メ~さんの山日記

兵庫県宍粟市在住。宍粟の山を中心に楽しんでいます。

出ツ石山~熊ノ原山~岡の上山

2014年03月31日 | 山歩き

「宍粟50名山+5山を調査する会(仮称)」の皆さんと4回目の調査登山で、暁晴山の直ぐ北側にあり800m~1000mの穏やかな高原状の山群の調査に行きました。峰山林道から分かれる「岡の上林道」の直ぐ北側の四等三角点【岡の上(941m)】と出ツ石山(1028m)その北側の乙女岩がある四等三角点【熊ノ原山(仮称)(点名細畑1008,9m)】を歩きました。

 

林道脇に駐車して出発します。

コースは土塁に沿った広い自然林の中を進みます。

最初から右側はほとんど、こんな自然林が続きます。

20分でアセビに隠れた「出ツ石山」に着いた。土塁の上の赤白ポールの脇に(字が消えた)プレートがあり、それと解るがココは三角点は無い。

出ツ石山から北へ熊ノ原山(仮称)方面に進みます。所々アセビがあるものの緩やかな岡状の地形が続きます。

正面に氷ノ山右には妙見、蘇武、左には千種の山々、すばらしい眺望だ。

ミズナラ、クリ、松、コシアブラ、ホウ、ミズメ等の林が続きます。(芽吹きの頃にはもっとすばらしいことだろう)

ゴルフ場のような所もありハイキング気分。

 

熊ノ原山の手前で広い林道(作業道)に出たせっかくいい雰囲気で歩いてきたのに全員興醒め!最近宍粟市周辺では東山や阿舎利山、一山など、やたらに林道(作業道)が増えて50名山の景観が壊れたり登山道がズタズタになっているところが多い、もう少し環境に配慮してもらいたいと思うのですが・・・・。

 

  

熊ノ原山直下の「乙女岩」                           三角点

 

熊ノ原山から出ツ石まで戻る途中の展望地で昼食をとって帰路は西側の点名「岡の上」方面に歩きます。ここも穏やかな自然林の尾根で気持ちがいい。

「岡の上山」を過ぎて順調に下っていた尾根が、またしても林道工事で切り取られています(-_-;)

その先にはまたいい林が出てきた。

13時45分林道に下山して調査を終えました。個人的には4年前に一部を歩いていますがそのころには無かった林道がずいぶん増えてせっかくの景観が台無しになった部分がありますが、全体的には歩きやすく(眺望もいいし)お勧めの場所だと思いました。ただ夏場の「ヒメワラビ」がどれぐらい歩くのに支障があるかその頃にもう一度歩いてみたいと思っています。

 


恩原スキー場~三国山

2014年03月17日 | 山歩き

「平日に山に行く会(仮称)」の皆さん8名で恩原三国山」(1213m)に行きました。今年の雪のシーズンも終盤、少し遠出をして鳥取県(三朝町、佐冶町)岡山県鏡野町(旧上斎村)の三町にまたがる山で積雪期に人気のある山へ。ほとんどの方が南西側の「恩原スキー場」から登るようで私達もそこから登りました。この方面の山に詳しいmk,kokoさんに案内役になっていただきました。

9時ちょうどスキー場のゲレンデから出発、気温は4℃、3月初めに営業を終了したスキー場は雪はたっぷりだがひっそり。

青い空と真っ白な雪、ゲレンデを登ります。

30分でゲレンデトップに着いて、ここからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行きます。日差しが強く日陰がないので暑い!1063mの三角点付近までは恩原牧場。

牧場の中を登る。何処でも歩けるので縦になったり横に並んで歩いたり。

とにかく広い。前方にキラガ仙と三国山が見えてきた。

右から1192mピーク、キラガ仙、その左が三国山

12時ちょうど、キラガ仙頂上に着いたここで昼食。ここから少し下り三国山を目指します。

三国山手前東側野ブナ林はなかなかいい雰囲気だ。

12時55分広い台地の三国山に到着、

集合写真

三角点のある北峰は時間と体力があれば行きたかったが、今日は行かずにちょっと覗いて見るだけに。

13時10分頂上を出発往路を帰ります。

キラガ仙頂上からは、6~7km先のスキー場が見える、遠い!

1時間も歩いて振り返ればさっきまでいた頂上がはるか遠くに。

上りと同じコースをアップダウンを繰り返しながらだんだん下って行きます

まだまだ!

