OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

まだ若いタコの木になっているタコの実

2007年07月02日 | 硫黄島・小笠原村
タコの木になっている、まだ青く若いタコの実です。
熟してくると房がオレンジ色になってきます。
そのうちに実が固まってくると、
一つ丸ごとではなくて、
各房が実から落ちて落下します。
落下した房も割って中の実を食べることがきできます。

まだ房の落下が始まる前、
この写真の実よりは熟してオレンジ色になってきた実は、
両手で左右にひねると、木からはずして取ることができます。

写真に写っている、このタコの木の葉っぱ「たこっぱ」は
家の屋根を葺葺く材料に使われていたそうです。

「たこっば葺き屋根の家」が普通だったようで、
さらに高級な屋根葺きに使われていた葉っぱに
「しろっぱ」という葉もあったそうです。

これらの「戦前の島の生活の様子」は、
お元気な島で生活をなさって、覚えて下さっている方々が
教えて下さいます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慰霊祭での献歌 「故郷の廃家」 | トップ | 入間基地からの墓参訪島は年... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

硫黄島・小笠原村」カテゴリの最新記事