積雪期には登れると聞いてはいたが、まだ登ったことのない舟木山南西尾根を「山登りを楽しもう」のmk/kokoさん達が最近登られたというのでレポートを参考に行って来ました。
千種町から志引峠を越えて国道429から別れて東粟倉村へ続く大規模林道を走り後山キャンプ場の分岐を過ぎた先の道路脇に駐車してそこから少し戻り、適当なところから右の尾根に取り付いた。雪も残雪程度で少ないのでスノ-シューはザックにつけて登る。(10時05分出発)
上の林道までは概ね植林の中を歩きます。
25分ほどで上の林道についた、林道工事で切通しになっている尾根に左側から取り付く。(10時30分)
四等三角点(1016m)
しばらく登り雪が少し深くなったのでスノーシューをつける。四等三角点(点名 中筋)手前の急斜面が崩れそうでちょっと緊張しましたが無事通過、この付近からは最近に新雪が積もったようで雪が深くなってきた。(11時20分)
途中こんな歩き易い、雰囲気のいい所もありました。
主稜線手前は雪の量が一段と増えてスノーシューを履いていても部分的に膝までもぐる。気温が低く雪が軽いので助かるが・・・。そろそろモノトーンの世界になってきた。
12時20分、駒の尾山と後山縦走路の標識の所に出た。一面真っ白、トレースのない雪原はとても綺麗、気温が低いので木々付いた樹氷が落ちずに残っていて白い花が咲いたようだ。今シーズン初めての綺麗な樹氷にしばし見とれる。
15分ほどで後山キャンプ場への分岐に着いた。
この付近はモンスター予備軍がいっぱい!
12時40分舟木山に到着。稜線上は雪が深く、トレースも無いので後山への往復は「ちょっと厳しい」と思い戻りかけたが「ここまで来て止めるのは・・・」と欲を出して再度、後山へ歩き出した。
相変わらず樹氷が綺麗、特にブナの大木の樹氷は見事。
一瞬青空が広がり後山に日が射した、「どうぞおいで下さい!」と云ってるような・・・(^_^)
13時10分頂上に着いた。時刻も気になるので写真だけ撮って直ぐに引き返す。途中の舟木山とのコル(鞍部)で立ったままサンドイッチを食べて水を飲んだ、そういえば朝出発してから水も飲んでないし、未だ一度も休憩してなかった(^_^;)
鍋ヶ谷山です
舟木山まで引き返しここから駒の尾までの縦走に入った、雪は降ってないし風も無く穏やかですが時々ガスが出て見通しが良くない。この縦走路は雪の無い時は笹の中の良く踏まれた道を歩くので登山道から逸れられないコースですが、今は何処でも歩ける広い雪原になってガスがかかったり、吹雪くとちょっと厄介な所です。なんとか鍋ヶ谷山まで来ましたが、しんどくてゆっくりしか歩けません。(14時05分)
14時35分やっと駒の尾避難小屋が見えて来ました。小屋に着いて中でコーヒーと残りのサンドイッチを食べて一息ついた。小屋の付近に今日と思われる足跡があったが人影は無い(後でわかったことですがmk・kokoさん達だったようです)。
小屋をあとにしてガスが濃い頂上に登り直ぐに下山にかかった。ここから南側の「駒の旺山荘」に下山予定jだ。
ここでも一瞬ガスが晴れて下山方向の日名倉山がかすかに見えた。
下山尾根は概ねこんな感じ、無雪期はよく手入れされ(急ですが)歩き易いコースです。夏道がかすかに窪んでいるのでそれを見ながら下ります。
こんな所は間違うことは無いですが・・・
14時55分林道の登山口に下りて来ました。ここからもう一段下の林道に下りそこから、さらに下って駒の旺山荘へ(ちょっとコース取りがややこしいですが)
「駒の旺山荘」からの登山口に下りてきました、ここでスノーシューを脱ぎ舗装道路を駐車地へ下ります。ここには有名なガイド犬「こまちゃん」がいて登山者を見ると寄ってくるんですが、今日は出張中か?会えませんでした。
16時20分無事駐車地に戻って来ました。初めてのコースは不安もありますが(珍しいものが好きな自分は)すごく楽しいです、今回は先に登られたmk・kokoさんのレポートがあったので少しは安心でしたが・・・。