やっとスキー場のリフトが見えて来ました、もう少し。

15時35分頂上から2時間25分で駐車地のスキー場に無事帰って来ました。13.6km6時間35分は天気に恵まれて雄大な景色に助けられながらも長い帰路はちょっと退屈気味・・・ でも、元気な皆さんと歩けるのは楽しい。

  動画   https://www.youtube.com/watch?v=BcJw8f5AzEg&feature=em-upload_owner#action=share

 

 

 


黒尾山

2014年03月15日 | 山歩き

昨日はちょっと寒くて北部の天気はいまいちだったようですが、今日は朝からまずまずの天気、昼前からちょっと歩きたくなって「黒尾山」に行ってきました。

野々隅原の「大国牧場」を通り、北側の「小野コース」を登ります。木々はまだ冬枯れで葉を落としたままですが、春のような穏やかな天気で気分もいい。

 名物(?)のジギタリスもそろそろ元気になる頃。

  三椏の花も少し膨らんで・・・

林道から別れてここから山に入ります。

 展望地も穏やか・・・

1時間ほどで頂上が見えるところまで登って来ました。

頂上手前の日陰には昨日の雪がうっすら。

駐車地から100分で頂上に着いた。晴れているがモヤがかかって眺望は良くない。氷ノ山がうっすら。

ちょっと遅い昼食をとり、久しぶりに無線機を出してみるが空振り(^_^;)

 下山は林道に下り駐車地までのんびり歩く。

14時50分駐車地に下山、大好きな黒尾山で静かな穏やかな山を楽しめました(^_^)


くらます

2014年03月12日 | 山歩き

悪天候の那岐山の翌日は(皮肉なもので)いい天気になったのですが、連荘は自信が無く木曜日は雨の予報なので急遽(今シーズン2回目の)「くらます」に行ってきました。

 9時ちょうど牛小屋の横に駐車して少し戻りここから山に入ります。ここが標高500m、いつも下りに利用する尾根を登るつもりでしたが、雪の状態が悪くどうしても(40mほどが)登れず仕方なく、すぐ東側の尾根に取り付いた。

 

 

この尾根も急坂で、Ca700m付近までの日当たりのいい所は雪解けが進んでスノーシューでは歩きにくい。 

 800m付近では木々の間から北側の東山(トウセン)が綺麗だ。

 頂上手前の展望地まではほとんどが急坂ですが、こんな穏やかな雪原もあります。

振り向けばまわりの山を従えた東山がどっしりと。

1100m付近で右側前方に「くらます頂上」が見えてきました。

この付近は開けているので風の通り道なのでシュカブラ(風雪紋)が綺麗。

天気が良く、気温が上がってきたので雪が重い、疲れて思うように足が進まない

11時45分、登り始めてから2時間45分でやっと頂上手前の展望台地に着いた。氷ノ山が正面その左に扇ノ山 

展望地から15分ほどで「くらます頂上」に着いた。

頂上南側にはひときわ大きい三室山、その左には宍粟の山々が・・・。風も無くわりと暖かいので頂上で昼食をとった。

 下山は展望地まで戻り、そこから最近「山ちゃんグループ」が上りに使われたコースをそっくり頂いてそれを下ります。この山のほとんどが急坂のコースですがこのコースは(距離が長いですが)危険が無くなかなかいいコースだと思いました。(12時30分)

コースは分岐が多く注意しながら慎重に下ります。頂上から80分で三角点(715m)まで下って来ました。この下がこのコースで一番の急斜面でした(15mほどですが

 

三角点からは植林帯が続きます。

 

道路に下る頃には雪もまばらになりましたが何とかスノーシューを履いたまま頂上から(100分で)下山できました。(14時10分)

 下山地から25分歩き14時35分無事駐車地に戻りました。天気に恵まれ静かな雪山を楽しめましたが、登りの腐った雪でかなり疲れたとしても年々、体力の低下がちょっと気になる山行でした(^_^;)

 

 


小の倉山(おのくらやま)

2014年03月03日 | 山歩き

「宍粟50名山+5山」設定の調査で福知渓谷の南にある「小の倉山」に行って来ました。今日は「桃の節句」昨日までの暖かさが嘘のような、朝から小雪が舞う寒い天気になりました。

総勢6名、ワゴン車と軽トラ1台で出発、福知集落から伸びる「小の倉林道」に入り1kmほどでワゴン車から軽トラに乗り換えて荒れた(広いけれど)林道を登ります。

雪が出て来ました、軽トラもここまで、徒歩で出発、標高は低いのに寒い!

ここからは「小の倉作業道」とは云っても(荒れていますが)広い道です。

歩き始めてから40分で広場に出ました。ここから作業道と別れて正面の尾根を登ります。

小の倉山頂上です(892m三等三角点)

頂上付近はコナラの自然林でなかなかいい雰囲気だ。下山は頂上の直ぐ下まで来ている作業道に下山した。

作業道の終点に下山。ココで昼食をとった。

昼食中に雪が止んで一瞬青空が・・・(直ぐに曇ってしまいましたが)

昼食後一旦、広場まで戻り(時間があったので)近くの「点名 細畑1008m)に行ってみた。

頂上手前の大岩の傍を登ります。

 

 大岩を下から見るとなんと!・・・誰ともなしに 「乙女岩」と命名

大岩付近からは千種の山が木の間隠れに・・・

三角点は雪に埋もれて見つけられず。

往路を引き返して駐車地に14時20分戻った。思わぬ寒い日で、終日震えていました(先日の三の丸の方がよっぽど暖かかった)アプローチの林道はガードレールもある広い林道なのに手入れがされてなく途中から車の通行は無理無理 『いつも思うのですが、自然を壊してまで作った林道を手入れをせずに、しかも次々と(血税で)新しい林道や作業道を作るのでしょうか?』