散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

カモの飛来は歓迎するのですが・・・

2023年11月29日 | 野鳥

今年も沼のカモはほぼ平年並みに飛来しています。
マガモ、ホシハジロに加えオシドリや、トモエガモも見られるようになりました。
先日はキンクロハジロも見ることができましたが・・・
渡り鳥の飛来とともに今年も「鳥インフルエンザ」の養鶏場への感染のニュースが入ってきます。
以前言われた卵パニックもまた戻ってくるのでしょうか?
鳥たちが世界を渡り歩いている以上防ぎようがなさそうですね。
今朝のニュースでは感染は拡大しているが、感染力は低下しているとのことですが。
感染は在来の鳥たちに広がって広がってゆくようです。
更には感染したカラスなどの乾燥したフンが飛び散って感染することもあるらしいです。
鳥インフルエンザには人に感染するものもあり、致死率も高いと聞きます。
コロナ禍が収まりつつあるので、新たなパンデミックの発生がないことを願うばかりです。

 

沼にあふれるカモたち、オシドリや、右上にトモエガモの姿も見えます。

 

トモエガモはオスだけで5羽ほど見られましたが、

実際にはこの数倍が飛来している模様です。

 

数十羽で群れる「ツグミ」

いきなり数を増してきた感じです。

 

はぐれかな・・・田んぼで一羽たたずむ「タゲリ」

 

田んぼの電線には「タヒバリ」

冬鳥の中にはこれら渡り鳥のほかに、

国内や一定地域で移動してゆく旅鳥、漂鳥などがいますが

最近では渡り鳥の中にも国内で繁殖するものが出始めているらしい。

 

田んぼの「チョウゲンボウ」

これも最近は国内繁殖しているらしいです。

とぶよっ!

風を受けてゆっくり飛び出す。

 

で、狩りに失敗すると電線で「頭かいかい!」

 

林に戻ると、出迎えてくれた「アカゲラ♀」

相変わらず近くに来てくれます。

 

こちらはすぐそばで「アカゲラ♂」

赤い帽子がおしゃれで、素敵だ

なにはともあれ、葉が落ちた初冬の林は歩いていて退屈しません。

 

 

 

 


里山探鳥散歩

2023年11月25日 | 野鳥

最近は少し早めの散歩が多い。

人の少ない里山林は様々な生き物が顔を見せてくれるのでした。

とはいえ、冬の入りは探鳥がメインになります。

 

朝の空気はひんやり気持ちがいい

木漏れ日が差し込む森は人気も少ない

 

松林では松の実を食べに「ビンズイ」がやってきます。

人が通りかかると木に上がって盛んに尾を振っています。

 

 

残ったコブシの実をついばむ「コゲラ」

遅い黄葉を背ににぎやかです。

食性が同じアカゲラと激しいバトルをすることもありますが、

小さなコゲラのほうが攻撃的に見えます。

 

「メジロ」

コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガとともに混群としてやってきます。

 

「ヤマガラ」ニー二ー にぎやか

 

木の芽をついばむ「シジュウカラ」

 

こちらも混群の「エナガ」

しばらくキクイタダキを探すも私はまだ遭遇出来ていません。

まあ、シーズンは長いので気長に待ちましょう。

 

混群が競って「ヌルデ」の実をついばみにやってきてにぎやかです。

遠くからでも、ヌルデの木の前で飛び回るので目立ちます。

 

林の下では今季初撮りの「シロハラ」

 

お馴染みの「ルリビタキ♂」

盛んに地上に降りて採餌・・・

食べていたのは小さなムカデでした。

 

開けた林の端に出ると「シメ」

プチプチ声がにぎやかに聞こえてきます。

 

相変わらずTOPで高鳴く「モズ」

そういえば近くで「アリスイ」が鳴いていたそうですが

声はこのモズの高鳴きそっくりなので見逃さないように歩きます。

 

更に開けた川原に出るとカラスの騒ぐ声が聞こえてきます。

「ノスリ」が近くにいました。

 

「カシラダカ」も今季初撮りです。

カシラダカは世界的には減少して希少な種になっているそうですが、

ここでは多く見ることができます。

 

土手の「ホオジロ」

近くには「ベニマシコ」もいましたが撮り損ね

 

ヌルデに似ていますがずっと大きな実。

こちらは「ヤマハゼ」だそうです。

かじった方に聞くとかなり硬いそうで鳥は好まないのかもしれません。

 

更に毎度の河原の「ジョウビタキ♂」

近くにメスもいました。

ここは広いのでバトルにならないようです。

 

「すずめ」の群れ

 

「すずめ」もかわいいんですけど・・・

特に冬のすずめはふっくらして可愛いです。

 

