首相「日米首脳会談では議論なかった」…鉄鋼・アルミの「トランプ関税」日本の除外求める(読売新聞オンライン)
会談で詳細はなかったものの、抽象的に聞かれたのに仮定の話は答えないとかやった無能さですよね。
普通の商談なら、確実に何か聞き出すのに。
そして対策をするとか、予防策を打つのでしょう。
最近のネット流の愚行でマイナスにしか評価しないから、こんな事になったのに首相は反省していません。
普通に評価したら、センスが無いのです。
だって一度目の大統領時代にして来た事は分かっていますよね。
やるとしたら、それも考慮に入れるのが普通のフィクサー的な発想ですから。
また、経済産業省に起きそうな事とその対策を考察させて悪い方には行かせないのもリーダーシップです。
仕方ないのは師匠が田中角栄氏でどちらかと言うと市場経済の申し子でした。
その意味では伸びたし、また日本は強くなりました。
ところが、インフレもあって福田派がその後処理をし、のちの小泉、安倍と繋がる最大派閥が誕生しました。
また、問題が大きい中に国家の事業を民営化してその為に国家が他に稼げない状況になりました。
中曽根氏、小泉純一郎氏などがその大きな流れでした。
こんな事を書くのは失礼ですが、実際のところ過去に上手く行えた首相自体が少ないし、副作用がなかった例は更に無いに等しいのです。
だから、言うのではないのですが、確実にマスコミは批判だけでなく、その方向性をきちんと検証して責任ある方針を提言するべきでした。
市場経済に任せたのは失敗した面もあるのでしょう。
特に企業の内部留保が問題ですが、個人でも投資でなくて貯蓄思考なのも悪化させました。
個人国債にしても買われ易く結果として膨れ上がったようにも思います。
アメリカとの付き合い方にしてもアメリカへの投資を言いながら責任は民間だと言い切る辺りにこの人の下手さが見透かされます。
そこはお願いして到達するように仕向けるのが米国大統領にモテる人になれるかなのに残念です。
個々の問題までどうにか出来なくても雰囲気を大事にしないなら、7月頃の参議院選挙は勝てないのかと思います。
所詮、山陽山陰の方々で日本のトップを長い事やっている事に限界なのかとも思っています。
大半の人口の多い地域から選出されていたら、再開発計画や合理化計画で低コストな街づくりを企画するみたいに政府の合理化が出せたと思います。
共和党の荒ぶりに日本だとこうなれない、またこうならないような常識的な論理、発想なんですよね。
全てに気遣いするなのは無理にしても一定の路線を築いてきたなら、もう少し上手く立ち回るのに。