫など

今日は思い望遠は持って歩けませんので(とにかく暑い!(^^;

単焦点70mmのマクロレンズで出かけました!

歩いていると、ひらひらと「ジャコウアゲハ♀」が飛んで出ました!

さすがにこんな状況では70mmでは厳しい

近づくと飛ばれてしまいます・・・(;´д`)トホホ

そうだ!ウマノスズクサを見に行こう!

 

やはり、ウマノスズクサでは「ジャコウアゲハ♀」が羽化の真っ最中!

他にも羽化していましたが、飛んで行ってしまいました。

羽化直後の個体は美しい

 

更に、幼虫を発見!

ウマノスズクサの茎をガリガリ

若い幼虫だと思われますが、色彩が美しい

 

食欲も旺盛です、

このウマノスズクサには多くの幼虫や蛹が確認できました。

しかーし!彼らはあまりの食欲で自爆することが・・・

土から生えている主幹を食べて、ウマノスズクサを枯らしてしまうことがあります!

確か昨年がそんな感じだったかと・・・

 

葉だけ食べていればみんな平和です!

ところで、ウマノスズクサの上三分の一が黒く枯れてしまっています。

おそらく、細くておいしい茎を食べてしまったからかと・・・

 

更に、少し大きな幼虫

 

こちらも色彩とデザインが素晴らしい!

ねっ!茎まで食べちゃうのは珍しいと思います!

ウマノスズクサには毒があると言われていますが、

何か判断力を欠いてしまうような魅力があるのかも・・・

大きくなると茎を食べている個体が多いのかな・・・

割と低い場所にも多数の幼虫がいましたので

自爆しないように・・・

 

で、そこここに幼虫のほかに

「蛹」が目立ちます

すでに羽化後の抜け殻も目立つ

しかし、よくまあ器用に糸で体を支えるものだと感心します。

 

以前、戦時中にイモばかり食べさせられたという方が

この「ジャコウアゲハ」の蛹が、それに見えて仕方ないと言っておりました。

確かに蒸かしたサツマイモに似ているかも!

 

蛹なんか見つけちゃうとなんかウキウキしてきます。

ここまでは黄色くて、まだ蛹になりたてといった感じです。

 

こちらは色が変わって近日中にデビューかと・・・

自然界のこんな営みに触れられることが楽しくて仕方ない。

私がガキだったころの東京の下町では考えもおよびません。

図鑑をボロボロになるほどまで見たが、

実際に目にすることがどれほど貴重で楽しいか・・・

今、ガキをやり直しているのです( ´∀` )

 


星空を仰ぐ

2020年08月29日 | 

夕飯が終わったあと、ツクツクボウシが出ていないか

桜並木を歩きましたが・・・

見上げた夜空に、土星、月、木星が並んでいたのでした

画像を圧縮したので、土星が確認しずらいかもしれません。

それにしても・・・

昨日、ツクツクボウシが桜の木を登ってゆくのを見て、

あわててカメラを取りに行きましたが

戻ったときにはツクツクボウシの幼虫を見つけることができなかった・・・

ここ数年はツクツクボウシの羽化を見るのは非常に貴重な時間となりました


危険な暑さが続くので、夕方の散歩

2020年08月28日 | 昆虫など

さて、今日もただならぬ暑さ!

さすがの私も年齢とともに暑さがこたえるようになってきました。

このシーズンは葉が茂り、鳥は撮りづらいので

今日も夕方、主に葛の葉などで虫を観察することにしました。

いきなり、杭の上で2cmほどのバッタに遭遇

しかし、同定ができません・・・とほほ

 

相変わらず、葛葉やオオブタクサには「ベッコウハゴロモ」が目立ちますが

「アオバハゴロモ」も目立ちます。

しかし、昨年はベッコウもアオバも「びっしり」といった感じで茎に並んで

草の汁を吸っておりましたが、今年は数が少ないように思います。

ましてや!「スケバハゴロモ」は一個体も見ていません・・・

 

「ホシハラビロヘリカメムシ」の幼虫

先の成虫とは全く違って緑色で美しい。

カメムシは「臭い」だけではなくて調べると、結構面白い。

私のお気に入りは「アカスジキンカメムシ」ですが、最近は見ていないなあ・・・

とにかく、カメムシは幼体から成虫への変化が面白いと思います。

 

こちらは桜の木に付いた「キマダラカメムシ」

はじめは「クサギカメムシ」かと思いましたが

頭がとがっており、全体の印象も違います。

私は初めて見ましたが、南方からじわじわと北上しているらしく、

「クマゼミ」「ナガサキアゲハ」「ハラグロオオテントウ」などと同様

勢力を北に広げている仲間らしい

で、さらに葛の葉の観察は続く

 

「オジロアシナがゾウムシ」

口吻は葛の茎に刺さっていたのか?

おいしそうな?汁がたっぷりついています!

 

更に「オオカマキリ」

ところで、自作のリバースアダプターは非常に軽量で扱いやすく、

散歩のアイテムとしては優れているのですが、

いかんせん、倍率が高く「オオカマキリ」などは全体が把握できないうえに、

距離が取れなくて良く逃げられます(´;ω;`)

それに、撮りたいものの居場所によっては、

こんな「ナガコガネグモ」などとほおずりすることもしばし・・・

やはり望遠系のマクロレンズが欲しいかも・・・

とにかく、他のブログの昆虫写真を見るとシャープで優れたものが多く

予算¥2,000-ほどで作ったレンズとしては満足できても、

もう少し質を上げられたらなあと思います。

 

「ウスイロササキリ」

 

「ツチイナゴ」幼虫

こちらは「お兄さん」

 

締めくくりはニラの花で吸蜜する「キアゲハ」

こちらは併携していった400mmで撮りました。

 

「コマツナギ」

私は大好きな花なのですが、

実はこの近くに「ツルボ」が群生しているところがあって

ツルボの花を撮りに行くつもりでしたが・・・

珍しく、この時期草刈りが行われ・・・とほほな結果となりました。

また、テントウムシ探しも不発となって・・・

未消化な散歩となりました。