散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

林の底もにぎやかでした

2024年05月06日 | 植物

私は人混みが苦手で連休中も静かな林の底を徘徊していました。

とはいえ、365連休の身には普段とあまり変わりない生活が続きます。

一部林には連休中に人が増えたりはするんですけど

 

林の底で「ホウチャクソウ」

近くにはナルゴユリ、アマドコロなどもありましたが・・・

そばに居たご婦人があれは「ナルゴラン」でランの仲間だと・・・

私自信には否定するほどの知識もありませんし・・

ていうか、そんなことはどうでもよく楽しめればいいのだと思っているので

 

先日「サギゴケが」今年は少ないと書きましたが

早かっただけで満開となっておりました。

 

「エビネ」はそろそろ終わりが近いかな

 

開花を迎えた「キンラン」

開ききった花は意外に見ることが少なくアップばかり撮っていたら

大事な全体像を撮り忘れていました、

 

「ギンラン」咲いていました。

 

必死に探すのですがここ近年ササバギンランは多いのですが

「ギンラン」が少ないのです

 

毎年見つけると幸せな気分になる花です。

 

こちらは「ササバギンラン」です

この地に来たころ散歩道ではギンランの方が多く見られたんですけど

 

多くの株が虫食いになっているんですけどおいしいのでしょうか?

こんな感じが多いんです

こちらも見つけると幸せな気分です。

幸いにもキンラン、ギンラン、ササバギンランは同じ杉林の底で見られます。

 

「ハナイカダ」

葉の上に花が乗っているなんて不思議ですね

 

林の端に出ると「タニウツギ」でしょうか?

これから続々と開花しそうです。

 

日の当たる川原にですと

「タンポポ」の綿毛が風に飛ばされていました。

カナダに行ったときに欧米ではこれは雑草で嫌われていると聞いてびっくり。

娘が小さい時にタンポポの綿毛を持って、「ふーっ!」と吹いていたら

お近くの庭からやめてくれと注意された。

あれあれ、子供の楽しみにも「欧米かっ!」

ほおっておいてもとんでゆくんですけどねえ

 

 

 

 

 


野は花盛りですが・・・

2024年04月24日 | 植物

ここ最近、個人的には周囲がちょっとあわただしいことになっており、

愛犬との思い出の散歩道を歩く程度で少しの遠出も難しい

愛犬が昨年6月25日に私の腕の中で亡くなってからもうすぐ1年ですが、

その存在がいま頃になって心の中に大きく膨らんでで来るのです、

一人での散歩が以前ほど楽しいと感じられない

とはいえ、野の草は花盛り・・・

 

「マツバウンラン」

外来種は目の敵なんですけど、この和的な風情が好きな花です。

 

「リナリア」という園芸種らしいのですが、

野では様々な外来種であふれていてもはや野原も多国籍

 

そんな中で和服の似合う「フデリンドウ」

 

小学生の時にどこかの遠足に行ったときにお土産で買った

「押し花のしおり」がこの花でした。

その形や色彩が今でも大好きです。

私の育った東京の下町の工業地帯では絶対に見ることができない美しさ

 

「ニリンソウ」

これも和的な清楚な花ですね

 

 

「サギゴケ」

以前は一面白く見えるほど勢いがありましたが今は探さないとならなくなりました。

 

「カキドオシ」

日差しがあまり当たらない林の端ではサギゴケに変わって勢いがあります。

 

「シャガ」

 

こちらも林の日陰でひっそりと咲いていました。

 

同じく「エビネ」

野では割とよく見ますが、野草愛好(虐待)家の山取りでめっきり減りました。

 

少し日当たりのよいところでは見上げると「ウワミズザクラ」

 

「キランソウ」も見つけました。

地べたに張り付く仲間ですけれどお気に入りです。

 

なかなか見つからないなあと思いつつ

探すと各所で見られました。

 

で、ジュウニヒトエ?キランソウ?

