OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2010年6月硫黄島慰霊墓参 擂鉢山(7)

2010年07月27日 | 硫黄島・小笠原村
今年の、擂鉢山(すりばちやま)紹介のラストは、この写真です。

硫黄島を離れる前の小笠原丸で島を一周している時で、時間は、そろそろ関係者での船上からの献花の時間が近づいてきている、日没の直前でした。船は南に向かっていて、すり撥山の真東にかかるところ、この後、擂鉢山の真南から裏側を通って、進路を西向きから北上に変える前です。

水平線上に太陽がかかる時間は、これより後、船が北上を開始した後の時間で、船からは西側の太平洋の水平線上に日が沈んだのですが、
島の高さ(厚さ)がある分だけ早い時間で、この写真を撮影した時間が硫黄島の上に太陽がかかる時間帯でした。

この日の、日中の時間帯にも、擂鉢山のところにだけガスがかかる姿が見られましたが、
この時にも、まるで、擂鉢山がベレー帽をかぶっているような、神秘的な姿を見せました。
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