フジテレビ幹部、旧ジャニーズへの「忖度」の現実指摘「便宜は通常の商取引」 事務所とは「一線を引く必要」(デイリースポーツ)
過去の出来事を並べても忖度でなく通常の配慮だとすれば問題はより深刻です。
ジャニー喜多川氏だから忖度した。
他なら忖度しないで済む話ですよね。
忖度は他人の気持をおしはかることとあり、推し図ると言うのは相手の発言以上に気持ちを慮る行為なのです。
つまり通常の配慮なら相手がこう言うから聞いたとか、相手が出して来た文書等に対応した結果配慮があったと言うのです。
現実にジャニーズ事務所が何を言ったか公表されていません。
まして文書があるなら公開して終わりです。
しかしながら、公表されていない理由の一つに白波瀬氏が会見に臨席していないので聞けていないのでしょう。
公開質問状でも出すならまだ報道機関ぽい態度だったかもしれませんが、出席しろとの一点張りに叩く事しか感じられないのです。
事実の解明が優先しない理由なのでしょう。
おそらく、文書は残さず口頭で交渉していて言った言わないの話で終わるように端から仕組まれています。
つまり、過去の分かる話を並べても正確な録画や文書がないと証拠にはなりませんよね。
証拠のない証言だけで組み立てた話は自白の強要と変わらずそれで裁くのは危険です。
そうだとすれば、確実性を持たせるのはコンプライアンスを文書化して、以前は忖度したが止めますと改定するしかないです。
通常の取引配慮だとすれば変わらないのでしょうね。
規制するマニュアルもないのにやるやらないは経営幹部やその時のプロデューサーなどによる事で再発防止にはなりませんから。
フジテレビはNHKの紅白やTBSのレコ大のような選考や審査が全く必要がない立場でしたから、普通に取り扱ってもなんの影響もなかった事すらあるのでしょう。
テレビ東京でも同じで相手が出演してくれなくてもそれはそれでその程度話ですよね。
それなのに他局同様に配慮したとすればそれこそ横並びまたは業界一致の拘束でしかありませんよね。
騒げなかった理由は明白でおそらく以前ならクレームの電話が鳴り止まないとか、スポンサーの商品ボイコットとかなのでしょう。
相手に対する配慮よりも自社の都合やスポンサーへの配慮だったはずです。
それこそ刑事訴訟なら報道して民事訴訟だから控えたみたいな話かなかもしれませんね。
流石にこれを止めますは言えないし、損害が出てもどうにもなりませんから。