ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「洋一亭」(東中野)

2015-03-20 12:04:33 | 中野区

ステーキ漂流記
3月20日「洋一亭」和牛ステーキAセット180g(東中野)

東中野には「映画野郎」のミーティングで月一回は行く。本来ならその時に東中野界隈の店に行けばいい。が、今週末の土曜日は一応休日扱いになっている。先日新宿の某バーで教わった「洋一亭」は日曜・祝日が休み。ということは、今週末はやってない。

そうなると、なるべく早く行くなら平日しかない。とは言え、試写に行く日に夕方の時間を潰して、長い道のりの帰路に着くのは疲れる。そこで、試写に行くフリーな日の昼前、開店してすぐの午前11時に行くことにした。東中野からなら六本木にも渋谷にも半蔵門、銀座にも出にくくない。

で、午前11時に行ってみた。映画館「ポレポレ東中野」の線路向かいに確かにあった。…うーん、どうしても、その前にあるイタリアンや焼肉屋の方がもっと大きな看板と目立つ店構えで、ほんの少し曲がった所にある「洋一亭」はアピールが弱い。しかしながら、看板にはしっかりと「ステーキの店」とある。アピールする所はアピールしている。

中に入ると、いかにもこじんまりとした街の洋食屋さんといった感じ。ただし、ただ古いだけの中華・洋食屋にありがちな薄ら汚れはなく、むしろかなり清潔さには気を配っている。けど、店中にメニューの表があちこちに貼ってあり落ち着かない。メニューブックがあればいいがそれがない。

なので、はじめ、オージービーフを使ったランチステーキ定食を頼んで、その直後にふと右側を見て気がついた。なんと、和牛のメニューがあるじゃないか!? 直ちに、ランチステーキ定食を取り下げ、和牛ステーキAセットを頼む。

ワインが来たタイミングでどこ産の牛か訊いてみた。

福島産。

普通なら抵抗があるかもしれないが、ボクにとっては珍しい産地の牛なのでそれだけでワクワクした。しかも、サラダだけでなく、コーンポタージュと、あと順序は逆になるけど〆には柚シャーベット付きで180g2000円は破格である!

それで配膳されたステーキ。早速食べてみる。お、ストレートに旨味が伝わる!つまり、福島産の黒毛和牛の味は引き出せている!タレなしで十分!

けど、わずかに切り心地が悪い。わずか。本当に凄い黒毛和牛はもっとサクサク切れるがそれがなかった。そう考えると、茨城産や群馬産よりかは旨味は感じたが、ベスト級か、と問われれば考えこんでしまう。

まあ、また来ればいいさ。ボルシチとか他に気になるメニューもあるし、基本的にリーズナブル。洋食が食べたければ行けばいいのさ。安いオージービーフを少なく頼んで、他の洋食メニューを試すのもありである。

★★★★

【閉店】「ステーキの帝王」(平井)

2015-03-18 22:06:28 | 江戸川区

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3月18日「ステーキの帝王」ビーフステーキ USハイグレード300g(平井)

梯子をしてしまった。
なんとなく、平井の「ステーキの帝王」に定期巡回をしたくなった。

初めて行った時は明らかに美味かった。どのぐらい美味かったかと言うと、店員を捕まえて「美味い!」と言いたくなるほど。ボクの記憶ではにんにく醤油をつけなくても十分美味かった。

今日もそのはずだった。

ところが…ちっとも美味しくない。肉の旨味、ゼロ。ゴムのような弾力。にんにく醤油をつければそのにんにく醤油のみの味しかせず、塩・胡椒をかければ塩・胡椒の味しかしない。

びっくりするぐらい、腕が衰えてる。12月に再訪した時も、若干の衰えを感じたが、今回はそれ以上。肉の味が抜けているようにない。たしかに、店内はボク以外2人しかいない。そりゃあ、やる気も萎える。