で、日本の風情を壊す「ガビチョウ」

とにかく品が無いと思っちゃうくらい声が大きい。
 
ボリュームがもう2段ほど低ければいい声だなあと思えるかもしれません。
 
また、見る角度によってずいぶん印象が違うのも面白い。
 
人為的に日本に持ち込まれたもので、いわゆる「篭脱け」です。
 
 
今日は珍しく、朝の薄暗い林の中でにぎやかに鳴きながら向こうからやってきて、
 
ややこしい?鳴き声で大騒ぎして、飛び去ってゆきました。
 
最近、人なれしてずうずうしくなってきたのか?各所でガビチョウに接近遭遇します。
 
ちなみに、仲間に「カオグロガビチョウ」というのもいるようですが、
 
実は遭遇したときに昔渋谷界隈を徘徊していた「ガングロ」「マンバ」「黒ギャル」
 
などと言われた種族に似ているなあと思ったのでした(笑)

篭脱けは本来この地に居ない種ですのであまり歓迎はできません。

自力で渡ってきた外来種ではなく、人の都合で野に放たれたものです。

犬や猫が「野良」ならこちらも「野良鳥」ということになります。

ある意味邪魔だというのもちょっと気の毒ですが・・・。

その生態も既存のウグイスとかぶるらしい。

体格はウグイスに比べると二回り以上大きめです。

考えてみると、野の草や昆虫も外来種と言われるものが多くなって

日本古来の既存の種が圧迫されていることが多い。

話はそれますが、最近ではお隣の国のホテルの寝床から

トコジラミが持ち込まれて広がり始めているそうです。

 

 

 

 


「タゲリ」舞う

2023年11月22日 | 野鳥

数日前の画像になります。

ホシムクドリを探しに出かけたときに目の前に

タゲリの群れが現れたときのものです。

「タゲリ」の中に一羽「ケリ」が混ざっているのでした。

タゲリの舞う姿は美しい。

 

数百のタゲリが飛んできました。

 

タゲリは裏も表も美しい。

 

羽の形状が何度見ても面白い

 

おやっ!よく見るとケリが一羽混じっています。

 

右下にケリが見えます。

 

タゲリは何度見ても飽きません。

 

 

 

 


「ホシムクドリ」

2023年11月16日 | 野鳥

昼食後グダグダしていたが午後2時半になると落ち着かず、カメラを持って外出。
なにせ、何日もホシムクを求めて出かけていたので、今日一日さぼることもできず。
現地到着と同時にこれまで見られなかったムクドリの群れを発見。
となれば、絶対ホシムクドリが入っているはず。
双眼鏡を覗いて探索していると太陽がどんどん地平線に近づいてゆく・・・。
やっと見つけたのもつかの間、数百のムクドリが一斉に飛び上がり、当
然ホシムクも・・・その後とうとう見つけることができないまま日は落ちてゆきました。
しかし、一羽とは言えホシムクドリと出会えたことが嬉しい。

 

数百羽の電線どまりのムクドリを双眼鏡で舐めてゆくと・・・

おおっ!苦節〇〇日!「ホシムクドリ」発見

 

画像ではわかりずらいのですが、既に太陽は地平線の向こうに落ちてゆきそう💦

 

独特の胸の光沢が・・・・

 

ムクドリとの比較ができる

 

こっち向いてくでー!

 

やがてわーっと飛び上がってシャッフルされてしまった!

ホシムクドリいずこー!

 

これはほんの一部です。

ここからホシムクを探そうとするが、

端から端まで双眼鏡で舐める間もなく・・・飛び上がってしまう💦

 

ここから探すのは・・・・

 

無理!

というわけで、次回に持ち越します。

 


待ちわびたぞ!武蔵・・・

2023年11月15日 | 野鳥

ようやく、というか、例年に比較して5週は遅れて来たのではないかな

毎日のように通ったMF

昨日、しびれを切らせてよそで浮気していたら鳥友から「来たよ!」

と連絡をいただき、今朝は今季初めての白い息を吐きながら

早起きして日の出を確認して現地に向かいました。

曇っていた空も少し晴れ間も出て冷えた空気がすがすがしい森の中

少し待つと盛んに地鳴きとさえずりが聞こえてきました。

 

彼からどんどん近づいてくるので待っていると目の前に現れた!

 

やはり美しい。

久しぶりに、冷えて冷たいカメラの感触

懐かしい・・・

 

背後からも声が聞こえてくるので振り返ると、

胸にまだ黒っぽい羽毛が見えます。

こちらは若い個体のようです。

樹上に移って縄張りの主張!

 

かわええ!

で、ここからがにぎやかになりました!

 

右上ルリビタキ♂

左下ジョウビタキ♀

縄張り争いがはじまり、最後は巴戦

白い息を吐きながら、朝食前なので腹も減ってきて

たった一人の贅沢な時間を満喫できたので

これを機会に帰宅しました。