ステーキ漂流記
6月13日
新規133軒目「大衆酒場 HARUTA」宮崎牛の極上赤身ステーキ200g(高田馬場)
もう、先に書く。
不味かった!
ワーストではないが、不味かった!
グリルで宮崎牛の旨味が見事に抜けきった。ダメな黒毛和牛(和牛)ステーキの代表例だ。
店のオススメ商品で、20分以上待たせやがって!
激おこプンプン丸だ!!
ついでに。
塩、しょっぱすぎ!
しょっぱければいいもんじゃない。
ワサビ風クリーム?
こっちはちっとも辛さがない。
味覚、どうなってんねん?
要はいっぱい酒が飲めて、それっぽい物が食べられればいいってか?
牛は悪くない。
グリル・調理の腕が酷いだけさ!!
星……?
ゼロ!
ステーキ漂流記
6月10日
新規132軒目「ステーキ&ハンバーグ いわたき 三郷店」リブロースステーキ200g(三郷)
この日4軒目だけど、一応ディナーだからね。それも夕方早めに行った。
「ステーキ&ハンバーグ いわたき 三郷店」は「ステーキ漂流記」では新規になるが、約21、2年前までは小川家で通っていたステーキ屋だった。つまり、思い出の店になる。長く書くよ。
この店に初めて行ったのは28年前。小6だったかな。ある給食の時間に、隣の班の女の子のレストランに行った話が気になった。ステーキとハンバーグの店でサラダとフルーツが食べ放題? なんだ、それは? この当時、ドリンクバーというのはなかったし、焼肉屋の食べ放題とかもなかったハズだし、ホテルのバイキングだなんて行くような家風ではなかった。サラダとフルーツが食べ放題、というのがわけわからなかったが、何やら凄い店というのはわかったので、女の子に店名と場所を訊きだし、その週末、早速家族で行く。
県道29号線沿いで高速道路のガードを出て直ぐという比較的分かりやすい位置にあるその店「ステーキ&ハンバーグ いわたき 三郷店」。結構混んでいた。1グループか2グループ待って入れたが、駐車場はほぼ満車に近かった。この当時、同じ県道沿いには「びっくりドンキー」と「すかいらーく」、「藍屋」ぐらいしかなく、「いわたき」は「すかいらーく」と並ぶ人気店だった。それまで小川家は「すかいらーく」に行っていたが、待ち時間が長かったことが不満で、実はその界隈で別のレストランを探していて、まさしく渡りに舟だった。
で、ステーキやハンバーグもそこそこ美味かったがなによりもサラダ&フルーツバーが魅力的だった。マカロニサラダやポテトサラダ、他様々なサラダだけでなく、ゼリーやパイナップルも食べ放題! ということで、それから8年ぐらい、月1で「いわたき」に通っていたかな。通わなくなった最大の理由はボクが毎週日曜日にディスコやクラブ、ライブハウスに通っていたので、家族との付き合いがなくなったからだ。
それから、月日が経ち、千葉と埼玉に何店舗かあった「いわたき」は経営が思わしくなかったのかファミレス界で「ロードハウスのハイエナ」という異名を持つ経営者・井戸実氏の会社に経営権を渡し、「いわたき」のステーキとハンバーグとサラダ&フルーツバーのノウハウは「ステーキ&ハンバーグ&サラダバー けん」に活用された。つまり、「いわたき」でも人気がある店舗はそのままで、(「いわたき」ではない)潰れたファミレスの跡地に「ステーキ&ハンバーグ&サラダバー けん」を建てた、というわけ。なので、半年以上前に新小岩の「ステーキけん」に入った時に「いわたき」に似ている、と思ったら、中身は「いわたき」だった。要は数少ない元祖の「いわたき」にこの日行った、ということだ。ここまででも長いがさらに長い(笑)。
三郷駅南口から出て徒歩3~5分ぐらいで流山から三郷、草加方面へと続く県道29号に出る。「びっくりドンキー」から始まり、旧「すかいらーく」だった「マクドナルド」、「藍屋」、「馬車道」「とんでん」、「天下一品」、「丸亀製麺」、回転寿司屋、喫茶店、天丼屋……と県道29号線沿いは昔以上に飲食店が激戦を繰り広げていた! その中で全く同じガードを出て直ぐの場所にある「いわたき」。健在だったが、客がほんの少ししかいない。
中に入ると、サラダ&フルーツバーや店内は昔と変わらず。細かく言えば、メニュー表が変わった。以前は写真などなく、味があるフォントでメニューが書いてあるのみのメニュー表だった。おそらく、井戸実氏のやり方でファミレスのメニュー表っぽくなったんだろうけど、前の方が味があったよな。ともかく、リブロースステーキと赤ワインを頼む。昔は未成年だったので当然知らなかったが、グラスワイン、100円なのね。
そして当然の如く、サラダバーへ。これをやらなかったら「いわたき」じゃない。「いわたき」に来た意味がない。けど、子どもじゃないから、ステーキを食べる前にフルーツを食べるのはご法度にして、ポテトサラダとスイートコーンのみにする。確かにどの店もステーキを焼くのに10分以上かかるから、このサラダ&フルーツバーは正解である。が、この日はがらがらだったからか、ステーキが頼んでから5分程で配膳。ま、いっか。
お待ちかね、22年ぶりの「いわたき」のステーキ。ミディアムで頼んだら、ミディアムウェルダン気味じゃないか。なんと、旨味があまりない。「いわたきたれ」をつけずに一口、二口食べたが、ぶっちゃけそんなに美味くない。ん?