明らかに味が衰えたのは気のせいじゃない。かつて5つ星の店だが、直ちに取り下げ。「いきなり!ステーキ」以下。帝王陥落の日も近いかも。

いつ行っても味が保てることは大事である。

★★


【閉店】「GOGOステーキ」(亀戸)

2015-03-18 20:07:44 | 江東区

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3月18日「GOGOステーキ」
GOGOステーキ120g
石焼きサーロインステーキ100g(亀戸)

普通、昼間に「いきなり!ステーキ」をアップしたらそれで終わりだが、今日は夕方までなので第2ラウンド。最近出来たばかりの亀戸の「GOGOステーキ」に行きたくなったのでそこへ。この店、3月7日にオープンしたばかりで、とにかく情報がない。唯一の情報はバイトの募集記事で、そこから住所をわりだして、店へGO!

地図を見ると、職場から歩いて行けなくもない距離なので歩いて行った。7分程歩いて、五之橋付近で「GOGOステーキ」を見つける。

中に入ると「ビリー・ザ・キッド」や「テキサス」みたいにカントリーがBGMでかかり、アメリカンな雰囲気のような、焼肉屋の雰囲気もある。で、メニュー表を見ると、GOGOステーキやチャックステーキのようにアメリカ産の牛のステーキと石焼きの和牛ステーキと二種類あった。
石焼きサーロインステーキの肉がどこ産か訊く。すると、
茨城産と言うではないか。
少し迷って、
GOGOステーキと石焼きサーロインステーキをそれぞれ120gと100gで頼む。

まずはGOGOステーキだが3分程で配膳。ハラミステーキ。切り心地はちょい硬めだが、食べる分にはわるくない。肉の旨味は少ないが、「ミスター・デンジャー」のデンジャー・ステーキが若干近い。にんにく醤油を付けたり付けなかったりして楽しめた。わりとあっさり楽しめた。

続いて石焼きサーロインステーキ。こちらは、焼肉屋のように皿でサーロインの生肉と生野菜が用意され、それを火で炙られた石焼きで焼いて食べる。考えたなぁ~。焼くのはお客のお任せにしちゃえば文句の80%は現象する。ああ、これならロースにすればよかった。細長いブロック状のサーロインステーキを自分で焼かなければならない。
一キレ目はイマイチ焼き方が分からず半生で食べる。
それ以降は、
(1)各面を焼く
(2)塩・胡椒をかける
(3)真ん中で切る

という感じで己で焼いて食べた。かなり、旨味を残せて食べれた。あらかじめ、塩と胡椒、わさびを用意してもらえるとベターだったかな。100gにもかかわらず、わりとじっくりと味わえた。

店としては、リーズナブルなアメリカ産のステーキと、ハイクオリティな黒毛和牛を一辺に楽しめる貴重な店である。尚、「GOGOカレー」とは無関係とのこと。

GOGOステーキ
★★★★
石焼きサーロインステーキ
★★★★


「いきなり!ステーキ 錦糸町店」(錦糸町)

2015-03-18 12:22:13 | 墨田区

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3月18日「いきなり!ステーキ 錦糸町店」ワイルドステーキ300g(錦糸町)

「ステーキ漂流記」をやってるわりには「いきなり!ステーキ」のポイントが貯まらない。それは、出来るだけ多くの店に行っているからである。新規も勿論だが、他の店もリピートしているから、自然と「いきなり!ステーキ」から足が遠のく。

けど、今日は昼休みに行けるチャンスがある。平日だから、ワイルドステーキも頼める。ということで、迷いなく「いきなり!ステーキ」へ。

いわば、定期巡回である。味の確認のね。「いきなり!ステーキ」のワイルドステーキだと去年の10月までさかのぼるかな。それからは一通りのメニューは食べた。本当、一周した感じ。

さて、錦糸町店でワイルドステーキを頼んでみたら、1分17秒でステーキが配膳された! 早い、早い! 久しぶりに「いきなり!ステーキ」版のワイルドステーキを食べた。相変わらず、ゴムみたいな硬さと弾力だが、必要以上に鉄板が熱くないため、最初の1キレ、2キレ以降はレアで肉を楽しめる。

