後鳥羽院御製 布引のたきのしらいと 　　　　　　うちはへて 　　　たれ山かぜに 　　　　かけてほすらむ 蛍とぶあしやの 　　　浦のあまのたく 　一夜もはれぬ 　　　...

やまざとの 　はるの夕ぐれ 　　きてみれば いりあひの鐘に 　　花ぞちりける 　　　　　　　能因 ...

　　　　　難波かた 　　　　みしかき葦の 　　　　ふしのまも 逢はて　この世を過 　くし...

  　　　　清盛入道 　　　　桓武天皇十 　　　　代平正盛の子 　　　備後守忠盛長承 元年洛外鴨川東徳長壽院 三十三間堂建立仁平三年正月 十五日五十八歳にて卒す正盛 の子...

古今集・新古今集 編者：久松濳一 発行：至文堂 初版：昭和23年８月５日 高等学校の副読用

北野宮の歌合に忍恋の心を 　　　　　　　　　太上天皇 　　　　　　　　わが恋は 袖の色　　　　　　まきの下 　　に　　　　　　　　　葉 　　　　　　　　　　　　　に 　　いて　　...

頼朝公は義朝の三男母は熱　　　　　　　　　　　　　　　義つね 田大宮司季範女久安四年...

和漢朗詠集 蘭（ふじばかま） ぬししらぬかこそ 　にほへれあきの 　　野にたかぬき 　　...

和漢朗詠集 蘭（ふぢばかま） 凝 如 鳳 女 　顔施粉滴 　　似鮫人眼 　　　　泣珠 凝如周鳳女顔施粉　凝りては鳳女の顔に粉を施すが如く、 滴似鮫人眼泣珠　滴...