ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「アウトバック 六本木店」(六本木)

2015-05-26 14:59:04 | 港区

ステーキ漂流記
5月26日
再訪「アウトバック 六本木店」ランチサーロインステーキ?g(六本木)

にわかに来週やるイベントモードにはなっているが、ステーキ漂流記は当然継続。今日はシネマート六本木での試写だったので、ステーキも当然六本木になる。

心境の変化か、最近、過去行った店の再訪がマイブーム。舌が確実な味を求めてる。そこで「アウトバック」である。

前に行った時は週末のディナータイムだったので、ピンのプライムリブを頼んだ。今日はランチタイムでの再訪。で、さらにマイブームのキリのメニューを頼むことに。美味い店はピンのメニューだけでなくキリのメニューも美味い。そんな勝手な理論を構築するためにわざとオーストラリア牛のランチサーロインステーキをチョイス。

少しするとセットのコンソメスープが来た。これが意外にも美味い。えっ、1050円でこれがつくのか。続いて赤ワインだが……グラスかと思いきやデカンタで来た。ま、がぶ飲みサイズは嬉しい。

ちょっとしてステーキ配膳。
タレなしならいかにも1050円のステーキ。タレをつけてそこそこ。リーズナブルさでは「ブッチャー・ブラザーズ」のランチステーキプレートといい勝負かな。

★★★


「RAINBOW」「ケネディ 下北沢店」(下北沢)

2015-05-24 18:03:03 | 世田谷区

ステーキ漂流記
5月24日
新規122軒目「RAINBOW」国産和牛のサーロインステーキ150g(下北沢)
新規123軒目「ケネディ 下北沢店」US産サーロインステーキ150g(下北沢)

今日は下北沢のライブハウスで友人がDJをやるということで下北沢へ。ライブハウスの場所を探しつつ、ステーキを出している店を探した。

意外とない。おしゃれなスイーツの店は多いがステーキ屋というのが意外にもない。下北沢の若者にステーキは口にあわないのか?

そう思っていると、北口界隈だったか、「国産和牛のサーロインステーキ」という宣伝の文字が目に入った。「Cafe&wine RAINBOW」。おしゃれなバー/カフェで、フードも充実というのがコンセプトかな。とりあえず、入り国産和牛のサーロインステーキと赤ワインを頼む。

10分ぐらいでステーキ配膳。
肉は栃木県産。
鉄板プレートでない辺りもおしゃれだったが……旨味がほとんどないんだな、これが。黒トリュフのソースをつけてもなしのつぶて。どうにもならない。

「旨味がない。」
と店員に告げて店を出る。

あー、不満だ、不満。
まだライブまで時間あるし、もう一軒行くか。ということで、下北沢北口界隈を練り歩いていると、チェーン店「ケネディ」を発見! そういや行ったことないからこの際入るか。ということで、店へ。

店内はちょっと都会的なセンスの内装。六本木ヒルズのTOHOシネマズみたいな感じ。メニューを見るとスペシャルメニューとしてUS産のサーロインステーキが目に入る。他はオーストラリア産たからちょっとグレードが上だよ、っていうアピールか? とりあえず、これを頼む。

すると、7分ぐらいしてステーキがジュウジュウ音をたてながら配膳。

(あ、ダメかな?)

って頭によぎった。
予想的中。
旨味ゼロのダメなステーキだった。
口直しでこれかよ!
不味いの食わせるな!
これが「ケネディ」の標準ならキツいなあ~。

ということで、下北沢でダメなステーキ2連発だった。

RAINBOW ★★

ケネディ ★

「下北ガーデン」(下北沢)

2015-05-24 01:01:09 | 世田谷区

ステーキ漂流記
5月24日
再訪「下北ガーデン」シャトーブリアン100g トモサンカク100g(下北沢)

2軒連続でハズレると流石に腹がたってくる。鎮まらない。個人的にはブランクがあったので、もう1軒、確実に美味い店で食べることにした。

「下北ガーデン」。

ここなら確実。佐賀牛に特化したステーキ、というか石焼きの店なんだよね。けど、ここしかない。感覚的には焼肉屋みたいだけど、レベルが違ったからね。

中に入る。前行った時もそうだけど、今回も客がいない。ちょっと通りの裏にあるから客が少ない(いない)か?それとも、100g3000円からのメニューが中心だから、普通の焼肉屋と比べて高いと思うのかな? ともかく、シャトーブリアンを頼む。

とにかく、ちょいレアにしようが、ミディアムにしようが、塩をつけようが、醤油をつけようが、美味い。店のマスター曰く、鉄板焼きや網焼きでは出来ない。低温の石焼きだから、旨味を閉じ込められる。

佐賀牛に関しても福岡にある出張所から取り寄せている、と。通常は芝浦にある肉の卸売り市場にごく少数しか入らないので、佐賀牛自体を取り扱っている店が少ないそうだ。前に板橋の「オセヨ2号店」で980円で佐賀牛を食べたが、「下北ガーデン」の方が極上の牛を食べた感じがする。100gでも相当堪能出来る。

と言いつつも、100g1900円のメニューを頼みたくなったので、トモサンカクを100g頼む。

すると、シャトーブリアンよりも厚い肉が来る。なるほど、焼きにくいから安いかな。ランプやイチボでなくトモサンカクを頼んだのはトモサンカクの方が霜降りがあるから。焼いて食べるとちょいレアやミディアムレアで少し硬めの旨味たっぷりな肉が食べられた。柔らかかったシャトーブリアンとは違い触感を楽しめる。このちょい硬めがいいのだ。

