椅子に興味のある方なら、知らない人はいないのではないだろうか。 ジョージ・ナカシマのコノイドチェア。 初めて見た時のインパクトの強さ。一度見たら忘れれないフォルム。 まったくすごい椅子を考える人がいるもんだ。 名作椅子と呼ばれる椅子は数多くあるけれど、無垢の木だけで作った椅子で、これほどのオリジナリティを出しているのはすごい。 |
以前、この椅子にインスパイアされて、2本脚の椅子を作ってみたが、見事に強度不足で椅子としての機能を果たさなかった。
インスパイアというとカッコイイが、パクリってことになるかな?(笑)
で、その失敗した椅子は、ある方に座らないでというお約束で引きとっていただいた。(笑)
2本脚だと何がいいかというと、材料が少なくて済む。(笑)
ということは、手間も少ない。
材料も手間も少なければ、価格も安くなる。
はずだが、コノイドチェアのお値段は一脚20万円弱。
座面に一枚板を使用すると、さらに10万円ほどアップする。
椅子一脚に30万円ですよ。
まさに、これはデザイン力ですね。
で、これにインスパイアされて作ったのが、今回ホームページの新着情報に載せたサイド・テーブル。
これは、avexさんのスタジオで使用するもの。
納品は来年になりますが、今度はavexさんの本社で使っていただくことになっています。
本社の方には、まだ行ったことがないので、これまた楽しみです。(笑)
で、さらにインスパイアどころか、コノイドチェアを作っちゃうことに!!
美大生の方が、卒業製作で名作椅子を研究するということで、コノイドチェアのミニチュアを作成するお手伝いすることになりました。
ミニチュアということなので、それほど強度も気にしなくていいかなとは思いますが、なるべく本物ぽく(?)出来ればと思ってます。(笑)
ただ、コノイドチェアの図面がないので、寸法もだいたいでやるしかなく、どの程度のものが出来るのか、ちょっと楽しみでもあり不安なところ。
うまく出来たら、売っちゃおうかな?
ミニチュアということなので、半額の15万円で。
ウソです!(笑)
うまく出来たら、ブログにアップします。