
ピアノ型ティッシュ・ボックス、その後もいろいろご意見をいただき、フタはないのか?とか、譜面台はないのか?とか、鍵盤は押せないのか?とか、ペダルがないのか?とか、とか、とか・・・
それだけ、ご意見をいただけるってことは、皆さんこの作品に興味を持ってくれているんだなと感謝しているんですが・・・
僕はリアリティを追求した作品はつくる気はないんですよ。
だって、そういうのはジオラマとか、ミニチュアに作っている人に敵うわけないと思うからです。
そっくりに作るってすごいけど、それは技術力がすごいってことで、オリジナリティという意味ではすごくないですよね?つまり、コピーしてるだけだと思うんです。
今回作ったのは、ピアノ型のティッシュ・ボックスです。
一番大事なのはティッシュ・ボックスとしての機能が満たされているかだと思うんですよね。
いくらピアノそっくりに作っても、ティッシュ・ボックスとして役に立たなければ、なにもなりません。そして、価格とのバランスもあるんですよね。
例えば、音まで出ちゃうピアノ型のティッシュ・ボックスを作ったとしても、それがとても高価ならば、音が出る必要あるの?ってことになると思うんですよ。
だから、今回のピアノ型ティッシュボックスは、それほどリアリティは必要ないと思って作りました。
しかし・・・
リアリティは追及しないんですが、カッコ良さは追及します!
今一つさびしかったフロント。
やっぱり欲しいよな~
ということで、付けました!

ヤバくないですか!?
前より全然カッチョいい!!

木工をかじっている人ならわかると思うんですが、角度がつくと途端に加工が面倒になるんですよね。
ピアノのフタって、鍵盤にたいして直角だとカッコ悪い。倒れて、指挟まれそうだし(笑)
ここはやっぱり角度ついてないとダメなんですよ。カッコよくない。
しかも、一度組立てたモノを後から直すのも難しい。でも、カッコよくするために頑張りました!
僕、実は本物のピアノって、あまり見たことないんですよね。
で、アップライト・タイプのピアノの譜面台ってどこに付いているのかよくわからなかったんです(笑)
ネットで見ても、譜面台とフタの関係がよくわからない。
で、ウシさんに聞いてみたんですよ。彼女も音楽好きなんで、知っているかなって。
そしたら、「ウシは蹄だから、鍵盤は無理」って・・・
そんな答えは返ってこなくて(笑)
「今、楽器屋さんの前にいるから、見てくるね」って。
そんなうまい具合に、楽器屋の前にいるのか!?
で、彼女から送られてきた写真を参考に作ったわけです。
譜面台って、意外に長かったのね。
しかし、こんなカッコいいティッシュ・ボックス、他にはないんじゃない!?

ティッシュが前から出るのがおかしいという意見もありましたが(笑)
僕はティッシュ・ボックスとしては、なかなかのデザインだと思うんですけどね~
かなり高級なティッシュ・ボックスになってしまいましたが(笑)
最近は、一箱一万円のティッシュもあるんですから、このティッシュ・ボックスもきっと需要があるでしょう!
このティッシュ・ボックス、今のところ一つだけストックあります。
明日の中央林間手づくりマルシェに持って行きます!
ぜひ、実物をご覧いただければと思います。
って、天気が心配だよね~
もし延期になれば、これのお披露目は杜の市になります。
あっ、ちなみに廃ピアノはあのままです。
フタは取れちゃったと思ってください(笑)
http://www8.plala.or.jp/jucon