実はこの大半をちゃんとレアで楽しめるのが「いきなり!ステーキ」のワイルドステーキのポイントである。同じワイルドステーキでも「ペッパーランチ」だと、鉄板が物凄く熱いために、うっかりすると全部カチカチなウェルダンになってしまう。これを何度か試すけど、上手くいかない。けど、「いきなり!ステーキ」はこうはならない。そこは助かる。

つまり、ナイフの切り心地と食べ心地はゴムなんだけど、他の店の生肉鉄板ステーキの中では美味い方である。前回と変わらず。良くも悪くもいい基準になる。

★★★


「HERO’S 秋葉原店」(秋葉原)

2015-03-16 17:14:43 | 千代田区

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3月16日「HERO’S秋葉原店」1ポンドチャックステーキ 1ポンド (秋葉原)

まさか、黒毛和牛を食べて口直しになるとは思わなかった。 それはボクが黒毛和牛ステーキの本気の美味さを知ってるからだ。だからこそ厳しくなる。

6000円、7000円払ったからといって必ず美味いとは限らない。それがステーキのこわい所である。しかしながら、ステーキは1000円でも「美味い!」と言える物もたしか。その店が美味いかどうかはある意味ギャンブルである。

まあそんなわけなので、「カタヤマ」から駅までの道程はまさしくオケラ街道を歩く気分である。こうなると別の店でリベンジしたくなる。

しかしながら、時間は14時半,過ぎ。大半の店はランチタイムは終了である。そうすると、ボクの「行きたいステーキ店データ」の中で考えて、秋葉原の「HERO’S」になった。

ボクにとって「HERO’S」は量の店のイメージがあった。最高で3ポンド(1,35kg)のステーキメニューがあり、普通に1ポンドや2ポンドのステーキを提供している。それも1ポンドで単品なら2000円以下、1700円である!

そんなさぁ、450gもあって2000円以下って言うと、リーズナブルさでは嬉しいが、一体何の肉かわからない。オーストラリア産か? ニュージーランド産か? その肉についてはHPにもちゃんと載っていた。

メキシコ産若姫牛。

なんとなく知ってはいたが、待ち時間を利用して調べた。

http://taishinfoods.co.jp/seihinannai/wakahime

http://otogi-ya.jp/sasazuka/kodawari

つまり、アンガス牛絡みの交配牛で、20ヶ月~24ヶ月飼育だから比較的若い牝牛ではある。
メキシコ産自体は食べたことあるが、硬く、旨味・霜降りが少ないイメージ。

こうして配膳されたステーキが写真のヤツ。物凄いインパクトがあるのに2000円以下。まず、端からナイフを入れる。黒毛和牛程ではないがそこそこの柔らかさ。一口食べる。USプライムリブ程の旨味はないが、うっすらガーリックソースと塩で処理し美味くなってる。別分けでガーリック醤油もあるが、それがなくても十分いける! 美味い! ライスなしで良かった。450gの若姫牛を存分に贅沢に堪能出来た!!

これが若姫牛か!美味い黒毛和牛ステーキのような豪速球の旨味ではないが、かといってオーストラリア牛のように素っ気ないわけじゃない。アンガス牛とも違った旨味がある。付け合わせのパスタ(でいいのかな?)の存在は吉川の「コヤノ」のまかないステーキと同じ。これなら2ポンドでもいける。

黒毛和牛を使わないステーキ屋では「ミスター・デンジャー」、「ステーキの帝王」、「STAKEHOUSE HAYASHIYA」、「OUTBACK」、「ジェロニモ」に並ぶまさかの最上級店とは……。こういうステーキを食べるとステーキの概念が変わる。

少なくとも、「HERO’S」は「カタヤマ」に1RでのKO勝ちした感じ。

「HERO’S」はあんまりステーキの名店としてマスコミでは扱われている所を見た記憶がないが(1、2回はあるかも)、紛れもない名店である!

★★★★★