ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「摩天楼」(押上)

2015-10-21 23:48:51 | 墨田区
ステーキ漂流記
10月21日
新規200軒目「摩天楼」特撰黒毛和牛サーロインステーキ100g(押上)

ステーキ提供店200軒目である。

日を改めて明日にした方が良かったかもしれないが、今日は大安吉日。こういうのは大切にしたい。

そこで、新規200軒目としてチョイスしたのは、東京スカイツリーに隣接したソラマチの31階にある鉄板焼「摩天楼」である。店名からして洒落ているし、評判もいい。ならば、きりの良い日に行こう、ということで200軒目に「摩天楼」。

考えてみれば、「ステーキ漂流記」のおかげで、いままで行ったことのない所に結構行ってる。東京スカイツリーというかソラマチにも行こうとも思わなかったが行ってるわけだ。それまで鉄板焼なんて行ったことなかったが、今では当たり前である。色々と変わった。

おかげで、この「摩天楼」に行った。あれ、意外と空いてる。これはついてる。しかも、偶然夜景が見える窓際の席をゲット! ちょっとテンション上がったね。

ふと、ちらっと左を見ると、左奥のシニア世代のオフ会以外は全員カップル。夜景を見ながら、鉄板焼フルコースで舌鼓を打って、その後につなげる……と。そんな欲望、というか下心丸出しな席ばかりである。

そうこう考えているうちにステーキ配膳。
牛は大分県産。いいね、はじめて食べる銘柄。
鉄板焼スタイルだが、細長く切ったのみで、ブロック状じゃないのでナイフとフォークをもらう。ナイフで切り一口。

…………旨味が薄い。力が弱い。

岩塩・胡椒をつけて二口。

……ちょっと旨味が出たかな?

よく見るとそれ以外にも大根おろし、わさび、ニンニクがあり、これらで肉をフォローする形で。なんとなく旨味を感じる。フォローする物は揃ってる。工夫は感じる。

全体的にはよくある雰囲気がある鉄板焼屋か。
期待がちょっとあった分、ギャップがあったかな。
悪くはないけど、ボクだったらデートでこの店は使わないね。
小岩の「グリル アンドウ」より安いが、物足りない。

200軒目を上手く飾れなかった。
もっともっと、続けないと。知らない店に入らないと。

総合 ★★★
素材 ★★★★★(申し分なし)
グリル ★★★(並レベル)
旨味 ★★(ほとんどなし)
塩・胡椒他 ★★★★
コスパ ★★
雰囲気 ★★★★
駅からのアクセス ★★
サービス ★★★

【閉店】「シズラー 亀戸サンストリート店」(亀戸)

2015-10-21 17:57:22 | 江東区

ステーキ漂流記
10月21日
新規199軒目「シズラー 亀戸サンストリート店」リブロースステーキ140g(亀戸)

前に100軒目前になった時は東京都23区で行ってない箇所をなくすようにわざわざ江古田や板橋に行った。
200軒目を目前にして感じた心境は、
ファミレスやチェーン店で行ってない店を攻めて行った。これはこれで本当に良かったと思う。
「ミソノ」や「ウルフギャング・ステーキハウス」の味は知ってても「ジョナサン」や「ステーキのどん」の味を知らないのはステーキ評論家としてまずい。まあ、それを言ったら行ってない店、まだまだある。200軒というのはそんな物である。

さて、こうした流れからチョイスしたのは「シズラー」である。既にお子さんがいる所帯持ちならご利用された方も結構いるだろうが、40目前の独身の映画ライターには無縁のレストランだと思ってた。が、そんなこと言ってられない。You、とりあえず、行っちゃいなよ、な世界である。

ということで「シズラー 亀戸サンストリート店」へ。中に入り、かなり広目の店内の奥の窓際の席に案内される。店内は全体的にカジュアルな雰囲気だが、他のファミレスよりもうっすらと高級感がある。それは、子連れマダムの午後の一時の時間に来たからであろうか? 95%はそんな感じの客層。旦那に黙って、シズラーでちょっぴり贅沢して、旦那の夕飯はリーズナブルなアイデア手料理で家計費を浮かして、またシズラーという素晴らしい循環が見え隠れする。旦那、たまったもんじゃないな。

ステーキ&赤ワインを頼んだあとはサラダバーのコーナーへGo!
まあ、とにかくシズラーはサラダバーを導入している他のファミレスと比べて、圧倒的にサラダバーのレベルが高い!
種類の豊富さはもちろん、質も良い。コーンスープ1つをとっても濃さ・とろみが違う。コーンも枝豆もシャキシャキ。バジルのペンネも「サイゼリヤ」より美味いんじゃないかな。どれもがファミレスというよりホテルレベルに近いか? いや、それは言い過ぎかな。うーん、ビュッフェスタイルのレストランにもうちょっと慣れないとアカンかな。
正直、これまでの店では30年前からサラダバーを導入した三郷の「いわたき」以外はお粗末なレベルのサラダバーだったと思える。「ステーキガスト」も「ブロンコビリー」も他のファミレスと似たり寄ったりのメニュー。そりゃ、本分はメインディッシュだが、それでもサラダバーのショボさには不満があった。この不満を大いに回復するシズラーのサラダバーである。
サラダバーとは別にステーキのおまけにつくチーズトーストもまた美味し。分かった!
「アウトバック」や「BLTステーキハウス」しかり、外資系は前菜サービスが良い。良すぎる。シズラーも外資系。ああ、その流れか。これは国産起業も見習わなければならない。やっぱり外資系はサービスが良い。これだけサービスが良ければリピーターがつく。

おっと、肝心のステーキである。

一口。
うん、悪くない。
物凄くはないが肉汁もそこそこある。
わさび&醤油をつけると尚美味し!
サラダバーがあれだけ美味ければステーキの味も落とせない。「ステーキガスト」と「ブロンコビリー」のズルい所はそこにある。いまいちなサラダバーに比べてステーキはわりと、いやかなり良いじゃんと思わせちゃう作戦。サラダバーが良すぎてステーキがいまいちなのは三郷の「いわたき」。サラダバーもステーキもダメダメなのは「ビッグボーイ」。サラダバーはなくごく普通のステーキ一本勝負の「ステーキのどん」。まあ、書いたらキリがないが、「シズラー」は素晴らしいサラダバーのレベルにがんばってついていくステーキ。
女の子の店員に訊いた。
牛は普通のオーストラリア牛。オーストラリア牛にしてはがんばった。グリルも良い。

で、ステーキが食べ終わったあとも、まあバジルのペンネとスイートコーンなどの飯系サラダを食べ、さらにパイナップルを皿にてんこ盛りにしてフルーツを楽しむ。都合、1時間半ぐらいいたかな。

これはね、毎月リピートしたら体のあらゆる数値がヤバくなるよ(笑)。そのぐらい美味かった。

総合 ★★★★(5つ星にしたかったが、あくまでも「ステーキ漂流記」だからね……)
素材(ステーキ) ★★★
グリル ★★★★
旨味 ★★★
サラダバー ★★★★★
メニュー ★★★(ビーフステーキのメニューに幅がない)
サービス ★★★★★
くつろげる度 ★★★★★