「ステーキ漂流記」
4月17日
新規107軒目「神田の肉バル RUMP CAP」ランチランプステーキセット?g(神田)
普通なら「バッファローマン」で満足したんだからそこで終わりだが、中途半端に200gだったのでついついワンモアタイム。
4月15日オープンほやほやの店で気になってたんだよね~。しかも、値段が安めになるランプステーキだからアメリカ牛か、ひょとしたら黒毛和牛使ってるかも……と勝手に期待を膨らませた。しかも、サーロインが1200円! 十分安い!
とりあえず、中に入ると、目の前にカウンター席があるのに上手く客をさばききれてない。オープンして間もない店の光景だ。ようやく席に着きサーロインステーキを頼もうとするが、なんと終了しているという。仕方なく、ランプステーキを頼む。
で、どこ産の肉か訊く。
自信をもってオーストラリア牛と答える。
うーん、オーストラリア牛か。
ディナーも同じ?
うーん、問題あるね。
それでも新宿のHAYASHIYAのように美味い店もあるから微かな期待はもっておく。
サラダとコンソメスープで時間を潰し、ステーキ配膳。
一口食べる。
レアで、全く旨味がない。しかも頼んでもいないのに勝手にレアにした。確かに、このまま焼いたら硬くなり美味しくない。けど、だからと言ってレアにした所でなんの工夫もなければ旨味の無さは変わらない。
ボクは醤油が苦手なので刺身は生で食べる。平目やカレイでさえもう少し味はある。だが、目の前のオーストラリア牛はいくら食べようが美味くならない。
店長と思われる男が食べ終わった後に
「いかがでしたか?」
と訊いてきたので、
「不味かった」
はっきりと言った。
まあ、サービスは悪くないけどね。
前の店とはまさしく月とスッポンの
スッポンの方のステーキだ!
★
ステーキ漂流記
4月17日
新規106軒目「バッファローマン」リブロースステーキ200g(神田)
「ウルフギャング・ステーキハウス」が値段以上に美味かったら後に続く店が重いな……と思ったらそうでもないので、ちょっと気が楽になった。気を使って黒毛和牛の店をチョイスしなくていいしね。
それなら……この間、神田をさ迷っててみつけた店がある。
その名も、
「バッファローマン」!
キター-ーーーーーーーーーーー!!
いかにもパワフルそうな店!
しかも、表の肉の看板が物凄く自信満々!
で、ちょっとネットで調べると、ハラミステーキが400gで2400円とか、リブロースが200gで1800円といかにも「質より量」の商法。まあ、「ミスター・デンジャー」、「リベラ」、「ビリー・ザ・キッド」の新規競合店出現、といった所か。
お昼時に入ったが、正直あんまり客が入ってない。まずはリブロースステーキとワインを頼む。サラダ、スープでちょいと時間を潰しつつ、店員に何牛か訊く。
アメリカ牛。
うん、美味さではオーストラリアよりアメリカ牛だからいいよ、いい感じ。
程なくしてリブロースステーキが配膳。まず、一口。
ん。美味い!
そりゃ、オーストラリア牛じゃないからか、うっすらと脂身の旨味がしっかりとある。ミディアムたけど程よい柔らかさ。ステーキでご飯を食べるのも勿体ない。明らかに、ビリー、いや、リベラやデンジャーよりも美味い。「アウトバック」のプライムリブといい勝負。で、脂身の部分がまた格別な美味さ。肉のチョイスか、いや、グリルの良さか?
明らかに、ビリーやリベラより上。デンジャーともいい勝負。400gのリブロースステーキなんか食べたら、それこそハリケーン・ミキサーを食らった気分だろう。
開店してまだ4ヶ月の名店! 神田に在り!
★★★★★