「いわたきたれ」をつけて三口、四口。……あー、なんとなく思い出の味。たれをつければそこそこ。うん、かろうじて「美味いかな?」と言えるぐらい。「いわたきたれ」でなんとかフォローというステーキだった。
それよりも、より「いわたき」を堪能すべく、食後のデザートをたくさん食べた(笑)。1回目はパイナップル、キウイ、メロン、コーヒーゼリー、チョコバナナとバラエティーに。2回目は杏仁豆腐&フルーツヨーグルトにライチを添えて日の丸風。ライチを端に添えたから崩れ日の丸だがね。3回目はコーヒーゼリーとフルーツヨーグルトでブラック&ホワイト。いい大人が童心に帰って遊びまくり(笑)。
ということで、何がメインだか微妙で、ステーキだけなら2つ星か3星だが、サラダ&フルーツバーが健在ということで4つ星。ま、いまでは「ステーキけん」や「ステーキガスト」でもサラダバーはあるけど、ワイン込みで2000円ちょいちょいでこれだけ楽しめたからね。
★★★★
ステーキ漂流記
6月10日
再訪「どんぶりかんじょう」サーロインステーキ?g(新橋)
「ミカエル」でいまいちな牛ロースステーキを食べおわって店を出ると、「どんぶりかんじょう」も店を開けていた。久しぶりだし、口直しとしてサーロインステーキをいただく。
笹野高史似のおやっさん、ボクのことを覚えてたね。ステーキを頼む。先客と直ぐ後続の客が来たので今日はあまり話せない。それにしても手際が良い。ものの5分でステーキが配膳された。
ステーキは……前食べた時と同じだけど、メキシコ産だかカナダ産だから旨味があまりないんだよね。その代わり、付け合わせの人参がべらぼうに美味い! これだけは他の追随を許さない。これがあればご飯が何杯でも食べれる。
言っておくけど、ボク、人参はあんまり好きじゃないっす。けど、人参嫌いのボクが進んで食べられるのはおやっさんの漬け込みの技術が凄いから。
このサーロインステーキ、1000円のお値打ち価格だけど、2000円ぐらいにしてもいいから、もう少しいい肉を使って欲しい。腕はあるんだからね。
★★★
ステーキ漂流記
6月10日
新規131軒目「ミカエル」牛ロースステーキ?g(新橋)
で、今日は午後一からワーナーで『マッドマックス 怒りのデスロード』を観るのでその前に腹ごしらえ。モーニングステーキではちと足りなかったからね。
そこで、新橋の「ニュー新橋ビル」である。ここの地下1階に居酒屋や中華が多い飲食店街があり、そこで探してみた。すると、以前行った「どんぶりかんじょう」の隣に洋風の飲食店があるではないか? ふと、黒板に書いてあるメニューを見ると、牛ロースステーキがあった! ステーキ/ハンバーグをメインにした店の隣でステーキを出すとはいい度胸だ!
ということで店に入る。
店内は20人は入るスペースがあり、「どんぶりかんじょう」よりも広い。さっそくステーキを頼むが、店のマスター(女性)なのか、ガリガリに痩せたおかっぱ頭の彼女、見るからに不思議ちゃんといった感じである。どこ産の牛か訊きにくいなぁ~。
間もなくして別の女性店員が店に入る。こちらは不思議ちゃんマスターに比べたら100倍女性らしい。ま、好みとは微妙に違うが、バーにいたらとりあえずは仲良くなりたい感じ。
しばらくして、ステーキ配膳。後から来た女性店員にどこ産か訊く。オーストラリア産。ま、1000円だしね。妥当……もうちょい頑張って欲しかった。
★★
ステーキ漂流記
6月10日
再訪「やよい軒 錦糸町店」カットステーキ?g(錦糸町)
この間、南池袋の「やよい軒」で食べたカットステーキ定食は悪くなかった。むしろ、旨かった。
おそらく、「ステーキ漂流記」史上常にワースト1か2で取り上げていた「やよい軒 錦糸町店」の牡蠣フライ&カットステーキ定食。あれは酷かったが、その汚名挽回の機会が来た。というか、モーニングステーキなるものをかましたくなったので、「やよい軒」に入ることにした。
「やよい軒」は券売機でのオーダー。すると、その画面にビールがまず目についた。どうせ頼むんだから、先にビールのボタンを押す。すると、カットステーキ定食とは別にカットステーキのみの選択がビールのおつまみとして出てきた!
450円!
史上最安値!
もちろん、こっちにするでしょ!
で、ビールも期間限定で270円!
合計、720円!!!!!!
この前行った「Natsu」のパスタよりも安い!!
うむー、こ、これは思わぬ裏技だ!
朝からステーキにビールって、いいよね。
配膳されたカットステーキ、ちょっと見栄えは良くないが、もやしの上に肉を乗せているので定石通り。
うん、悪くない。「やよい軒」の名に恥じない味。一見、味付けが濃そうだけど、旨味が少ないUS牛を見事にフォローしている。
ただし、物足りない。両者がね……。それでも、ちゃんとモーニングステーキが出来るレベルにはなったかな。
★★★