ステーキ漂流記
10月30日
新規204軒目「キッチンカルネ」リブロースステーキ140g(新橋)
新橋にて、駅近くで“灯台もと暗し”な店、発見‼
今日のステーキは、この時持っていたスマホが不調な状況下において、“シチュー、カツあり”……もとい、“死中、活あり”だった。辛うじて、写真は撮れたので、今こうして遅いアップになっている。
それにしても、スマホはないとかなり困るが、ないならないなりでどうにかはなる。どうにかなったよ。
しかしながら、ここ2日間でスマホが使えないことで身心共に疲弊した。そういう時こそ、ステーキを食べて、己に活を入れる。
ステーキを食べて、己に、人生に活を入れる!
我ながら素晴らしい響きである。
そんなこんなで、今日は昼下がりに新橋駅近くの「キッチンカルネ」をチョイス。先日、新橋に行った際に新橋駅の銀座口から出て、通りを銀座方面に渡った所にある海鮮丼屋さんの隣にステーキ屋があることに気がついた。表の看板を見た感じだとステーキ中心のメニューで、ステーキに関しては高くても2000円もしない。
しかも、“国産”が売り。
“国産”ね……。例えば、オーストラリアで産まれた牛を日本で3、4ヶ月育てれば“国産”になっちゃうんだよね。だから、和牛や黒毛和牛ならともかく、“国産”という表記は引っかかる。
そんな“国産”に対する疑惑を抱きながら店の中へ。テーブル席もあるが、大半はカウンター席へ。その雰囲気からして牛丼屋、いやステーキ屋で言うなれば「ペッパー・ランチ」に近い感じ。「ペッパー・ランチ 」と違うのは食券制であること。この券売機が「やよい軒」みたいで、そこのみ異様に新しい。ともかく、リブロースステーキ140gと赤ワインの食券を購入。これで1530円。安い。
カウンター内にはいかにもパート風の50代と思わしきおばちゃん店員が忙しなく動いていて、彼女の隙を見計らってどこ産の牛か訊いてみた。
すると、
「北海道産です。黒板に書いてあります」と言うではないか。確かに券売機の上にある黒板には手書きで「北海道産」と書いてある。それでも、黒板に書いてあっても店員が直ぐにどこ産の牛か即答出来る、ということは自分の店の売り物についてよく知っているという意味では良い傾向である。
そして、赤ワインが来て、ほんの1、2分でステーキ配膳!
早っ!
って思いきや、「いきなり!ステーキ」や「ペッパー・ランチ」と同じように熱々の鉄板プレート皿に生肉をそのままだし、「ご自分で焼いてね」というタイプのやつだった。要はワイルドステーキみたいな感じ。配膳に関しては生肉をそのまま出したんだから考えようによっては早くて当たり前かもしれないけど、それだって遅い店は遅いから、これはこれで早い部類。
うーん、それにしても、この方式だと上手く焼かないと肉がカチカチになってしまう。「ペッパー・ランチ」だとワイルドステーキでも国産リブロースステーキでも油断すると直ぐにウェルダンになってしまう。
だが、目の前のステーキよく見ると、見た感じから肉が良さそう。どうやら、北海道産に嘘・偽りはなさそうだ。
それでも、恐る恐る肉をレアめに焼いて一口。
ちょっとレア過ぎた。が、悪くはないかな?
目の前に割り箸しかなかったので、おばちゃん店員にナイフとフォークを頼み、さらに一口サイズに切り、もう少し焼いて二口目。
ん……うん。旨味はさすがに少ないが悪くはない。
カチカチじゃないしね。いいんじゃないかな?
三口目。
ステーキソースをつける。
この特製のステーキソースがまた良い。
美味い。
肉でライスを食べるのはもったいないので、
モヤシにステーキソースをかけて、そいつでライスを片付け、肉をゆっくり味わう。
ズバリ、この店は肉のチョイスがいい。
鉄板プレートの皿焼くタイプのステーキにしては質が良い肉を使っている。これは同タイプの店ではない。
なので、肉を多少焼きすぎても大丈夫。140gではお試しサイズだったね。倍は食べたい。
はじめはリーズナブルさが売りの「安かろう、悪かろう」な店かと思ったが、単純に美味しい肉を手頃な値段で食べられる店だった。店外、店内にあるステーキメニューのポスターが「安かろう、悪かろう」な店の雰囲気を醸し出していたので騙された。せっかく素晴らしい肉を提供出来ているのに、外観・内観で損をしているような気がしなくもない。まあ、リーマンの街・新橋においては「“安い”が正義」という風潮も感じられるし、そんな中において“郷に入れば郷に従う”という趣で、そんな意を組んだ外観になったのかもしれない。
いずれにせよ、新橋駅徒歩1分の名店!
