政治家の空想する占領下からの脱却と現実的な日本が一国としてその確たる状況にあるのとは懸け離れています。
既に経済等では独立国だけでなく、経済侵略とまで言わなくともその勢いはかなりの状況です。
しかし、日米の外交のように政治的にはむしろ軍事云々を抜きにしても独立国としての威厳すら怪しいのです。
連合国に負けたからではなく、政治家として機能していないのです。
それは与野党どちらもで要するに国内での政治を行うのに海外ではへつらっています。
もっと交渉してもいいのですが、それを出来るだけの政治家はいず、官僚等が頑張っても結局はこの前の交渉のような有様なのです。
情報分野でも巨大ITに骨抜きにされています。ヨーロッパならまだ噛み付くのに。
こんな表現は分かりづらいのでしょうが、結局のところ戦争まで至らないなら9条よりも他にしないといけないテーマが多いのでしょう。
財政しかに、年金制度しかに、保険制度も。
つまりはリアルをすっぽかして空想にふけるようなものなのです。
本気で犠牲が出てもいいから、9条を変更して海外での平和維持活動に参加し続けるようなそんな政治家が国際社会への貢献に真剣なのかもしれません。
実際にはそれに見合うだけの自衛隊ですらないのかと思います。
やはり、現状のままでも仕方ない程度の政治家で尚且つ国際的に胸を張って貢献してでも世界の指導者になるような考えは持てないのでしょう。
イランとアメリカの間に入るくらいの人物が出ないとなかなか日本が尊敬されるようなリーダーシップを備えた国家にはなれないのかと諦めました。
9条を弄って力を持つと言う事は犠牲はもちろん、更に強い意志がないと単にまた叩かれるし、下手すればまた焼け野原にされてしまいます。
それも含めて覚悟を決めないと今の軍事技術や航空技術等でどうなる話ではないのでしょう。