ニシキゴロモというのも似てるし・・・

 

どうもジュウニヒトエとキランソウの交雑種の

「ジュウニキランソウ」というのが一番近いかな💦

最近見つけられなかったツクバキンモンソウかなあと思いましたが

花の形状が異なるし、斑入りでないし、葉をひっくり返したら紫色ではなかった

老いぼれには難しい💦

 

さらに日向に出ると「センダイタイゲキ」

自分の中ではメモリアルな草花です。

発見当時、写真は撮ったけどなんだか上のキランソウとは違って

トウダイグサの仲間だろうなあと検索しても似たものすらヒットせず。

「センダイタイゲキ」なる何とも言えない名前も相まってしばらく汗かきながら調べた。

しかも、調べると「県内絶滅種」となっていました。

ブログに移行する前のHP時代に某野草雑誌から

写真を貸してくれと言われて雑誌に掲載されたこともありました。 

 

そしてセンダイタイゲキとともに同じ場所に

少数の「マルバスミレ」がありました。

 

大好きな「ニオイタチツボスミレ」もそろそろ終わりかな

 

あまり写真向きな個体がありませんでしたが「すみれ」

あっという間にMFは花盛り・・・

 

 

 

 

 

 


フデリンドウが咲いていました

2024年04月10日 | 植物

無職となった今もたまに出かける通勤前散歩道なんですけど、

ふらっと出かけたらフデリンドウが咲いていました。

愛犬が逝ってしまってからもうすぐ1年が経つのに穴がふさがらないので、

行動がどうも鈍化してきてしまっています。

フデリンドウもまだ早かったせいか、勢いがなく、探すのに苦労しました。

シオヤトンボも出ていましたがそちらは次回ということで・・・

 

自宅前のソメイヨシノは終わりが近づいて葉がずいぶん出てきました。

通常、このころにはピンク色になる花がいまだに真っ白です。

今日は竜巻のような風が吹き荒れてだいぶ花が散ってしまいました。

 

その桜の木に生えている「サヤゴケ」

まだ植樹して30年ほどなのにどの木もだいぶ弱ってきて

コケやら、キノコやらが生えて来てしまった。

 

 

川原の「土筆」

 

今、いろいろマクロ撮影の機材を軽くして、試行錯誤しているので、

試しに撮ってみました。

1枚目はこれから胞子を放出するのでしょう、

2枚目はすでに放出済みのようです。

 

林の「ウラシマソウ」

 

「ミツバツツジ」も満開です。

直ぐ脇にあるヤマツツジはこれからといったところです。

 

「フデリンドウ」探さないと見つからない。

以前は一面リンドウ畠だったのだが・・・

 

色彩やら、花の形状が小学生のころ方大好きです。

 

まだフォトジェニックな株が見つからなかった「ジュウニヒトエ」

 

「ムラサキケマン」

 

アップにしてみましたが、深度が浅くてよくわからない写真になりました。

 

ここからは私には鬼門というか、地雷のスミレの仲間です。

こじつけて同定することも困難なので、みんな「スミレの仲間」です💦

「タチツボスミレ」かな・・・多勢

 

 

 

 

 

こちらは「ニオイタチツボスミレ」だと思います。

確か、昨年も同じ場所で撮ったような・・・

はなねこ山 Ⅱさんのブログをご覧になってください

とても素敵なスミレの画像が種類も多く上がっています。

 

野には「タラノメ」が出てきました。

私は最近野から分けていただくことも無くなりました。

コゴミもずいぶん出てきました。

ワラビはもう少しあとかな・・・

 

こちらは山菜音痴の人がタラノメと間違えて摘んでゆく「ハリギリ」

もちろん、ハリギリとわかって摘んでゆく方もいますが、

酒飲みには苦みの利いたハリギリの方がおすすめです。

大木があったら、そこから少し分けてもらえば木にもほとんどダメージがありませんし・・・

以前はミツバツツジアケビの新芽のおひたしなども・・・からし醤油かマヨネーズで・・・

あら、花の話題からずいぶん脱線してしまいました。

小さな被写体が多かったので気が付くと、ズボンの膝が泥だらけでした。

膝専用の、山屋が使う「尻皮」のような「膝スパッツ」を構想中ですが。

いつできることやら(笑)

 

 


この一週間 ー(1) 植物編

2024年04月01日 | 植物

この1週間はフィールドの画像はたまったものの、

個人的にバタバタした日が続き、アップが滞りました。

また、以前から興味があったが行動にうつせなかった

水の中の生き物を撮るための準備がことのほか楽しくて・・・

 

桜(ソメイヨシノ)が開花を始めましたが、

毎年、一番初めに満開となる桜の木はなぜか?

