TVボードの制作は、そこそこ順調に進んでいて、今日は仮組みをしました。
甲板は幅370mm、ホワイトオークの一枚板を使用。
なかなかこれだけ幅のある材料はありません。うちの材料の中では一番のヤツ。
市販で売っているほとんどの家具は、50mm~150mmくらいの板を何枚も剥ぎ合わせているか、合板を使用しています。
幅が1mくらいある無垢の板だと、それだけで数万円~数十万円しちゃいます。
しかし、幅広の材料は加工が面倒くさい。
無垢の材料は最初、こんな感じなんですね。
この時点では幅が400mmくらいあります。
でも、このままでは反りもあるし、ねじれもあります。合板みたいにすぐに使えません。
これを均一の厚みの板にするのが大変なんですよ(笑)
ここからはイラストで解説です。
まずは、板はだいたいこんな感じに反っています。写真だと青く塗られている部分、木口と言って年輪のあるところです。
これを何も考えずに、均一の厚みにしようとすると・・・
赤い部分を削り取ってしまわなければいけないので、こんなに薄くなっちゃう。
じゃあ、どうするの?
この場合、一度、板を半分に切っちゃいます。幅200mmの板を2枚作る感じ。
半分にした板は、それぞれの反りの具合が減るので、削る部分がだいぶ減ります。
そして、半分にした板を、また貼り合わせて一枚の板に戻します。
ね、面倒くさいでしょう~(笑)
中には、ほとんど反りがなくて、そのまま使える場合もありますが、うちの場合ホワイトオークの節あり、割れありっていう、材料界では優等生じゃないヤツが集まって来ているので、そういうヤツらの中に素直なヤツはまずいません。人間と一緒だな(笑)
でも、そういう個性的なヤツらが、仕上がった時にいい味を出すんですよ!
この後、塗装して本組み。
塗装をすると、きっといい感じに木目が浮き出てくれると思います。
もうしばらくは寒そうなので、本組みはもう少し温度が上がって、ボンドが使えそうになったらにします。それでも来週中には完成かな~
http://www8.plala.or.jp/jucon
甲板は幅370mm、ホワイトオークの一枚板を使用。
なかなかこれだけ幅のある材料はありません。うちの材料の中では一番のヤツ。
市販で売っているほとんどの家具は、50mm~150mmくらいの板を何枚も剥ぎ合わせているか、合板を使用しています。
幅が1mくらいある無垢の板だと、それだけで数万円~数十万円しちゃいます。
しかし、幅広の材料は加工が面倒くさい。
無垢の材料は最初、こんな感じなんですね。
この時点では幅が400mmくらいあります。
でも、このままでは反りもあるし、ねじれもあります。合板みたいにすぐに使えません。
これを均一の厚みの板にするのが大変なんですよ(笑)
ここからはイラストで解説です。
まずは、板はだいたいこんな感じに反っています。写真だと青く塗られている部分、木口と言って年輪のあるところです。
これを何も考えずに、均一の厚みにしようとすると・・・
赤い部分を削り取ってしまわなければいけないので、こんなに薄くなっちゃう。
じゃあ、どうするの?
この場合、一度、板を半分に切っちゃいます。幅200mmの板を2枚作る感じ。
半分にした板は、それぞれの反りの具合が減るので、削る部分がだいぶ減ります。
そして、半分にした板を、また貼り合わせて一枚の板に戻します。
ね、面倒くさいでしょう~(笑)
中には、ほとんど反りがなくて、そのまま使える場合もありますが、うちの場合ホワイトオークの節あり、割れありっていう、材料界では優等生じゃないヤツが集まって来ているので、そういうヤツらの中に素直なヤツはまずいません。人間と一緒だな(笑)
でも、そういう個性的なヤツらが、仕上がった時にいい味を出すんですよ!
この後、塗装して本組み。
塗装をすると、きっといい感じに木目が浮き出てくれると思います。
もうしばらくは寒そうなので、本組みはもう少し温度が上がって、ボンドが使えそうになったらにします。それでも来週中には完成かな~
http://www8.plala.or.jp/jucon