EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

石手寺・伊佐爾波神社・葵苔・坊ちゃんカラクリ時計

2017年04月24日 | 伊予松山歴史散策

昨日(4月23日)、広島県福山市から松山市に観光に来られたご夫婦を石手寺にご案内した。

一昨日、瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)で松山入り、松山城と城下町を散策され、昨日は、四国88ヶ所第51番札所石手寺を案内希望された。初めての石手寺で是非お参りしたいとの事でした。

帰りに、日本三大八幡造りの伊佐爾波神社を案内し、奥様は、植物に興味を持っておられることを聞き、道後温泉老舗の旅館「ふなや」の庭園に珍しい苔があり、これを紹介し、最後は坊ちゃんカラクリ時計をご案内して終えました。

昨日は、快晴無風で、雲一つない天候で絶好の観光日和でした。

石手寺は、真言宗豊山派の古刹で、四国霊場51番札所。寺伝によれば聖武天皇の神亀5年(728)に勅宣によって、越智玉純が伽藍を創建したと言われている。

画像は、二王門で、昭和27年11月22日、指定の国宝である。松山市で一番古い建造物で鎌倉期の創建と言われている。

なお、二王門は、仁王門とも言われ、仏法の守護神である阿形と吽形の二王(金剛力士)像を左右に安置した門の事で、法隆寺では、仁王門と表記されているが、石手寺では二王門と呼んでいる。

本堂から見た境内の一部で、右が二王門、左は納経所。

石手寺の三重塔で、国宝・二王門をくぐった右手にそびえる。

高さ24,1mで、明治40年5月27日、国指定の重要文化財である。

石手寺の納経所で、本殿、大師堂を参拝し最後に納経所で、御朱印を頂き線香を焚き身を清め次の札所えと旅立つお遍路さん。

石手寺の裏山、山頂に立たれる空海、弘法大師さんの巨大立像。

高さ16m、弘法大師さんの身体は、所縁の地、中国西安を向き、お顔はインドの方向を向いて立たれている。

本堂裏手には、札所としては珍しい、「マントラ洞窟」があります。

マントラ洞窟は、金剛界と胎蔵界を表していることで、洞窟内は二手に分かれ道になっています。ここを通り抜けて山の裏側に出ることが出来ます。

「マントラ洞窟」を出ると石手寺の裏側に出ます。

一人白人系の外国人が散策されてました。

「マントラ洞窟」を出て左に行くと伊佐爾波神社に行きます。

石手寺の「マントラ洞窟」出て裏道で伊佐爾波神社をご案内した。

伊佐爾波神社の本殿は、日本三大八幡造りの社殿で、貴重な社、昭和31年6月28日、国指定の重要文化財です。

日本三大八幡造りは、宇佐八幡宮(大分県宇佐市)と石清水八幡宮(京都府八幡市)と松山市の伊佐爾波神社です。

当神社は、中世、湯築城伊豫守護の河野一族の鎮守として、藩政時代は八社八幡社の一番社として崇敬が厚かった。現社殿は、伊予松山藩第三代松平定長が江戸城における流鏑馬の成功を祈願し、その成就を感謝して建て替えたもので、寛文4年(1664)から3年の歳月を費やし竣工した。宮大工は、飛騨高山の名工が手掛けたといわれている。

祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。

 

次に、道後温泉の老舗旅館「ふなや」の庭園にある「葵苔」を案内した。

奥さんは植物に興味があるとの由、葵苔をご覧になり喜ばれた。

昭和41年4月、昭和天皇が発見され「葵苔」と命名された苔です。

葵苔の説明版が掲示されております。

最後に、道後温泉駅前にあるカラクリ時計をご案内して終了としました。

道後温泉駅前にある「坊っちゃんカラクリ時計」は、平成6年、道後温泉本館百周年を記念して作られました。

午前8時から午後10時まで、1時間ごと(季節によっては30分ごと)に道後温泉らしい音楽とともにせり上がり、小説「坊っちゃん」の登場キャラクターがみなさまを歓迎します。お隣には、道後温泉の源泉を使った「足湯」もあり、人気のスポットになっています。

天候に恵まれいい松山の旅が出来ましたと喜んで頂きました。

 

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