6月にはいるころ、孵化したのではと思われたツミですが、
オスの見守りと給餌が頻繁になったので間違いなく孵ったものと思われました。
20年近く見てきたツミの育雛ですがその成長の早さには改めて驚きです。
父がいきなりといった感じで亡くなり、観察は中断したものの
成長の過程をほぼ見ることができたのは鳥好きだった父の導きではないかと思われました。
私は、野鳥との付き合いはちょっと気障ですが、愛しているのかが一番なのだと考えています。
好きなものに嫌われるような行動はしないですものね。
それから、種によって個性は様々なのでそういったことも見極めるのが大事かと・・・
ちょっと偉そうなことを言ってしまいましたが、自分自身を戒めるためにも・・・
6/6 ようやく真っ白な幼鳥の姿を見ることができました。
まずは顔を見ることができて満足です。
オスが捕った獲物をメスが受け取り、雛に与えます。
目が可愛い
6/7 ピンボケですが、顔を見せてくれたツミ幼鳥。どうも一羽だけのようです。
子育て上手のツミは平均三羽の育雛が普通ですが、一羽と少ないがすくすく育ってほしい
食欲は旺盛
雛が一羽なので、獲物独り占めのため成長は早いと予測されました
6/14 久しぶりに見た幼鳥はあまり変化が無いように見えました
まだまだ赤ちゃんといった感じです
ただ、よく見ると全体的にしっかりした感じに見えます。
6/15 一日しかたっていないのにいきなり羽毛が生え変わった感じです
白さが無くなって茶色い羽毛が生えてきました。
一日の変化の大きさに驚きです
可愛さは変わりません
6/16 ずいぶんツミの成長を見てきましたけど・・・
こんなに早かったかなあと改めて驚きます。
6/19 近くの見張り台の杉の木。主にオスの役目です。
ここからは巣が良く見えるので、オナガや、カラスなどが近づくと
サーッと巣に向かって一直線に飛んで行き、落ち着くとまた戻ってきます。
6/19 ドーピング?ここ数日の変化は日に日に劇的ともいえる変わりようです。
6/22 雛の成長とともにオスの見張りが神経質に思える
目も血走って真っ赤(笑)
近くの電線でオナガを見つめるツミ♂
オナガ幼鳥の羽毛
ツミの食痕と思われます。私の知る限りオナガ幼鳥は結構犠牲になっています。
ので、ツミ幼鳥に対するオナガの攻撃が頻繁になってくるのもわかります。
同じ 6/22 このころには盛んに羽ばたきを始めます。
実は2~3mほどなら危なっかしいなりに移動はできているようです。
だいぶ成長しましたが、まだあどけない感じです。
左のメス成鳥と比較しても、もはや「ツミ」です(笑)
徐々に巣を離れることが多くなりましたが、まだ巣から距離を置くことはありません
少しの距離なら羽ばたき、飛び移ることだってできる
背中から見るとだいぶ一丁前になってきています
6/24 このころになるとメスが巣を離れる時間がだいぶ長くなります。
オスメス共同で高台の杉の木から見守ることが多くなりました
さてさて、幼鳥の成長が楽しみです。
「ツミの繁殖-3」へ続く