おそらく、アメリカの本当の意味での理解者は少ないのが現状でしょう。
イスラエル問題を抱えるアメリカ大統領に会いたいと言えるのか難しい話です。
会えばその話やウクライナの話は欧州の国なら避けて通れない、しかもプーチン大統領と停戦合意でウクライナは下手すれば領土を失います。
イギリスは会うだろうし、カナダやオーストラリアも会いたいだろう。
ところがヨーロッパは会って話題になるのはアメリカとの障壁、例えばGAFAの独占禁止の件とか。
中国が会いに行って関税や貿易障壁を作らせない事も出来ないのでしょうね。
誰が会って得するのでしょうか?
プーチン大統領?それともネタニヤフ首相?彼等も下手すれば戦争を止められ、国内説明に躍起になるしかないのでしょう。
トランプ大統領は戦争で税金を使うのも嫌な人のようですから。
安倍氏個人とは親密だったとしてもやる事はやって来ましたよね。
鉄鋼、アルミの関税は殆どの国に加税されましたから。
米軍基地の思い遣り予算の増額を言ってきていました。
つまり、単にゴルフのパートナーなだけで日本に得はないどころか苦労させられていましたよね。
よく分からないのですが、石破首相は会いに行ってどうしたいのでしょうか?
北朝鮮の件だってトランプ大統領の気分次第で金正恩総書記に会うとか言い出す人を止められる訳ではありませんよね。
一方、記者団からトランプ氏が防衛費の増額などを求めてきた場合の対応を問われ「負担をどうしていくべきかは、金銭的、能力的な問題に加え、オペレーションをどうしていくかということもある。金額だけではなく、装備面や運用面などいろいろな観点から日米同盟の強化に向けて精力的に議論していきたい」と述べました。
日米地位協定なんて無理な話と言うのが伝わってきます。
ましてアジア版NATOとかも。
総裁選とその後では話が変化してしまうと言うのが既にバレてます。
会って貰えても相手の土俵で転がされるのが見えているようです。
それに台湾有事の際にアメリカの参戦と言うか日本もそれなりに貢献させられるのかと心配です。
話したい事はあっても話せない、反対に相手からは要求が多い、それで会いに行くメリットって無いかデメリットだらけです。
それなのに会うのを優先したがるマスコミが何を考えているのかと不思議です。