ということで、佐賀牛を堪能して、機嫌が直った。ランチだと2000円のメニューがあるのでかなりお得である。わざわざランチに行くという手もあるね。

★★★★★

「naniwaen」(有楽町)

2015-05-19 15:04:37 | 千代田区

ステーキ漂流記
5月19日
再訪「naniwaen」近江牛サーロインステーキ150g(有楽町)

本当はここ、本日2軒目だが、美味すぎて1軒目を書く気力を無くした。近江牛とだけあってかそのぐらい美味かった。

要は、1軒目に納得いかなかった。悪くはないけど納得いかない。ワンモアタイム、だ。

で、有名なMに行こうとしたが、あいにくの満席。次に意外な店Kに行こうとしたが、こちらはクラス会で貸し切り。

食い運が悪い時はある。が、そういう時こそチャンス。ふと、半年以上前に行った「naniwaen」を思い出した。黒毛和牛ステーキで美味すぎてあっさりと5分ぐらいで食べて呆然としたことがある。だから、評価は5つ星じゃなかったりする。

あれから、120軒以上のステーキ提供店に行った。久しぶりに行きたくなった。自分を試したくなった。ということで、ITOCIAへ。

すると、偶然ながら近江牛フェアをやっているではないか? なんだ、この引きの良さは? 近江牛と言えば日本三大和牛の一つ。これは行かなきゃ。

中に入り窓際の席へ。ガラガラ。昼間からステーキだのお好み焼きを食べようという人はいない。もちろん、近江牛サーロインステーキを頼む。

こんなにおしゃれでリーズナブルなのにガラガラ。おかしい。
しばらく待ち近江牛サーロインステーキ、配膳。匂いからして美味そうな気がした。

一口。
これだ!
濃厚、極上の黒毛和牛。
多くの店がこの黒毛和牛の味を引き出せない。
器は黒の陶磁器。黒は演出効果か。
比較的、脂身が多く、ゆっくり楽しむが20分が限度。
やはり、美味い。
近江牛という極上の肉もさることながら、グリルの腕がいい。前の黒毛和牛よりも濃厚だったかも。

近くに「宮地」や「みその」といった鉄板焼ステーキの名店と言われる店がある。しかしながら、「naniwaen」はおしゃれな雰囲気ながらリーズナブルなのがありがたい。コースだって5000円あれば十分。

「naniwaen」は121軒中のベスト5には入るね。
困ったら「naniwaen」だ!

★★★★★


「ヴィクトリアン・パブ ザ・ローズ&クラウン」(上野)

2015-05-16 16:06:17 | 台東区

ステーキ漂流記
5月16日
新規120軒目「ヴィクトリアン・パブ ザ・ローズ&クラウン」ビーフステーキ?g(上野)

上野は結構行っているようでそうでもない。「肉の大山」や「カドクラ」、「大統領」といった呑み屋や韓国系の焼肉屋は多いが、意外とステーキ提供店が少ない。全くないわけじゃないが、今日は行く気にならない。でも、なんとなく上野で食べたい。

初めの頃に行った「肉の大山」の中の方に行こうとするが、なんと7組待たなきゃならない。待つのは嫌だよね。

視点を変えて、上野駅に戻り、上野駅のレストラン街を見る。すると、いままで見落としていた2階の「つばめグリル」とは逆のエリアにパブ・レストランっぽいのを見つける。見ると、表にあるランチメニューの看板にビーフステーキがあるではないか! ということで、ここにした。

席に着き、肉について訊く。
オーストラリア牛。
まあ、1200円だし、肉がメインの店じゃないし。しかも、鉄板で出てくるから旨味もないのかな。今の阪神ファンが4番、5番のいまいちな外国人打者に三振やポップフライを予測してるかのような気分でステーキを待ってた。1アウト満塁でゲッツー無得点の凡退しか見えない。

そんなこんなで、ステーキがジュウジュウ音をたててやってくる。
(ああ…そんなにジュウジュウいってたら旨味が逃げるやんけ)
と思いながら一口。
タレが多くかかってた部分だからか、旨味もいまいちわからず。

あああ、凡退のステーキ……か、
と思いきや、タレがかかってない部分をチョイスしてみると、その二口目から奇跡が。
(ん、旨味がある?)
さらにタレがかかってない部分を切り分け三口、四口……。
んん? オーストラリア牛なのに意外にもジューシーな旨味がある?
いままでのオーストラリア牛にはなかった展開。
急いで付け合わせのポテトでライスを片付け、
肉をじっくり味わう。
タレがない部分は肉の旨味を、
タレがかかっている部分も旨味が4割増した感じ?
誰もが凡退するかと思われた打席でまさかの逆転スリーベースヒットのステーキ!
オーストラリア牛で、鉄板で、しかも、1200円!
はっきり言って1階にあるハードロックカフェのステーキや、それどころか「肉の大山」より美味い!!

全ての逆境を跳ね返した奇跡のステーキ!
何がいいかって? つまり、作っている人のグリルの腕前が良い。
物凄くはなくとも、1200円で意外な美味さ。
けどね……ディナーは盛り付けが変わって980円だって。やられた。

★★★★