ステーキ漂流記
4月18日
新規109軒目「eee」黒毛和牛サーロインステーキ200g(武蔵浦和)
最初に書く。
超大当たり!
武蔵浦和で物凄い当たりの店をみつけた!!
っていうか、なぜ、武蔵浦和かというと、
武蔵浦和が埼京線から武蔵野線の乗り換え駅であるから。この日、夕方以降時間が空いたので、行ってなかった場所でステーキを、と考え、武蔵浦和をチョイス。それで、「武蔵浦和 ステーキ」と検索にかけて、二番目に出てきた「eee」を選んだ。なんで二番目かというと、駅から近いというだけで選んだ。
すると、駅から2、3分の所にレストラン街がある。ここの中の一つか。レストランと言うよりかはどこもバルといった感じで、その中で比較的落ち着いた「eee」を発見。表の看板を見ると熟成肉のステーキが品切れで23日に再入荷とある。が、別の看板には黒毛和牛ステーキと書いたやつがあったので、いずれにせよハイグレードなステーキが食べられることが分かり、中に入る。
店内は綺麗で落ち着いた雰囲気。ちょいと高級そうなレストラン、といった感じ。ふと、カウンターを見ると黒板があり、そこにこの日のステーキの産地が書いてあった。
なんと、
山形県産A5!!!!
山形牛!!
山形牛と言えば高級なイメージがある。紹介がないと入れない超有名店「加藤牛肉店」の肉が山形牛。その山形牛のサーロインステーキが200gで4000円! これはべらぼうに安い! 席に着き、即、山形牛のサーロインステーキとグラスワイン赤を頼む。
しばらくして、お通しの鶏皮焼きが来る。まあ、至って普通の鶏皮。それから20分以上待ってようやくステーキ配膳。
もう、匂いから美味い感じが掴めた。
そして、初見で、
「もしや?」と感じる物があった。
それは現在No.1の「Camaro’sダイナー」の青森県産黒毛和牛サーロインステーキ(特選サーロインステーキ)に感じたそれ、というか「Camaro’sダイナー」の特選サーロインステーキにそっくりだ。
さっそく一口。
物凄い旨味がある!
これぞ山形牛!
文句あるか!
という感じである。
ライスがなく、付け合わせのポテトのみなので、じっくりと山形牛サーロインステーキが味わえる。いつもより一口サイズを小さく切り、そのまま食べたり、塩やマスタード、わさびを絡めたりして楽しむ。
美味い黒毛和牛サーロインステーキは牛の旨味と塩・マスタード・わさびが絡まりそれはそれで美味い。
切り心地、食べ心地、良し!
山形県産黒毛和牛の良さを存分に楽しめる!
あまりにも美味かったので店員にいろいろと訊く。
・産地はその日によって違うが、だいたい山形県産のA5と同等を出す。
・肉屋の直営なので安い。
・熟成肉は沖縄県産。
・「eee」は「eat enjoy everyone」の略。
いずれにせよ、武蔵浦和で思わぬ穴場の店、発見!
「ミート矢澤」よりも確実に凄い店が埼玉県にあるとは……。次回こそは熟成肉だ!
★★★★★
ステーキ漂流記
4月18日
新規108軒目「焼肉トラジ 新宿東宝ビル店」極上カルビ(サーロイン)100g(新宿・歌舞伎町)
今日はボクが書いている「映画野郎」の企画でTOHOシネマズ新宿を取材。その前に腹ごしらえ、というか、出来たばかりの話題の新宿東宝ビルの店で食べたいじゃん。いち早く行きたいじゃん。ということで、前もって調べてAという店に行こうとしたら、なんと、ランチではステーキを出さないと言うではないか。困るよな。
で、新宿東宝ビルの1階にある飲食店を巡ると、「焼肉トラジ」があった。表にあるメニュー表をながめてると、店員が、
「さぁ、どうですか!」
と語りかけてきた。
そこで、
「ステーキメニューはある?」
と訊くと、
「ありますよ!」と言い、別のメニュー表をもってきて、
「裏メニューですけどね」
と見せたメニューが極上カルビ(サーロイン)。
小川「何牛?」
店員「えーっと、群馬県産ですね。」
まあ、どこ産というのもあるが、
小川「実は12時半に待ち合わせがあるけど……」
店員「大丈夫です!店長が焼きます!」
そこまで言われたら引き下がれないでしょう。
こういう流れがあって、中に入った。
それで、そこから店長のマンツーマン接客。まるで、「ウルフギャング・ステーキハウス」並のサービス! まあ、オープンして2日目の店だから一生懸命だったのはわかる。
肉は霜降りのグラデーションが細かくあり、たしかにA5。
店長がミディアムに焼いてくれただけのことはあり、確かに柔らかく、直ぐに黒毛和牛の旨味が伝わる美味さだった。佐賀牛じゃないから、自分で焼いたらここまで上手く出来たかわからない。
サービス満点!
肉も満点!
まあ、今回は「ステーキあります!」という応えでのギリギリ。あんまり広げたら焼肉屋も行かなきゃいけなくなる……が、ありと言えばありか、美味ければ。
★★★★★