6月初めに、ビデオ映像をデジタル変換してHDDに取り込む作業が、ちょうどビデオテープ1000本分になりました、とご報告しました。
そして、なるべく早く、それをファイルメーカーのデータベースを通じてweb公開し、皆さんが映像も含めて検索できるようにしますと、申しあげましたが、この1ケ月ほどの中で、ずいぶん準備が進みました。
一つは、3年前から作っていたAdobe イラストレーターのデザイン画のうち4枚をHTML・CSSコーディング処理することにしたのです。これは、ここ最近急速に話題が増えてきた「クラウドソーシング」という仕組みにより可能になりました。
私は、3年前に、約半年ほどweb制作の基礎的なことを学習したことから、ごく最近まで、自分でHTML・CSSコーディング処理するつもりでいたのですが、実はデザインが結構細かいためコーディング作業の経験量が少ない私にとっては気が重いことで、これまで放置していました。
これから、ますます自分ではできないと考えていたところに、このクラウドソーシングという仕組みが現れたわけです。
ご存知のかたには「釈迦に説法」ですが、クラウドソーシングのいいところは、少量の外注作業でも引き受けてくださる方が多く登録していただいており、こちらも可能な予算でお願いできる点です。
私がweb制作の基礎的なこと知っていることもあって、仕事をしてくださる方とのやりとりも、ある程度スムーズにできています。
また、このクラウドソーシングの仕組みを利用したことで、ファイアストレージといった未体験のツールも利用することになり、ネット利用の経験がさらに積み上がるというメリットも味わっています。
というわけで、まもなく、このブログにもwebサイトのURLタブをつけることができると思います。
もう一つは、ファイルメーカーによるデータベース構築のブラッシュアップ作業です。昨年秋にデータベース入力作業を始めたものの、HDD化作業と並行しての入力作業が進まなかったのですが、パソコンを小型のものに買い替えて、出先での余裕時間を利用して作業ができるようにしたことから、少しデータ量がたまってきました。
この試合や番組のデータカードに、映像ファイルのファイルパスを埋め込む作業ができておらず、方法がわからないでいましたので、昨年からお世話になっている神戸在住のファイルメーカーの師匠に連絡し、3時間のweb講座をやっていただきました。これも便利なもので、スカイプとチームビューアというネット交信ツールで、居ながらにしてできてしまいます。
師匠によれば、データベースweb上に公開するといってもルーターの設定がうまくいくかどうかわからないので、保証の限りではないとのことでした。それでも、テストしてみなければ何とも前に進まないということです。おそらく、8月上旬頃には、「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」というwebサイトを通じてデータベースにアクセスしていただき、個別の映像も検索していただけるものと思っております。
そのあとに取り組む課題は、映像そのものをネット上で自由にみていただくための、映像使用許諾の問題です。一口に試合映像、番組映像といっても、それはすべて放送からの録画映像ですから、個人で楽しむ目的以外の利用ができない制約があります。
これをネット上で皆さんに自由に見ていただくには、どのようなハードルを超えればいいのか、これは、こういうことに慣れた専門会社にお願いすることになります。また、こういうwebサイトの価値を認めてくださって、スポンサーになっていただく方も探さなければなりません。
「夢追い人」の挑戦は、まだまだ終わりのない道のりのようです。また、経過ご報告しますので、お待ちください。
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