色が抜けたように真っ白です???なぜ???

 

川原ではオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザが満開です。

フィルム時代の50年前からマクロ撮影をしているので

自作や、改造機材で「一写入魂」を貫いてきましたが

最近のスピードライトと距離を取れるウルトラマクロレンズにフォーカスブラケット撮影、

尚且つ天体写真のようにフォーカスブラケット撮影後の画像のスタック(複数画像を重ねる)など

さらには、OLYMPUS/OMなどはカメラ内でフォーカスブラケットをスタック処理できるらしいい。

どういうことかというと、異なった焦点深度の写真を複数撮って

ピントの合っているところだけを合成処理してシャープな画像を「作る」という技術です。

それらに興味があるんですけど、金も時間もありませんので

「一写入魂」💦

 

川原の「ユキヤナギ」

 

「ホトケノザ」

これらを撮るためにしゃがみ込むことがそろそろきつくなってきました。

以前はブルーシートの小さいのを持ち歩いて寝転んで撮ったりもしましたが、

面倒なので、膝をついて撮影・・・最近はズボンの膝に泥が付くことも・・・

で、帰宅後怒られます(´;ω;`)

 

斜面の「アオイスミレ」満開

 

「カラスノエンドウ」

 

川辺の「ヒサカキ」地味に満開

 

「ヒュウガミズキ」も満開

 

ヒュウガミズキでぶら下がって昼寝中?の「ミノガ」の仲間の幼虫

 

たわわの「キヅタ」の実

 

そろそろ完熟に・・・

まだキヅタの実を食べるレンジャクが撮れていないので

レンジャクの皆さん!お待ちしています(笑)

 

この一週間 ー(2) 虫編 に続く・・・

 

 

 

 

 


気が付くと春の花々が撮りたまっていたのでした

2023年04月28日 | 植物

撮りたまったハエトリグモの整理をしていたら

愛犬との散歩などで撮った野の花が同じく撮りたまっていました💦

たまたま、愛犬との散歩道でギンランと出会って

ふと振り返ったら花、花、花・・・

 

愛犬との散歩、河原で「アカバナユウゲショウ」

 

枯れた花かと思いきや「ヤセウツボ」という外来の寄生植物です。

根元まで見ても自ら葉を持ちません

ここ数年目立ってきました。

 

林では「ヤマフジ」

園芸種の藤のはなよりヤマフジが好きです。

 

手前「ギシギシ」と、奥「スイバ」

今までごっちゃにしていました。

 

「ギシギシ」

 

「スイバ」

引いてみるとスイバは赤く、ギシギシは緑色

アップにすると違いは明らかですね

 

「タンポポ」の綿毛

 

「タンポポ」の種子

マクロが面白いと思うマテリアルですね

 

「タツナミソウ」

 

こちらは「タツナミソウ」青

 

さて、林に向かう原で「マムシグサ」

 

こちらは「アオマムシ」

 

「アマドコロ」

近似種に「ナルコユリ」「ホウチャクソウ」がありますが間違っていないでしょうか?

 

「ゲンゲ(レンゲ)」も細々と咲いています。

フィールド散歩を始めたころは田植え前の田んぼはレンゲ畑でした。

根に建立バクテリアがいて、窒素を含んでいて肥料とされていたからです。

最近は農薬として散布されて不要になったのかな・・・

 

「キツネノボタン」

 

林の淵の藪では野生の「エビネ」

 

自生するランの仲間としては減少傾向。

何せ、藪がどんどん刈られてしまっていますから

 

「ジュウニヒトエ」

 

「カエデ」

 

「サワフタギ」

秋には青い実がなってキビタキなどがやってきます。

 

さて、暗い林に入ります

すると「キンラン」の原

完全開花に近い

暗い林の下に灯をともしたように咲いています。

 

更に「ササバギンラン」

花はこの状態では開花まえと思われます。

 

更に「ギンラン」

ササバギンランと比べるとせいぜい高さが10cm未満かな

向こう向きの花が完全開花していますが・・・撮り忘れました😔

ギンランはねえ・・・お気に入りなのに・・・