最近、何度か現場で浅間茂さんとお会いできて長話ができ、
興味深い話につい時間を忘れるという楽しい時を過ごすことができました。
お会いするのはオオムラサキなどの撮影時で
氏が改造した紫外線カメラで蝶の撮影をする時が多いのですが、
浅間さんの専門は蜘蛛で、最近蜘蛛の生態の出版もされています。
散歩道でも楽しい蜘蛛との出会いが多いですよ!
蜘蛛は気持ち悪いという方も多いのですがおおむね無毒で害のないものがほとんどです。
愛犬との散歩でオオブタクサだったか葉上に鳥のフンを見つけましたが・・・
なぜか違和感が・・・
よく見ると、どうやら蜘蛛のようです。
何個体か見つけましたが・・・
初めましてです!
「シロオビトリノフンダマシ」という蜘蛛でした。
毎度の「サツマノミダマシ」ですが
これはオスの個体のようです。
ところで、サツマノミダマシにも種類があることを知りました。
今まで一からげにしていたかもしれません。
最近、コガネグモが見つけれれません(´;ω;`)
こちらは大きい個体ですが「ナガコガネグモ」
「イオウイロハシリグモ」
おおっ!久々にこんにちは!「マミジロハエトリ」♀
ハエトリの仲間は可愛いし行動が楽しい!
んっ!ハナグモのメスだと思いますが・・・
お尻を触る細い長い手が・・・(^^;
ハナグモのオスがメスのお尻に手を伸ばしているようです!
蜘蛛の世界のセクハラ???
自然界ではこんな行動も命をつなぐための一つの行動ですね。
なぜか?人の世界とは違っていやらしさはありません。
当たり前と言えば当たり前ですが・・・
えーっ!毎度ブレインを失って虫たちの種名を調べることが苦痛に💦
人ばかり頼ってきたのでこんな状態になってしまった。
反省すべきだが、もはや自分にもあまり時間がない。
この一週間でハードオフなどでカメラを20台近く処分した。
なぜ、ハードオフ?壊れているものがほとんどだからです。
ハーフ版、16mmから35mm、ブローニーと多様でした。
できたお金で新たに天体望遠鏡を購入予定です。
まあ、天体観測は亀足で進めてゆくことになりそうですが・・・
てなわけで、頭の中だけでなく、
桜並木でもニイニイゼミがにぎやかでしたが・・・
私の頭の中では一年中鳴いているので、いつ鳴きだしたか?不明です。
相変わらず、ハルゼミは撮れずに過ぎてしまいました。
で、ニイニイゼミがにぎやかな桜の木には、
日が暮れるとアブラゼミの幼虫が続々と登ってくるようになりました。
すずめと、カラスの脅威から逃れるためには鳥の活動が収まってから、
日が昇る前までに翅を固める必要があります。
登る・・・樹を間違えちゃう奴も
結局羽化の途中で落ちたり、引き返して体力を使い果たしてしまうものもいる。
こちらは位置決め終了!
背中が割れて殻から脱出💦
よっこらしょ!
しばらくこの形で翅に体液を注入して伸ばす作業!
ここからの表情が可愛いので好きです。
あちらこちらで花が咲くように羽化が進んでゆきます。
アブラゼミの羽化が進む下で、ヤブキリの幼虫でしょうか?
しばらくしてから見てみると、おっと!
こちらも脱皮が始まっていたのでした。
昆虫の世界は面白過ぎる!
「ツチイナゴ」の幼生
こちらは「ツマグロヨコバイ」と思われる幼生
んーっ💦「ハラビロヘリカメムシ」(下)の幼虫かな
「ベッコウハゴロモ」
「アオバハゴロモ」
「マメコガネ」
「トホシテントウ」
最近、こいつとは出会いが多いが
オオニジュウヤホシテントウ以外のテントウムシをとんと見かけません。
田んぼの散歩も面白くなってきたし・・・
熱中症とCOVID-19対策は怠らないようにしよう。
4回目の予防接種も10日ほど前に済ませたし・・・と言いつつも
自然散歩ではめったに人との距離が詰まることはありませんけど。
ああっ!早くまた高校の仲間や大学の仲間とグラスを傾ける日がくることを祈らん。
沼辺を歩くには空気が湿りすぎです・・
歩く前からだるい・・
おおっ!それでも頑張って散歩・・・
「アマサギ」の群れが迎えてくれました。
目立つ「チュウサギ」
よくさえずる「ホオジロ」
こちらは今季巣立ったと思われる「ヒクイナ」
未だ体色に黒っぽい羽根が目立ちます。
チーチーにぎやかな声がする方を見れば「カワセミ」
おやっ!路上で獲物のカマキリを叩きつける「すずめ」
さすがのカマキリもすずめにはかなわない!
おや???沼辺にスズガモを見ることができました。
どうしたの?国に帰らなくていいのかい・・・
あれれ・・??どうやら右翼に障害があるようです。
オオタカにでもやられたのだろうか?
暑さに負けずに散歩すれば様々な自然の景色に出会うことができます。
例年オオムラサキを迎える樹で今年も待つ
実は6月末から発生しており、今年は蛹を探しているがとうとう見つけられない。
ですが、今年も何時もの樹でオオムラサキを見ることができました。
現場に着くとすでにオオムラサキ♀が樹液を吸っていた。
雨の洗礼を受けながら辛抱していると太陽が顔を出すことも・・・
メスを眺めていると、時折小柄なオスがやって来るも交尾には至らない
オスはせわしなく配偶者を探して動き回る。
美しい翅をなかなか見せてくれない。
一回り大きく、シックで落ち着いた柄のオオムラサキ♀
時折、近くの葉上で休む
ふと気が付くと、交尾を全うしたカップルが
ぽとりと樹下に堕ちました。
毎度思うのですが、
オオムラサキは交尾後、ほぼすべてのカップルが無防備に樹下に落下します!
なんで???
招からざるアカボシゴマダラもやってくる・・・
ノコクワのメスと思われる個体もやってきました。
ここも、だんだん樹液の出が悪くなってやってくる虫たちも少なくなってきました。
ボクトウガの活躍に期待します。
ボクトウガの幼虫は樹皮に傷を付けて樹液の出を促します。
が、当の本人は樹液を吸うのではなくて、樹液に寄ってくる虫を餌食にするのです。
虫の能力も侮れないと思った💦