日によって牛の産地が違うようなのでまた行きたい。
総合 ★★★★
素材 ★★★★
メニューの豊富さ ★★★★
タレ ★★★★★
付け合わせ ★★
店の雰囲気 ★★
配膳の早さ ★★★★★
最寄り駅からのアクセス ★★★★★
コスパ ★★★★
10月30日
新規204軒目「キッチンカルネ」リブロースステーキ140g(新橋)
新橋にて、駅近くで“灯台もと暗し”な店、発見‼
今日のステーキは、この時持っていたスマホが不調な状況下において、“シチュー、カツあり”……もとい、“死中、活あり”だった。辛うじて、写真は撮れたので、今こうして遅いアップになっている。
それにしても、スマホはないとかなり困るが、ないならないなりでどうにかはなる。どうにかなったよ。
しかしながら、ここ2日間でスマホが使えないことで身心共に疲弊した。そういう時こそ、ステーキを食べて、己に活を入れる。
ステーキを食べて、己に、人生に活を入れる!
我ながら素晴らしい響きである。
そんなこんなで、今日は昼下がりに新橋駅近くの「キッチンカルネ」をチョイス。先日、新橋に行った際に新橋駅の銀座口から出て、通りを銀座方面に渡った所にある海鮮丼屋さんの隣にステーキ屋があることに気がついた。表の看板を見た感じだとステーキ中心のメニューで、ステーキに関しては高くても2000円もしない。
しかも、“国産”が売り。
“国産”ね……。例えば、オーストラリアで産まれた牛を日本で3、4ヶ月育てれば“国産”になっちゃうんだよね。だから、和牛や黒毛和牛ならともかく、“国産”という表記は引っかかる。
そんな“国産”に対する疑惑を抱きながら店の中へ。テーブル席もあるが、大半はカウンター席へ。その雰囲気からして牛丼屋、いやステーキ屋で言うなれば「ペッパー・ランチ」に近い感じ。「ペッパー・ランチ 」と違うのは食券制であること。この券売機が「やよい軒」みたいで、そこのみ異様に新しい。ともかく、リブロースステーキ140gと赤ワインの食券を購入。これで1530円。安い。
カウンター内にはいかにもパート風の50代と思わしきおばちゃん店員が忙しなく動いていて、彼女の隙を見計らってどこ産の牛か訊いてみた。
すると、
「北海道産です。黒板に書いてあります」と言うではないか。確かに券売機の上にある黒板には手書きで「北海道産」と書いてある。それでも、黒板に書いてあっても店員が直ぐにどこ産の牛か即答出来る、ということは自分の店の売り物についてよく知っているという意味では良い傾向である。
そして、赤ワインが来て、ほんの1、2分でステーキ配膳!
早っ!
って思いきや、「いきなり!ステーキ」や「ペッパー・ランチ」と同じように熱々の鉄板プレート皿に生肉をそのままだし、「ご自分で焼いてね」というタイプのやつだった。要はワイルドステーキみたいな感じ。配膳に関しては生肉をそのまま出したんだから考えようによっては早くて当たり前かもしれないけど、それだって遅い店は遅いから、これはこれで早い部類。
うーん、それにしても、この方式だと上手く焼かないと肉がカチカチになってしまう。「ペッパー・ランチ」だとワイルドステーキでも国産リブロースステーキでも油断すると直ぐにウェルダンになってしまう。
だが、目の前のステーキよく見ると、見た感じから肉が良さそう。どうやら、北海道産に嘘・偽りはなさそうだ。
それでも、恐る恐る肉をレアめに焼いて一口。
ちょっとレア過ぎた。が、悪くはないかな?
目の前に割り箸しかなかったので、おばちゃん店員にナイフとフォークを頼み、さらに一口サイズに切り、もう少し焼いて二口目。
ん……うん。旨味はさすがに少ないが悪くはない。
カチカチじゃないしね。いいんじゃないかな?
三口目。
ステーキソースをつける。
この特製のステーキソースがまた良い。
美味い。
肉でライスを食べるのはもったいないので、
モヤシにステーキソースをかけて、そいつでライスを片付け、肉をゆっくり味わう。
ズバリ、この店は肉のチョイスがいい。
鉄板プレートの皿焼くタイプのステーキにしては質が良い肉を使っている。これは同タイプの店ではない。
なので、肉を多少焼きすぎても大丈夫。140gではお試しサイズだったね。倍は食べたい。
はじめはリーズナブルさが売りの「安かろう、悪かろう」な店かと思ったが、単純に美味しい肉を手頃な値段で食べられる店だった。店外、店内にあるステーキメニューのポスターが「安かろう、悪かろう」な店の雰囲気を醸し出していたので騙された。せっかく素晴らしい肉を提供出来ているのに、外観・内観で損をしているような気がしなくもない。まあ、リーマンの街・新橋においては「“安い”が正義」という風潮も感じられるし、そんな中において“郷に入れば郷に従う”という趣で、そんな意を組んだ外観になったのかもしれない。
いずれにせよ、新橋駅徒歩1分の名店!
日によって牛の産地が違うようなのでまた行きたい。
総合 ★★★★
素材 ★★★★
メニューの豊富さ ★★★★
タレ ★★★★★
付け合わせ ★★
店の雰囲気 ★★
配膳の早さ ★★★★★
最寄り駅からのアクセス ★★★★★
コスパ ★★★★