例年ならもう少し先の方が(雪が安定して)楽しい山行になる扇ノ山ですが今年の雪解けの速さに急いで行って来ました。鳥取の山に詳しい「山ボーイ」さんと若桜で待ち合わせて二人で行く予定が途中の波賀町で氷ノ山に行くと言うumtjさんに会って彼も一緒することになった。
下山地の「ふるさとの森」手前に車をデポして八頭町姫路集落まで移動、8時55分ここから出発。
早くも芽を出したザゼンソウ
道路は直ぐに雪が出てきますが良く締まって歩き易い。いつの間にか鳥取の単独男性と合流、このあと頂上まで一緒に登ることになった。
先週おなじコースを歩いたというumtjさんの話では先週も雪が少なく林道を歩き途中から尾根に取り付いたと言う。結局、歩く予定だった尾根の雪が少なく姫路登山口まで林道を歩くことになってしまった
10時40分姫路登山口に着いた、ここでスノーシューを履いた。
さすがここまで来ると雪もたっぷり、沢沿いのクレバス?は落ちたら登れないほど深い所もあり慎重に歩く。何度も通ったコースも(雪が積もると)こんなにも違うものかと・・・・(夏道の面影はまったく無い)
沢から抜け出して尾根に登り1150m付近を歩く単独男性。
1200m付近を登る山ボーイさんとumtjさん。
12時ちょうど誰もいない頂上避難小屋に着いた。曇りでガスも少し出てきた。小屋の2階で昼食をとっていると東側や北側からどんどん登山者が登ってくる。山ちゃんグループや村岡のNさんグループなど16名を超える人数で小屋は大賑わい。
山ちゃんグループと記念撮影
下山されるNさんグループの皆さんとNさんの愛犬
頂上で1時間ほど休憩、それぞれのコースで下山される皆さんと別れて私達は「ふるさとの森コース」を下ります。
ふりかえれば頂上からブナ林の大斜面が広がっています。
ふるさとの森コース途中から扇ノ山林道に下りその南の広留野林道に降りた。この付近は若いブナが多く何処でも歩ける今頃が一番楽しい時期かも知れない
すばらしい景色に癒されて頑張って歩くが終点?はなかなか遠い。
山深い広留野林道付近は標高が1000mに足らない所でもまだこれだけの積雪、
14時35分やっと高原野菜農場「広留」に着いた。農地は未だ雪に覆われていますが例年より雪は少ないと言う。あとは70分ほど残雪の道路を歩き15時45分駐車地に着いて17kmの縦走は終わった。