番組のいかんに関わらず司会やMCに有名人や名のある人を起用してしてしまいます。
そして問題は忙しいのでその番組の細かな内容まで口出し出来る訳でもないです。
それで番組の内容を作る人達が意図する方向性とMC他のメンバーがマッチングが悪い場合も出てきます。
何かあっても完全にフォロー出来ない状況になってしまうのです。
普通に局アナとかならフォローするなり、別途謝罪する前に事前に何か付け加えるなりしそうなものでもスルーします。
身内のノリで番組は展開するのですが、視聴者は冷めているしそれどころでない警戒をしている側も見ています。
影響力が大きい番組ほど警戒する側の人達の監視もされてしまうのでしょうね。
だいぶ前から大手事務所のタレントやアイドルを使用した番組に限界は近かったのですが、最近は不祥事で去るパターンが増えています。
最大の問題は大手芸能事務所とテレビ局のコネクションで数字の取れるタレントが看板なのでしょう。
更にネットが何か拗らせています。
過剰反応と言うか見ていなくても数字になる話題を取り上げるので全く要点を掴めずに数だけが増えていくのでしょう。
カップ食品のCMで批判した人が炎上対策の講演をしているとかマッチポンプだと噂になっていました。
結局、炎上もしていないのにそれに反応してくれるフェミの存在でプチ炎上して話題が続いただけでした。
世の中には暇な人がいて何かの問題でマウントを取りたいのでしょう、普段大人しくても気にいらないと騒ぎ出します。
本題に戻ると番組MCが有名な割に、番組制作スタッフは暴走してしまうようなノリなのです。
番組スタッフがビデオシーンの説明とともに弄らないようにしないといけないのに出演者が全くその気がないとビデオシーンを見えている側はほとんどビデオを見る出演者の事はその関係性も知らないから冷静を通り越してクールです。
つまり、ビデオに出て来る芸人を育てようとしていようが、そんなのは知る由もありません。
原作と違う漫画・アニメの実写化などもその例に漏れず、原作の有名なのを利用したいだけで後はスタッフや脚本家の意向になる問題もありました。
難しいのは原作者の意向を汲めないレベルなのに実写化するような業界の限界状況なのです。
言ってしまえば一貫性がなくならざるを得ないような状況で、番組のMCに金を掛けて中身は誰?と言う人に三文芝居をさせた挙句それを嘲笑うが如くダメ出ししている時点でたぶん今の時期の芸能の崩壊は加速するだけでしょう。
テレビから視聴者が離れているのを自覚して更にYouTubeなどと比較してなんの価値が足りないのか考えないと本人達は必死でもたまに見にくる人には身内のノリにしか映りません。
結果として視聴率もそうですが、不祥事の発生確率も高まります。
2000年過ぎ辺りから一般視聴者の要望よりも出来る範囲での番組づくりで競合相手が更に外資系の有料コンテンツになっても対策出来ないのでしょう。
ハッキリ言えば拘る箇所が違うので見る側に価値がないのかもしれません。
似た問題はネットの配信ニュースと言うか話題にもあってコタツ記事でも良いから安く抑えるのと同時に見ている暇のない人に情報提供しています。
社会的に無理して来たのですが、現実問題拘る所を間違えていてはなかなか本質に辿り着けません。
お手軽な状況に限界が来ているのにそれから脱出出来ないような相関関係のテレビ業界は寂れていくしかないような斜陽状況です。